2012年12月22日

茂木健一郎(@kenichiromogi)さんの連続ツイート第812回「人類、滅亡!」

脳科学者・茂木健一郎さんの12月22日の連続ツイート。 本日は、機能にちなんで、随想系ツイートです!
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茂木健一郎 @kenichiromogi

しゅりんくっ! ぷれいりーどっぐくん、おはよう!

2012-12-22 06:10:57
茂木健一郎 @kenichiromogi

連続ツイート第812回をお送りします。文章は、その場で即興で書いています。本日は、昨日にちなんだ、随想系ツイートです!

2012-12-22 08:16:22
茂木健一郎 @kenichiromogi

じめ(1)昨日、Shellyやスプツニ子とやっているデザインの番組(http://t.co/in37oOHd) の収録の前に雑談をしていたら「そういえば今日は人類滅亡の日だったんだ!」と誰ともなしに言い出した。「そういえば」というのも何だけれども、例のマヤ暦である。

2012-12-22 08:18:54
茂木健一郎 @kenichiromogi

じめ(2)「ああ、そうですね、今日がマヤ暦で人類最後の日なんですよね」「いや、あれは、最近学者が計算しなおして、あと5000年残っている、とかになったらしいですよ。」「計算しなおしたら、実は100年前に終わっていたなんてことになったりして。我々は実はみんな死んでいる!」

2012-12-22 08:20:21
茂木健一郎 @kenichiromogi

じめ(3)そんなことを、いろいろ言い合っているうちに思い出した。小学校の頃、人類滅亡というのはやたらと流行っていた。学校にいくと、誰ともなしに、「おい、知っているか、今週の木曜日に、地球最後の日になるんだぞ」と言い出す。みんな半信半疑だけど、なんとはなしにざわざわしている。

2012-12-22 08:21:37
茂木健一郎 @kenichiromogi

じめ(4)当時、「ノストラダムスの大予言」というのが流行っていて、私もそれはまずいと思って、本を買って熱心に読んだ。1999年に空から「恐怖の大王」が降ってくるというもので、核戦争がおこるんだとか、小惑星がぶつかるんだとか、いろいろな説が流れていた。終末論が隆盛だったのだ。

2012-12-22 08:23:10
茂木健一郎 @kenichiromogi

じめ(5)しかし、ここで特筆すべきは、当時の小学生にとっての「人類滅亡」の噂というものは、五島勉さんの『ノストラダムスの大予言』のようなベストセラーから来るのではなく、新聞、テレビから来るのでもなく、ましてやインターネット由来(そんなもの存在しない!)でもなかったということだ。

2012-12-22 08:25:14
茂木健一郎 @kenichiromogi

じめ(6)噂は、子どもたちのネットワークを通して、ざわざわわくわく伝わっていく。どうやって、違う学校や、遠い地域へ伝わるのか不明だったが、とにかく、誰かが言い出して、それがあっという間に広がっていく。ソーシャル・ネットワーク登場以前のソーシャル・ネットワークがあったのだ。

2012-12-22 08:26:18
茂木健一郎 @kenichiromogi

じめ(7)今でも覚えているのが、「口裂け女」のこと。彼女は、私たちの小学校生活の中に、突然あらわれた。誰ともなしに言い出して、聞いてきたのだが、白いマスクをした女性が現れて、「私キレイ?」って聞くのだけれども、マスクをとると、口が裂けている、といううわさがぱっと広がったのだ。

2012-12-22 08:27:34
茂木健一郎 @kenichiromogi

じめ(8)「となりの学校に出た」「となりの街に出た」などという、いかにももっともらしい具体情報とともに、「口裂け女」はあっという間に私たち小学生の胸をとらえてしまった。新聞やテレビが、「近頃小学生の間で・・・」と報道したのは、そのずっと後。口コミの方がはるかに速かったのだ。

2012-12-22 08:28:49
茂木健一郎 @kenichiromogi

じめ(9)ソーシャル・メディアがここまで発達してしまうと、うわさはツイッターやフェイスブック、ラインを経由して飛んでいき、小学生の私たちをざわざわさせた、人類滅亡の噂は、それこそ滅亡してしまったのだろう。マヤ暦人類最後の日は来なかったが、噂最後の日は、いつの間にか迎えていた。

2012-12-22 08:31:16
茂木健一郎 @kenichiromogi

以上、連続ツイート第812回「人類、滅亡!」でした。

2012-12-22 08:31:55

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