東方ツイノベまとめ

@yandereguage が書いた東方を題材にしたツイノベまとめ
東方 二次創作 Twitter小説 ツイノベ
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げーじ(ずんだ/メイス) @yanderemeirin
ルールは二つ。 ・直接、キャラの名前を出さない。 ・タグの後には地名、場所に明確な地名がないなら「幻想郷」で統一。
げーじ(ずんだ/メイス) @yanderemeirin
続きモノは地名を同色で色付けしていくという方針で。
@yandereguage
彼岸花が咲き誇る道。疲れきった表情の男がいた。「自殺かい?」男が振り向くと死神が居た。「もう、仕事に疲れたんだ」「アンタは真面目さね」「え?」「――まあどっちにするにしても送ってやるから、生きるも死ぬも好きにするがいいさ」そう言って死神は昼寝を始めた。 #twnovel 再思の道
@yandereguage
「あ、れ」気がつくと街道に居た。辺りを見回すとそこは縁日のようで、街道は幽霊や人間で賑わっていた。そこに居る者達は皆楽しそうだ。最後に祭に来たのはいつだったか。「来てたのかい」先程出逢った死神が声をかけてきた。「この先は三途の川、楽しんで行くんさね」 #twnovel 中有の道
@yandereguage
「ここで釣れるって言われている巨大魚の話、知ってるかい?」よくこの湖に来る釣人が尋ねてきた。ふむ、と一呼吸置いてから門番が答える。「新月の夜に釣れる言われている……」「今度釣りに来るんさ」釣人は笑いながら言った。「逆に釣られて食べられてしまわないように」 #twnovel 霧の湖
@yandereguage
草木も眠る丑三刻。館の方は静かだった。騒ぎの元凶である館の主の吸血鬼が留守なのだ。「こうも静かだと眠くなります」と門番が伸びをしながら言った。湖面には三日月が映っている。湖から巨大魚が跳ね出したのを見て「相変わらず大きいですねえ」門番は打撃を入れた。 #twnovel 霧の湖
げーじ(ずんだ/メイス) @yanderemeirin
早朝、霧で満ちた湖の畔を歩く影があった 。日傘を差し、幼い姿の吸血鬼を抱えた侍女だ。吸血鬼は静かに寝息を立てており、侍女はそれを見て微笑をこぼす。そうしていると館の正門に着く。「――貴女なにやってんの?」そこには水浸しになって倒れている門番の姿があった。 #twnovel 霧の湖
@yandereguage
辺り一面の鈴蘭畑。赤ん坊を抱いた母親の姿があった。「ごめんね、ごめんね」母親は涙を流しながら赤ん坊に言う。赤ん坊は不思議そうに母親の顔を見上げている。「悲しむ必要はないわ」「えっ」母親が振り返ると人形が浮いていた。親子は眠るように鈴蘭の花畑に沈んだ。 #twnovel 無名の丘
@yandereguage
辺りに響くのは賑やかな声。宴会だ。「物足りないねぇ」杯片手に山の四天王と謳われた鬼が言った。閉ざされたこの場所は鬼達の楽園。しかし閉ざされてるが故か変化がない。「それが楽園ってヤツなのかね」一気に杯を呷り、招かれざる来客でも来ないものか、と思うのだった。 #twnovel 旧都
@yandereguage
遠く聞こえるのは祭囃子。夜空に咲くのは花火の大輪。私の前には大好きな怨敵。あいつに祭は誘われた。でも行けないや、ごめん。ただこっちの方が私に合ってる気がするし。祭よりも血祭り。どっちが上げられるかなんて知ったこっちゃあ無い。私は嬉々として飛び掛った。 #twnovel 迷いの竹林
@yandereguage
薄暗い森の中、川の水面で厄神が舞を舞う。厄神の辺りは目に見えるほどの厄で満ちている。厄神は舞を舞う。川を人形が浮かび、流れていく。厄神はただただ舞い続ける。人々の厄を祓うために。 #twnovel 妖怪の山
@yandereguage
花畑で少年が花を摘んでいた。その動作は荒い。少年の動作は不意に止められる。日傘を差した妖怪に腕を掴まれていたのだ。「何故そういう事してるの?」言いながら妖怪は少年を投げ、睨み付ける。「里の子にあげようと思って」妖怪は目を伏せ言う。「なら優しく摘むべきよ」 #twnovel 幻想郷
げーじ(ずんだ/メイス) @yanderemeirin
夜の神社、巫女と吸血鬼の二人が酒を飲み交わしていた。縁側から見上げる月は満月だ。「ふふっ」吸血鬼が笑った。「何笑ってるのアンタ」「少しは変わったな、と思って」空になった杯を玩びつつ吸血鬼は言う。「昔より月日が長く感じるもの。貴女達のおかげでね」 #twnovel 博麗神社
げーじ(ずんだ/メイス) @yanderemeirin
「あはは、おっと」沼で妖精が蛙を凍らせお手玉にして遊んでいた。妖精の背後、沼の水面が盛り上がり妖怪蛙が現れ妖精を呑みこもうとする。「!」妖精は咄嗟に飛んで空へ逃げた。「ばーかばーか、また呑まれてやるもんか!」そう言い、手に持った凍った蛙を投げつけ逃げた。 #twnovel 幻想郷
げーじ(ずんだ/メイス) @yanderemeirin
「いやあ本当に助かります」老婆を背負った青年が言った。「気にしないで」その隣を歩く自警団の娘が答える。竹林の奥にある屋敷へ向かっているのだ。「そういえば自警団といっても普段は別はなにやってるんだい?」「――私はただの健康マニアの焼き鳥屋だ」 #twnovel 迷いの竹林
げーじ(ずんだ/メイス) @yanderemeirin
「今日も楽しい授業の時間だ」「「えぇー」」生徒達の抗議の声を先生は無視し続ける。「で、早速だが期限の書き取りの宿題の提出からだ」「ぁ……」教室の前に居た少年の顔が蒼白になる。「忘れたの?」少年は頷く。一瞬の間が開き、教室に頭突きの快音が響いた。 #twnovel 人里
げーじ(ずんだ/メイス) @yanderemeirin
川岸に男が流れ着いていた。「おやおや珍しいね、こんな所に人が居るなんて」河童が男を見下ろして言った。「あー、生きてるのか」河童は男の脈などを確認していった。「まあ人間と河童は盟友って訳だし、助けても良いんだけど……」河童が引いても男は動かなかった。 #twnovel 妖怪の山
げーじ(ずんだ/メイス) @yanderemeirin
「ああ、どいつもこいつも妬ましいわね」風穴の底、旧都と地上を結ぶ橋の上で欄干に寄りかかった橋姫がそう呟いた。橋姫の視線の先にあるのは旧都。そこから聞こえてくるのは祭囃子と妖怪達の騒ぎ声。
げーじ(ずんだ/メイス) @yanderemeirin
「毎日毎日、本当に楽しそうじゃないの」旧都は地上で忌み嫌われ妖怪達が集まった楽園、そこは毎日が祭のような場所なのだ。「相当腐ってるな、相変わらず」
げーじ(ずんだ/メイス) @yanderemeirin
そう言いつつ橋姫に声を掛けてきた者がいた。杯を持った長身の鬼だ。「何? “山の四天王”様が私程度に用でもあるの?」橋姫は鬼に対して半目でそう返した。
げーじ(ずんだ/メイス) @yanderemeirin
「いやなに、ふらついてたついでに来ただけさ。お前の一緒に呑むか?」と鬼は旧都の方向を指差す。「ふん。呑むわけないじゃない。私はあんた達みたいに酔って騒いでられないの。それとも何、ここから離れられずに独り寂しく居る私に対する自慢なの? ああ、妬ましいわね」
げーじ(ずんだ/メイス) @yanderemeirin
「――はははははっ」それを聞いた鬼は、突然腹を抱えて笑い出した。その反応に対して橋姫は鬼を睨みながら言った。「今のがそんなに面白い?」右手を左右に振って「ははは、違う違う、お前は真面目だなぁと思って」「はぁ? 何言ってるの?」橋姫は呆れ顔でそう返す。
げーじ(ずんだ/メイス) @yanderemeirin
「いつも文句言いながらも橋守として皆を見守ってくれてるじゃないか。ホントお前は真面目でいい奴だ」その言葉に橋姫は戸惑い顔を赤くする。「振らた事だしもう行く」鬼は旧都へ戻っていく。「そ、相当おめでたい勘違いね、そんなことが出来るあんたが妬ましいわ!」 #twnovel 旧都

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