- terry_rice88
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世紀末オカルト学院:Ep.6「文明の道程」 今回は穏やかだけどクライマックス度が高かったお話でしたね。1クールだから前半戦折り返しって事もあったのかも。
2010-08-18 23:54:17今回はマヤと亜美がいつものこずえを取り戻そうと奮闘する話に文明の話が絡んでくるという、複合的なお話だったように思います。それでいて、ギャグで落とすところは落とすという。前回からの複線の回収もスマートでした。
2010-08-18 23:57:22文明もそうなんですが、今回はマヤの表情も注目だったと思います。表情で内面を感じ取らせる描写で言葉で説明しないところが、また想像を膨らせましたねえ。
2010-08-19 00:01:56前回の感想でオカルトに対して博識である自分とそれを今、嫌っている自分をどうすり合わせて、こずえを助けるか、ということになるんじゃないかということ書きましたが、やっぱりそんな風な流れだったんではないでしょうか。
2010-08-19 00:04:05マヤのオカルトを否定する姿勢とオカルトに対する好奇心を死後の世界に置き忘れてきたこずえの態度がリンクしていて、好奇心を失ったこずえに涙を流させるという一連の展開は図らずもマヤの心情にもつながっていそうです。
2010-08-19 00:07:02星の王子様のモノローグとかもマヤの矛盾する態度などに当てはめられそうですが、それにしても、こずえを取り戻そうとオカルト現象の捏造に走るマヤと亜美が滑稽ではありましたねえ。そしてどれも上手くはいかないという。
2010-08-19 00:11:22だからこそオカルト否定に走るこずえが無意識に涙するという場面は重要なんだろうと思います。繰り返しますが、やはりこの体と精神の矛盾した態度はマヤの立場に通じるものなのでしょう。そこをどう合致させるかがマヤの問題であると。
2010-08-19 00:16:26オカルト大好きな自分をどう受け入れるか、今回はこずえを助けるために自分の持つ知識をフル回転させてた気はします。が、それが上手くいかない。手詰まりになりそうになったところで、話の中心が文明に回ってくる。
2010-08-19 00:18:32文明はこずえが死後の世界に置き忘れてきた自我を救いに行こうと、自ら臨死マシーンに志願した。で、彼がその間の走馬灯で垣間見たのは目をそむけていた過去の自分の姿であって、文明はそれに苦しむ。マヤもそれをモニターで見て、表情を変える。ここは文明とマヤの立場がクロスしてたのが巧みでした。
2010-08-19 00:22:19マヤも親にないがしろにされた経験があって、文明にもそういう過去があったということに自分を重ねてしまったから表情が変わったんでしょうねえ。
2010-08-19 00:25:02それに対してのこずえの眼鏡オチも考えると意味深いのかな。答えは灯台下暗しで案外近いところにあるかもしれないよ、っていう文明、マヤへのメッセージみたいなので。
2010-08-19 00:27:13マヤは自分の持つ知識を嫌うことなく役立てられるようになり、文明は能力とかは関係なしに自分に自信をもって行動できるようになるのが正しい姿なのかなと一瞬、思いました。
2010-08-19 00:34:30コンビ再結成のシーンでマヤが見せた表情もオカルトを受け入れられた自分のことも無意識に感じた事から出た笑顔なのかもしれません。文明にどこまで共感したのかは計り知れないけど、そんな意味も含んでそうですよねえ。
2010-08-19 00:38:14まあ、最後で落とすところで落とすのはある意味ベタなところではありますが。前半戦の締めとして清々しかったですね。マヤがどついて文明が吹っ飛ぶ。これが定番。
2010-08-19 00:40:30でもまあ、マヤが文明に助けを求めて、こずえたちの前でスプーン曲げを披露する、というのも二人の関係修復に向かうきっかけだったよなあと。
2010-08-19 00:43:10