副赤@ATOR86氏の作品評論と篠山半太@SHINOYAMA_Hanta氏の反応 まとめ

たまたま目にしたのでまとめてみました。
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評論

副赤@9/24 ぱんあ43 C-20 @ATOR86

「がでがで」読み直してましたが個人的に違和感感じた事をぐだぐだと。下っ端の視点ですし「読み易くしたんだ」と言われればそれまでなんですが、それでもなんか違和感あるので。参考程度に読んで貰えれば幸い。

2012-12-18 22:23:36
副赤@9/24 ぱんあ43 C-20 @ATOR86

まず繭川と篠山(作中の人物です。念の為)イラク派遣の際の一幕。

2012-12-18 22:26:00
副赤@9/24 ぱんあ43 C-20 @ATOR86

「攻撃を受ける可能性のある地域」を行動している筈の小隊ですが、小隊の掌握下にある部隊の呼称が「分隊」ではなく「班」とされています。

2012-12-18 22:35:43
副赤@9/24 ぱんあ43 C-20 @ATOR86

日常生活では小隊の掌握下にある集団を「班」と呼称しますが、戦闘が生起する可能性のある場合、その集団は「分隊」と呼称するのが通常です。「班」という呼称も存在しますが、それは「分隊」を更に細分化した2〜5人の集団を意味します。

2012-12-18 22:39:25
副赤@9/24 ぱんあ43 C-20 @ATOR86

例外として「戦闘行動中の分隊単位の集団」を「班」と呼称する場合もあります。…新隊員教育の時です。「第1班!爾後の前進は各個前進!」とか。そんな感じ。

2012-12-18 22:44:03
副赤@9/24 ぱんあ43 C-20 @ATOR86

次に敵勢力からの攻撃を受け、繭川が発砲を命令する時。「射撃用意!」と発声してますが、敵の脅威が近迫している状況で「射撃用意」なんて号令普通かけません。そんなチンタラやってたら射殺されるからです。

2012-12-18 22:49:20
副赤@9/24 ぱんあ43 C-20 @ATOR86

「射撃用意」の号令が掛かるのは自分達の防御陣地に敵勢力が接近している時等、射撃のタイミングを統制して敵を一網打尽にする際に限定されます。この場合「目標、敵散兵!各個に撃て!」と発声するのが妥当だと感じます。

2012-12-18 22:55:49
副赤@9/24 ぱんあ43 C-20 @ATOR86

ちなみに、撃ち始める際に必ず「射撃用意!」の号令がかかる場面があります。…新隊員教育隊で突撃の訓練をする時です。

2012-12-18 22:59:16
副赤@9/24 ぱんあ43 C-20 @ATOR86

あ、ちなみに今私がツイートしてる内容は柳内たくみさん著「ゲート 自衛隊彼の地にて斯く戦えり」にて描写されている事と概ね同じレベルの話ですので情報漏洩の心配は無用でございます。

2012-12-18 23:05:18
副赤@9/24 ぱんあ43 C-20 @ATOR86

さて、次に繭川小隊に割り振られた無線符号と車輌番号の表現について。当初から違和感を感じていたと言ってた部分です。

2012-12-18 23:13:02
副赤@9/24 ぱんあ43 C-20 @ATOR86

えーと、無線符号については土壇場で流石にまずかろうと判断したので割愛します。個人的に一番違和感を覚えてる部分なので是非書いておきたかったのですが…残念。

2012-12-18 23:33:35
副赤@9/24 ぱんあ43 C-20 @ATOR86

大丈夫だと判断されたら改めてツイートするかもしれません。とりあえず同じ小隊内で05、06、07のように異なる数字を使う事は普通ありえない、とだけ言っておきます。

2012-12-18 23:36:53
副赤@9/24 ぱんあ43 C-20 @ATOR86

次に装備、戦闘についての違和感。主人公達は64式小銃や9ミリ拳銃をメインとして使っています。62式軽機関銃や迫撃砲も出て来ますが、ここで私が気になったのは「64式以外の火器の描写が酷く雑かそもそも存在していない」という点です

2012-12-18 23:45:03
副赤@9/24 ぱんあ43 C-20 @ATOR86

64式については引き金の引き具合や照準要領まで詳細に書いてあるのに機関銃、迫については「撃ってますよー」程度の状況説明のみ。そして何より違和感を感じるのは「対機甲戦力」が一切登場しない点です。

2012-12-19 00:03:38
副赤@9/24 ぱんあ43 C-20 @ATOR86

通常普通科小銃小隊には84mm無反動砲、110mm個人携帯対戦車弾、01式軽対戦車誘導弾等、歩兵が戦車や装甲車を単独で撃破できる装備が必ず配備されています。

2012-12-19 00:12:08
副赤@9/24 ぱんあ43 C-20 @ATOR86

これらはほぼ確実に普通科の戦闘行動において携帯されます。小銃手にとっては小銃に次ぐお友達です。しかしながら作中にはこのお友達の活躍シーンは一切登場しません。

2012-12-19 00:20:25
副赤@9/24 ぱんあ43 C-20 @ATOR86

また陣地防御において非常に重要な要素である「FPL」(突撃破砕線)の描写が存在しないのも不思議です。

2012-12-19 00:23:27
副赤@9/24 ぱんあ43 C-20 @ATOR86

時間が時間なので今日はここまで。もう少し早く取り組めれば良かったのですが。残りはまた明日にでも。

2012-12-19 00:29:54
副赤@9/24 ぱんあ43 C-20 @ATOR86

昨日はFPL(突撃破砕線)の存在がない事への疑問で終わってたのでまずはそこから。

2012-12-19 11:38:46
副赤@9/24 ぱんあ43 C-20 @ATOR86

FPLとは陣地防御を行う際に設置される射撃線の事です。通常は鉄条網や地雷源との組み合わせで敵の「真横から」「一直線に」射撃して敵を効果的に撃破する為のラインで、それらの障害資材が無くても機関銃が存在するならば必ず設置される筈の要素です。

2012-12-19 11:46:20
副赤@9/24 ぱんあ43 C-20 @ATOR86

しかしながら作中においては機関銃は適当に配置され、適当に敵を狙って射撃している印象しかありません。特に自衛隊の軽火器小隊にとって機関銃は貴重な大火力であり、これをどこに設置するかは防御戦闘を行う上で非常に重要な要素なのですが…。

2012-12-19 12:01:16
副赤@9/24 ぱんあ43 C-20 @ATOR86

最後に全般を通した違和感を。ここまで述べて来た違和感を踏まえてみると、篠山さんの書いた「がでがで」の内容は、少なくとも自衛隊の描写についてはどう贔屓目に見ても新隊員前期教育課程程度、または一般公募予備自の訓練程度のものでしかありません。

2012-12-19 12:12:43
副赤@9/24 ぱんあ43 C-20 @ATOR86

当初この疑問に当たった時、私は「情報保全の為にわざと新隊員レベルまで情報を落としたのか」とも考えました。しかしながらツイッターで篠山半太本人と言葉を交わしてその自己顕示欲の強さを目の当たりにして、考えを変えざるを得ませんでした。

2012-12-19 12:17:51
副赤@9/24 ぱんあ43 C-20 @ATOR86

そも作中において「ストーリー進行上必要とも思えない英文をいちいち入れて来る」「全く馴染みもなく、作中に伏線すら無かったアイヌ語が突然挿入される」…

2012-12-19 12:30:11
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