「他者のポジティブさを見習う」ということ

もちだ @mochida_ky

「他者に期待する」も「他者のポジティブさを見習う」も根っこは同じで、要は自分の意にそぐわない結果になれば「そう思った私がバカだった。でもそれはあなたのせい」と他者に原因をなすりつける担保にしたいだけなんだよね。

もちだ @mochida_ky

「他者のポジティブさを見習う」ことは「この人のようにポジティブになりたい」というよりも、自分のネガティブな面を見ずに、自分にはない他者のポジティブな面ばかりを見ることで自分がポジティブであろうとするから、他者のネガティブな面を見ると途端に許せなくなる。

もちだ @mochida_ky

自分のネガティブな面を見たくないから、「他者のポジティブさを見習う」という言葉にかこつけて、他者のポジティブな面を利用して、「自分はネガティブではなくポジティブである」とそう思いたいだけ。

もちだ @mochida_ky

「他者のポジティブさを見習う」ということは、要は自分のネガティブな面を見なくないからそれを他者のポジティブな面で覆い隠したいだけ。でも他者にも確かにあるネガティブな面を目の当たりにした時、自分のネガティブな面がより色濃く表出してくるから、それを感情の発露でごまかす。

もちだ @mochida_ky

ポジティブであるということは、ただ単に「前向きな考え方」ではないわけだよ。それは「他者のポジティブさを見習う」ことで陥りやすい発想なんだろうな。どこかで自分のネガティブな面を受け入れていないと、少なくともポジティブにはなれないと思うのである。要は二つのバランスの問題なんだよ。

もちだ @mochida_ky

ポジティブである事を単なる「前向きな考え方」と捉える人の中には、他者の前で楽しそうにしている事がそのままその人の全人格に直結していると考えてしまう。「この人にネガティブな発想はない」と。それは自分の心が不安定であればあるほどある種の救いとしてそう思わざるを得ない人もいるだろうと。