新潟にある青年ユニオンについて

全国各地に「青年ユニオン」があります。 いろんな活動スタイルがあるようです。 ここでは、新潟をご紹介。
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にいがた青年ユニオン

http://www.union4u.org

新潟県にある、ちっぽけな労働組合です。


山崎 武央 @yamazaki_takeo3

強いリーダーシップというのは偽物なんです。つまり、強いリーダーがいないと成立しない組織だということ。構成員がダメだと言っているのと同じなんです。にいがた青年ユニオンのリーダーはほどほどにダメだから、組織としてちょうどいいし、人がどんどん育つのです。

2012-12-25 20:12:38
山崎 武央 @yamazaki_takeo3

にいがた青年ユニオンの組合員は、最初は困っているから加入してくる人たちなんです。でも、自分で解決できるから、自信をつけて、その幸せを他の人にも分けてあげようという人たちなんです。中には、自分のことが解決したら辞める人もいます。でも、それは止めません。しょうがないのです。

2012-12-25 20:14:11
山崎 武央 @yamazaki_takeo3

仕事もばらばら、生活の時間帯もばらばら、人生もばらばら。にいがた青年ユニオンの組合員は、お互いに共通点がないんです。だから理解し合うのはとても難しい。でも、理解し合うようになるととても強いんです。たとえはあれですが、純粋培養ではないんです。

2012-12-25 20:15:59
山崎 武央 @yamazaki_takeo3

仕事が不安定だから、生活も不安定なんです。給料も不安定、休みも不安定、人生設計が不安定。不安定だらけ。安定している所なんて何にもない。ずっと揺れてる。でも、ぶれないところが1つだけある。それは、「困ったときはお互い様」ということですよ。

2012-12-25 20:17:24
山崎 武央 @yamazaki_takeo3

組合費は天引きされない。自分で払うわけです。どうしてもそれに見合う見返りを求めてしまう。でも、組合費というのはサービスの対価じゃないんです。保険の積立金と一緒ですね。困ったときのための積み立て。見返りなんてない方が良いんです。だって、見返りがあるのはクビになったときだから。

2012-12-25 20:19:03
山崎 武央 @yamazaki_takeo3

ぼーっとしているわけにはいかないんです。組合員で居続けるためには勉強が必要ですね。勉強って言っても黒板移してノートに書いてなんていうのではなくてね。自炊するようなもんです。材料を用意して包丁を使ったり火加減を調整したり。知恵を結晶化させるということなんです。

2012-12-25 20:20:54
山崎 武央 @yamazaki_takeo3

相談を受けると「法律上は」って答えたくなるんですけれど、それではダメなんです。もともと法律は妥協の産物です。真実ではない。その相談者が何に怒りや不安を感じているのか、そこを支えて、一緒に考えるのが、にいがた青年ユニオンなんです。

2012-12-25 20:22:30
山崎 武央 @yamazaki_takeo3

「相手をやっつけよう」「足を引っ張ってやろう」というのは人として間違いです。だから、相手の悪いところは指摘する、直したら仲直りする。勤務時間を過ぎればみんなただの人間です。人としての寛容さも求められるのが、にいがた青年ユニオンなんです。

2012-12-25 20:24:11
山崎 武央 @yamazaki_takeo3

「情けは人のためならず」というのは本当なんです。自分も生活が苦しい。でもなぜか食べ物をくれる人がいたり、困っていると助けてくれる人が現れる。こんなにありがたいことなんてありませんよ。以前はそんなこと気にもとめなかったですが、いまは本当にそう思うんです。

2012-12-25 20:26:24
山崎 武央 @yamazaki_takeo3

急な進路変更は混乱の元です。「ああしたいな」と思ったら、その手順をまず頭の中に思い浮かべるわけです。そして、最短の日数を考えてみてください。だいたいその10倍以上の日数をかけたら成功します。変化はゆっくりの方が良いんです。途中で見直しもできますから。

2012-12-25 20:29:18