大阪府積替施設のアスベストは検出下限値未満(総繊維濃度は1.8本/リットル) アスベストのものさし

検出下限値は0.11本/リットルだそうです。
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電子顕微鏡による確認の結果は「検出せず」

http://www.pref.osaka.jp/shigenjunkan/haikibutukouikishori/tumikae_shiken.html
「電子顕微鏡によるアスベストの確認を行った結果、クリソタイル、アモサイトなど、いずれのアスベストも「検出せず(N.D.)」という結果になっています。」

総繊維数1.8本/リットルについての説明
「積替施設事業場内の測定結果が総繊維数で1.8本/リットルという、1本/リットルを超える測定結果となっていますが、これは、ロックウールやグラスウールなどのアスベスト以外の繊維や繊維状のほこりなども含むものであり、実際のアスベスト大気環境濃度は、これよりももっと低いものと考えられること、府の処理指針で定めた基準(10本/リットル)を十分に下回っていることが確認できたことから、大阪府では、大阪市の舞洲工場において焼却処理を行うことについて、アスベストに関する問題はないと判断したものです。」

比較表にあてはめると

1000.00本/リットル ← この環境下で25年間働いた場合に肺がん発症リスクが2倍
  10.00本/リットル ← 環境省が設定している敷地境界基準値
   2.04本/リットル ← 平成21年度・静岡県の一般環境中での最大濃度
   1.45本/リットル ← 昭和61年度・江東区の一般環境中
   0.58本/リットル ← 平成18年度・長野県の一般環境中での最大濃度
   0.34本/リットル ← 平成22年度・長野県の一般環境中での最大濃度
   0.22本/リットル ← 平成21年度・さいたま市の一般環境中での最大濃度
   0.11本/リットル未満 ← 大阪府の積替施設

この結果をwasab6さんがツイートされていました

黄男366 @wasab6

12/5 大阪府HP 電子顕微鏡によるアスベスト繊維本数 測定結果←すべて N.D http://t.co/B2UA2b9P

2012-12-05 17:53:55

電子顕微鏡による確認が行われる前のまとめ

まとめ 大阪府の総繊維濃度1.8本/リットルは一般環境中にも存在するレベル。アスベストのものさし 世界保健機関(WHO)の「環境保健クライテリア」では「世界の都市部の一般環境中の石綿濃度は1本~10本/リットル程度でありこの程度であれば、健康リスクは検出できないほど低い」とされています。 3224 pv 16 2 users 1