銀河英雄伝説の重力制御に関する考察 #銀英伝
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銀河英雄伝説(OVA版)の謎
フェザーンには軌道エレベータがある
あれ?そういえばフェザーンには軌道エレベータがある・・・マリネスクの話によると宇宙船が惑星を飛び立つときには推進エンジンを使っているみたい・・・重力制御可能なら軌道エレベータも大気圏内で推進エンジンを使う必要もない気がする・・・ #銀英伝
2012-12-19 17:32:40重力制御技術はある
宇宙船内で普通に歩いているから、重力制御技術があるのは明らか・・・それに、帝国の艦船、惑星上に係留されているとき、明らかに重力制御されているよね・・・空中に浮いていてなおかつアンカーを地に下ろしているし・・・ #銀英伝
2012-12-19 17:33:19整理してみる
重力制御機能を動かすには推進エンジンが動いていないといけない、とか考えたけど・・・それだと惑星軌道上に留まっている間、艦内は重力制御されていないことになってしまう・・・ #銀英伝
2012-12-19 17:34:13どーなってるんだー えーと事実を並べると・・・重力制御は可能(宇宙船内で歩ける&惑星大気圏内で宇宙船が空中に係留されている)。惑星から宇宙船が飛び立つとき、推進エンジンを使っている(で、大気汚染を気にしている)。自動車は重力制御されてない・・・ #銀英伝
2012-12-19 17:34:55とすると・・・実は重力制御は人工重力を艦内に発生させるくらいしかできなくて、帝国の艦船内は人のいないところはHeかなんかを充満させて、惑星大気圏内ではただ浮力で浮かんでるだけ、ということだったり。 #銀英伝
2012-12-19 17:35:36ひとまず棚上げっ
宇宙船がヘリウムで浮くか計算してみた
艦艇サイズを1,000m×200m×200mの直方体で、厚さを0.5mと仮定する。(面倒なんで超単純化(^^;) さらに、船体に使っている素材の重量を1,500kg/m^3とする(アルミニウムの半分強)。 #銀英伝
2012-12-20 17:41:56で、中身を、地球大気が半分、ヘリウムが半分を占めているとすると・・・総重量は約687,010t・・・同じ体積の大気の重さが約51,720t・・・浮かばない・・・ #銀英伝
2012-12-20 17:42:28逆にどれくらいの素材なら浮かぶかっていうと・・・50kg/m^3なら船体の重量が51,040tで、これならいける・・・けど、これってプラスチックより遙かに軽いものなんですけど・・・ #銀英伝
2012-12-20 17:43:20仮に船内が真空だとすると、素材が117kg/m^3なら重量約51,320tで浮かぶけど・・・これでもプラスチックよりかなり軽くないとダメだ・・・ #銀英伝
2012-12-20 17:44:00とすると、やっぱり宇宙船自体の重力制御もできていることになるなぁ・・・フェザーンに軌道エレベータの必要な理由が消えた・・・ #銀英伝
2012-12-20 17:44:38重力制御に窒素が必要なんじゃ?と想像してみた
けど、宇宙船自体を惑星上で浮かせるほどの重力制御に必要な窒素は、宇宙船内に積めない。そのため、惑星を離れる宇宙船は推進エンジンを使う。
2012-12-22 15:21:42惑星でも、地表近くは大気が濃いので窒素も多い。帝国の艦船は地表では、周囲の窒素を利用することで艦体自体の重力制御を行なっている。 #銀英伝
2012-12-22 15:25:08うん、これなら、重力制御技術がありながらフェザーンに軌道エレベータのある理由とか、帝国艦艇が地表付近では推進エンジンをかけずに浮いているのに飛び立つときは推進エンジンを使う理由を説明できる。 #銀英伝
2012-12-22 15:28:14とりあえず、結論
というわけで、銀英伝世界の重力制御には窒素を触媒として必要とする、説に一票。(窒素でなく酸素や二酸化炭素でもいいけど、大気の組成からすると窒素が一番無難だよね) #銀英伝
2012-12-22 15:31:23