「被災者のための科学研究活動のあり方を問う」@早大シンポ(2012.12.20)

公開シンポジウム「不安と恐怖への適切な対応で未来を拓こう」 https://ssl.waseda-pracdoc.jp/h-ship/ 2012年12月20日(木)13:00~19:00 於:小野記念講堂(早稲田大学) 続きを読む
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早稲田大学 基幹・創造・先進理工学部 @waseda_sci

12/20(木)東日本大震災復興研究拠点・先端環境医工科学研究所公開シンポジウム「不安と恐怖への適切な対応で未来を拓こう」 http://t.co/8j2sWv24 #waseda

2012-12-14 16:45:15
早稲田大学大学院ジャーナリズムコース @Waseda_Jschool

【参加者募集】 公開シンポ「不安と恐怖への適切な対応で未来を拓こう」(サイエンス・メディア・センター共催)を12月20日に開催(申し込み受付中) http://t.co/Gjdq4xaa http://t.co/VYi5phDn

2012-12-17 12:58:16
Mikihito Tanaka @Regorillated @J_Steman

o0( さて、明日の講演スライド…(タヒ

2012-12-19 22:11:06
溝口勝 @msrmz

早稲田大学公開シンポジウム用のスライド作製なう。http://t.co/hYzP9UCO

2012-12-20 09:19:35

第二部「被災者のための科学研究活動のあり方を問う」

かえるくん(多言) @sjozk2

難波「第二部は「被災者のための科学研究活動のあり方を問う」。短い時間だが登壇者から簡単に発表。本企画の意図:研究者にとってはまたとない研究の機会と考えて被災地入りした方もいると思うが、現地や支援者と軋轢が起きたのも事実。倫理的配慮や重複に対する通達が省庁から出たことを踏まえたい。

2012-12-24 11:56:37
かえるくん(多言) @sjozk2

(cf.被災地で実施される調査・研究について(事務連絡)|厚生労働省(2011.5.16) http://t.co/Tcuz9KmB

2012-12-24 11:56:51

社会における研究者の役割〜飯舘村における農家とボランティアの協働実験〜

溝口勝(東京大学農学部教授)
…農家の方々の知恵を生かし、中山間地域のセシウム除染に適した「までい工法」を考案。飯舘村の水田の除染活動を行なっている。(当日配布資料より引用)

かえるくん(多言) @sjozk2

溝口「今日は『社会における研究者の役割〜飯舘村における農家とボランティアの協働実験〜』と言うタイトル。

2012-12-24 11:57:00
かえるくん(多言) @sjozk2

溝口「60年生の農家の倅。早稲田は78年の受験時に理工学部を受けさせて頂いた。その後、東大に入学し、農業工学という農業と理工をつなぐような所に進学。東大に99年に戻ってきてから、03〜05頃に内閣府の科学技術研究の予算配分を牛耳っている総合科学技術会議の事務局に出向していた。

2012-12-24 11:57:38
かえるくん(多言) @sjozk2

溝口「今回の震災でも裏でこういう人がこういうことやっているんだろうなと容易に想像が出来た。それを経て、2008年に農学部でなく情報学環に所属し、2010年から農学国際の国際情報農学に所属。そして2012年3月11日を迎えた。

2012-12-24 11:58:06

↑訂正:2011年3月11日

かえるくん(多言) @sjozk2

溝口「地震後に何かやろうと思ったが、国の研究機関と違い、大学の人間は入れていくれなかった。筑波の研究所の友人に一緒に現地に連れて行ってくれと頼んだが、5月に許可が降りず。待っていても仕方がないので6月25に勝手に旅行者の格好で飯舘村にレンタカーで行った。

2012-12-24 11:58:25
かえるくん(多言) @sjozk2

溝口「そこで取った一枚の写真、斜面の上と下で線量が違った。 http://t.co/YZctEvwe

2012-12-24 12:00:31
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-- 

かえるくん(多言) @sjozk2

溝口「東大の組織の中にいるが、個人的、組織的に活動、どちらがいいか考えたか。復興農業工学会議というグループで、ふくしま再生の会のボランティア組織に団体加入して誰でも参加できるようにした。平日は大学、週末は再生の会のボランティア研究者として活動している。

2012-12-24 12:02:17
かえるくん(多言) @sjozk2

溝口「これは、ふくしま再生の会のMTGの様子。土曜昼から集まり、今週はどうしようか、と相談しながら進めている。 http://t.co/yPPgcwea

2012-12-24 12:04:06
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かえるくん(多言) @sjozk2

溝口「農水省は農地除染を今年8月の段階で,表土剥ぎ取り、土壤撹拌、反転耕の3つに決まった。最初からこの3つありきで、他はダメという感じだった。(cf.農林水産省/除染について http://t.co/z0FqrC7j

2012-12-24 12:04:24
かえるくん(多言) @sjozk2

溝口「例えば表土剥ぎ取りの後、フレコンバッグに山積みにしている。これがどこに行くかも決まらないまま、税金をかけて延々とやっている。 http://t.co/fIozTFP9

2012-12-24 12:06:22
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かえるくん(多言) @sjozk2

溝口「田んぼに行くと、草だらけだったり、イノシシが踏み荒らしたところがある。このような中山間地域の水田の除染をどうするか。このような場所を想定して農地除染マニュアルができているのか、疑わしい部分がある。

2012-12-24 12:07:06
かえるくん(多言) @sjozk2

溝口「そこでふくしま再生の会では、他の方法を模索。ひとつは冬場に土が凍るのでカパッと取ってしまおうという方法(凍土剥ぎ取り)。この写真を見せると「あれ!先生本人じゃないですか!東大の先生は指示するだけじゃないんですか!」と驚かれた。 http://t.co/ByF9blBD

2012-12-24 12:09:40
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かえるくん(多言) @sjozk2

(cf.冬の間に凍土を剥ぎ取れ!-自然凍土剥ぎ取り法による土壌除染-(簡易版) http://t.co/yhH0ypoZ

2012-12-24 12:10:43
かえるくん(多言) @sjozk2

溝口「これは河北新報社の寺島さんが、紹介してくれた記事。(河北新報 東北のニュース/凍る水田、除染一気 寒さ生かした「はぎ取り式」12/1/17)(cf.余震の中で新聞を作る55~除染に挑む・飯舘 その4 http://t.co/6MLEM7Ta

2012-12-24 12:11:12
かえるくん(多言) @sjozk2

溝口「ここでも印象的なことがあった。1.17の河北と同内容の記事が1.19東京新聞で書かれたが、菅野さんの「机上の発想と違い村の実情に合って莫大な金もかからない方法だ」の部分の発言が削除されていて驚いた。都市と地方の認識のずれ、都市の人にはこの記事しか知らされない。

2012-12-24 12:11:47
かえるくん(多言) @sjozk2

溝口「私自身が一番言いたいのも正にこの部分で、新しい方法を色々試したいと言うこと、なのに削除された。「凍土剥ぎ取りが良い方法だな」ではなく「机上の発想と違って、現場に入り込んで、誰でもできる簡単な方法を探そう」ということ(が重要)なのに。 http://t.co/vNI22PP2

2012-12-24 12:14:07
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