【TUF】ルポルタージュ「私の見たベラルーシ そして福島へ」より抜粋
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TUFルポルタージュ「私の見たベラルーシ そして福島へ」より抜粋 http://t.co/2huAHyiT 30分の番組なのでぜひ視聴を。。。
2012-12-29 06:33:121986年隣国ウクライナで起きたチェルノブイリ事故で放出された放射性物質は天候の影響でベラルーシに多く降下。 国土の1/4近くが1キュリー/平方を超えて汚染。 独立後の1994年にはルカチェンコ大統領が当選、今に至るまで強力な社会主義体制。
2012-12-29 06:33:54【ロシアベラルーシ情報センター】 政府運営が19、地域を含めると50を超える。 情報を正確に伝え、放射線教育に生かされている。
2012-12-29 06:34:38【トラフィムチク・イヴァノブナ所長】 「危険についてだけ伝えるやり方をすると、ただ単にパニックを引き起こすだけになる」「世の中にはさまざまなリスクがある。一つの(放射線の)リスクだけで片付ける問題ではない」
2012-12-29 06:34:58「潜在的リスクの情報も提供し、パニックを引き起こさずにリスクを解決する方向性に持っていく」 正確な汚染地図は被ばくの結果を示す情報を開示することで放射線のリスクをコントロールできる、それが住民の安心につながることを強調。
2012-12-29 06:35:17ミンスク郊外 【児童保養施設 ジダノヴィッチ】 年に1回24日間の保養プログラムを受ける。(学習、教育その他) 食事を管理して内部被曝を下げる。
2012-12-29 06:35:33ベラルーシでは26年経った今でも多くの子ども達から検出される。 体重1キロあたりで20ベクレルが基準だが、それを超えている子が前回270人中23人いた。
2012-12-29 06:35:48【小児がんセンター】 ベラルーシだけではなく、ロシアやウクライナからも治療を受けにくる。 「チェルノブイリ事故の1986年~1987年に白血病が増えた。それと比べると今は状況は違っている。」 (事故と関係があるのか?) 「事故と関係がある」
2012-12-29 06:36:14(そんなに早く白血病が増えたのか?) 「世界の基準と比べてもその年は2~3倍に増えた」 「しかしそれは遺伝的・先天的に白血病になりやすい体質を持っていた人が発症したとみられる」 「我々は5年後ぐらいにもっと白血病が増えると思っていたが逆に減っていった。今は世界の発病率と同じ」
2012-12-29 06:36:28感想 「国だけが原発を推進してるのかな?と思っていたんだけれど、学生もリスクとか勉強していて、国全体が原発を安全に使っていくという方向にあったのが驚いた。来てみないとわからない。聞いてみてよかった。」
2012-12-29 06:36:46300キロ南東のゴメリへ ゴメリ州はチェルノブイリに近く、国内でもっとも汚染が酷かった。 モズイリ市は事故当時は半分ほどが避難地域に指定、現在はほとんどが指定からはずれ、およそ13万人が暮らす中規模の都市。
2012-12-29 06:37:03【国立モズイリ教育大学】 「放射線を意識?」 「26年経っても私達の心の中にチェルノブイリ事故という問題は刻まれている」 「私達の役割は教育者として子ども達に正しい知識を身につけさせること」 「それによりこれからの被害の拡大を防ぐことができる。これは非常に重要な役割と思う」
2012-12-29 06:37:42「ボランティア活動がありますか?」 「ボランティアとして住民の人達に説明会を開いたり、であった人に説明をしたりすることがある」 「情報が錯綜していたり情報がなかったりすることが住民の不安の一番の原因いなるので活動している」
2012-12-29 06:37:54【産院】 (チェルノブイリ事故当時中絶の増加があったか?) 「なかった。もちろん毎年値は変わるが、それほど大きく動くものではない」 「社会的な不安が要因で出生率が下がることはある」 「例えばソ連が崩壊した時、これから子ども達をどう育てるかの不安で出生率が下がった」
2012-12-29 06:38:09【放射線学研究所】 ベラルーシでは国家レベルの研究機関をいくつも汚染地域のゴメリに置いている。アメリー所長は放射性物質が農産物に与える影響を研究する第一人者。 作物によって摂取率があって、汚染の度合いに応じて作物を選ぶ。 こういうことを知ることは重要。
2012-12-29 06:38:46福島の外部被曝と内部被曝を提示して質問ーー ☆外部被曝ー事故後4か月で平均2mSvを切ってる ☆内部被曝ー子どもはほとんど検出限界以下
2012-12-29 06:39:18【ゴメリ州チェルノブイリ事故対策局】リシュク・ヴラジミロヴナ副局長 (福島の外部被曝は?) 「チェルノブイリ直後のベラルーシのデータとそのまま比較することは難しいが、チェルノブイリでは福島よりも深刻な被害があったと思う」
2012-12-29 06:39:37「チェルノブイリの際には非常に大きな健康被害の危険性があり住民を避難させた。汚染地域の将来の生活のため、除染措置をとる必要があった。福島県とは少し違う」「この(外部被曝の)結果を見ると、福島県の場合はチェルノブイリより被害の量が少ないと思う」
2012-12-29 06:39:52(福島の内部被曝は?) 「特にこどもでは内部被曝はゼロに近いので、非常にいい結果だと思う」 「理由として考えられるのは、日本では被ばくについての情報がうまく伝わっているのだろう」「そして家族がこどもの健康を非常にうまくコントロールしているのではないか」
2012-12-29 06:40:07(福島で健康に対する被害が起きると感じられますか?) 「私は被ばくの専門家ではないが、測定結果を見ると福島の状況はそれほど厳しくないと思う」 「今のところ、とても危ない段階ではない。福島の人達が無事に生活できることは、科学的なデータが出ているので、それは心配ないのではと思う。
2012-12-29 06:40:31会話 「ベラルーシでは26年前に事故があったけれど、放射線のこと考えているのかな?みんなそうなのかな?」 「本当にみんな気にしますよ。食べ物も大気汚染もまだちょっと高いです。土壌汚染もまだまだ、全然よくないです」
2012-12-29 06:40:44【ホイニキ地区 中学校放射線の授業】 (南半分はまだ人が住めない。事故10日ほどで避難、4か月ほどで帰還。事故前4万5千人いた人口は半分以下に)
2012-12-29 06:41:02子ども達は何が危険かを劇にして学んだり、実際に食品を測ったりしている。 「外でみんな遊んでいるけど気にしません。」 放射線をふつうの生活の中で身を守っている 週に一時間放射線授業。月に一回計測実習。
2012-12-29 06:41:15