#RTしたフォロワーさんを自分の世界観でキャラ化@Nada1985

フォロワーさんをなだ世界化!まとめ
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@Nada1985

うーん。とても複雑な事になりそうな予感がする。 #リプしたフォロワーさんを自分の世界観でキャラ化 

2012-12-19 23:02:01
@Nada1985

@_mooncalf 赤い月が綺麗な夜の世界。あれはオーロラだろうか、それとも不知火だろうか。森際と水辺が溶け合う水平線の闇にゆらめく柔らかくて、でもはっきりとした光。朝焼けの焔がのぼる頃、赤かった月は白く青ざめながら空の中に消えていく。

2012-12-19 23:18:20
@Nada1985

@shoe201 石畳の街を抜けて、小径(こみち)に至る。踏み固められた地面に芽を出す草。誰かが脱ぎ捨てていった片方だけの靴。なだらかに傾斜する坂道の先には、風を誘う木立が一つ。その傾斜の先にはただ、空がある。その向こう側には何があるのだろう。答えを見たければ、まずはあの一番上へ

2012-12-19 23:22:33
@Nada1985

@hana_26ch 迷子の雪が踊りながら降ってきた。春の陽気を、楽しそうに舞い踊る。桜の花とステップを踏んで、緑の草の木陰でターン。大地に落ちるその前に、雪は空へと舞い上がる。桜の花びら引き連れて、常春の風と共に去っていく。次の春に、また会いましょう。と。

2012-12-19 23:27:37
@Nada1985

@gedoubeam 何処か遠い街のとある書斎。帳簿をめくる音がする。ペンが走る音がする。いちまいにまい、何を数えているのだろう。紙の上には計算式、静かに、愉しそうに等号(=)が書き連ねられていく。何処までも、何処までも形を変え続ける数式。彼は最後の解を、どんな風に締めるのだろう

2012-12-19 23:39:16
@Nada1985

@uni_villageplan 街並みに浮かぶ、水彩スケッチ。透明な色彩の雨粒がぽとり、誰かの手の平で弾けて落ちた。落ちた傍から、ふわりふわりと芽を出した。風の絵筆と雲のパレット。街から街へ、村から村へ。気ままな旅人の足跡は、大地を繋ぐキャンパスノート。

2012-12-19 23:47:01
@Nada1985

@kairi_asa ディープグリーンのベルベット、きらきら野苺。一つ摘んでポケットへどうぞ。いつまでもみずみずしいベリーの宝石。大事に家に持って帰って、植木鉢の上に飾りましょう。夜の帳が明けたなら、明日はお部屋がベリーの野原。貴方のベッドも、野苺の香り。

2012-12-19 23:52:48
@Nada1985

@so98396853 ちくたく、針を追い駆ける時計兎さん。「捕まらないよ、捕まらないよ、今は12時、お嬢さん。1時で待ち伏せしてご覧なさい」1時の場所で針が来るのを待ちました。ちくたく、ちくたく、針は私を通り越し、いつの間にか1時過ぎで笑ってる。ねえ、時計兎さん、今何時?

2012-12-20 00:02:00
@Nada1985

@seedleaf1127 四葉の花を知りませんか?春に揺れていた緑の花です。綿毛の尻尾と団栗(どんぐり)お目め、秋色栗鼠さん教えて下さい。紅葉の絨毯、毬栗暖炉。これがあの日の四葉の花です。秋の樹(いつき)が、あの日の花です。明日には実を落とすでしょう。春には四葉が咲くでしょう。

2012-12-20 00:25:22
@Nada1985

@kouko1212 ふんわり暖かな雪の巣に、卵色の雛が一羽。雪に抱かれて眠っています。深々と降る温もりの名前は、優しさでしょうか。それは真白(ましろ)な季節の事です。雪の夢から覚めた雛は、足音残さず次の巣へと渡るのでしょう。後には雪の六花のような、柔らかな羽根が落ちていました。

2012-12-20 00:34:51
@Nada1985

@marutai20000 貴方はだぁれ?からくりピエロ。おどけて道化のからくりピエロ。そのからくりは、誰が作ったからくりかしら。笑顔を作るからくりかしら。ブリキのかかし?ゼペットの木彫り人形?貴方が欲しいのは心なのかしら。それとも命が欲しいのかしら。教えてご覧、からくりピエロ。

2012-12-20 00:42:05
@Nada1985

@motonoris ある登山家が言いました。「そこに山があるからだ」と。ある人が言いました。「そこにまだ何もないからだ」と。登山家はそれを聞いて言いました。「何もなければ登る事はできない」と。ある人はそれを聞いて言いました。「何もないから作る事ができるのだ」と。

2012-12-20 00:46:34
@Nada1985

@mumumoja 三日月をくわえて黒猫が行く。その黒猫を夜空が追い駆けて行く。お待ちなさい、黒猫さん。月明かりがなくては迷ってしまう。夜空がくるくる、地球の周りを回り出す。黒猫の足音は夜の訪れ。三日月のカンテラを掲げながら、今日も何処かで黒猫が夜を引き連れ駆けて行く。

2012-12-20 00:55:12
@Nada1985

@silver_25_ ある所に名なしの人形がおりました。誰もその人形を誰が作ったか、誰に贈られたものなのか知りませんでした。ある時、一人の作家が名なしの人形を絵本にしました。作家は、人形に決して名前を付けませんでした。何故なら。そうすれば、読者の数だけ人形に名前ができるからです

2012-12-20 01:05:17
@Nada1985

@fuulaibo 潮風に吹かれて煙が一筋。海辺に佇む小さな鍛冶工房。お下げの少女が星の欠片に火を入れる。とんとん、かん。鉄火が散り咲く星の屑。煤けた手袋も星の色。やがて夜になったなら、煙は小さな支流になって天の川に注ぐでしょう。ほとりの星打ち少女は今日も、槌を片手に一仕事。

2012-12-20 14:59:36
@Nada1985

@sung_rose 紅茶を汲んだ陶器の花瓶に、砂糖の苗を浮かべましょう。紅茶を吸い上げ蕾が開く、甘い琥珀の砂糖花。お菓子の種を回りに植えて、明日の3時に収穫しましょう。夜の帳を集めて縫った、ティー・コージーも忘れずに。砂時計を枕元に置いて、今日はお休み、マドモアゼル。

2012-12-20 15:14:26
@Nada1985

@kokoara_J 白地図の上をインクが歩く。羽ペンに乗ってやって来た悪戯インク。落ちた場所から滲んでじわり、紙に潜って顔出して、文字か模様か気侭なインク。斑鳩の翼を広げたようなモノクロ地図に、時間という名の色重ね。じきにセピアに馴染む頃には、世界を染め抜く、紙一面に。

2012-12-20 17:17:30