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まつもとあつし @a_matsumoto
アニメDVDは映像としてでは無く、グッズとして消費(所有・収集)されている、という仮説に立っています。つまり、映画DVDとの単純比較は難しいのでは無いかと。
まつもとあつし @a_matsumoto
同じことはオリコンランキングに現れるようなアニソンCDの相対的躍進にもあてはまりそうな。そもそもディスクメディアから若年層が離れる中で、「CD」が売れているということの意味とは?
まつもとあつし @a_matsumoto
なので、アニメ消費を語る時には、ネット視聴をカウントしなければなのだけど、ここで違法配信の問題が絡んできて、話がややこしくなる。
まつもとあつし @a_matsumoto
ただ、違法配信があるからDVDが売れないというのは間違っていて、まず視聴スタイルが変わったんだ、というところが本質的な変化。
まつもとあつし @a_matsumoto
で、その上で、ネット視聴をどうマネタイズすれば良いのかという議論になる。今の電子書籍やアプリの動きとも通じる話だけど、Webでは課金ビジネス成立しづらい訳で。
まつもとあつし @a_matsumoto
ネット視聴をTV同様に接触機会の場と割り切ったとして、これまではDVDしか主なマネタイズ手段(出口)が無かったのが問題。
まつもとあつし @a_matsumoto
では、アプリ化してダウンロード販売すれば、というのは有り得そう。ただし、電子書籍同様、Appstoreでは審査の壁があり、深夜アニメは軒並みリジェクトされるのが、現状。
まつもとあつし @a_matsumoto
タイムリー RT @otsune: マイクロペイメントとか少額課金とか課金プラットフォームの話題かな。ニコニコ動画の運営をしてるドワンゴが携帯(着メロ)という少額課金のメディアを使ってるのも絡めて話せば面白そう。 http://togetter.com/li/43068
まつもとあつし @a_matsumoto
いずれにしても、Webでのフリーミアム展開→アプリなどのデジタルパッケージ販売へのコンバージョンなので、母数のサーベイが欲しいところ。意外と無いのよね…。
shosira / Shoji Ohashi @shosira
@a_matsumoto 深夜アニメリジェクトはありうるでしょうね。あと、iTunesで既に動画も販売してるわけで、開発者側としてはAppleがいつ始めてもおかしくないものに開発リソースを割きにくく、尻込みする例が目立ちます。
まつもとあつし @a_matsumoto
なぜ、母数とコンバージョンがシビアになるかと言えば、音楽や書籍に比べると原価が恐ろしく高いから。そこで、低予算作品を、という動きも勿論ある訳ですが。
まつもとあつし @a_matsumoto
制作ラインだけでのべ約100人をデジタルマーケットから上がる利益で食べさせる術はまだ発明されて無い…。違法配信を制するなら字幕付き海外同時配信だが、あくまでそれは認知向上。フリーミアム。
まつもとあつし @a_matsumoto
アプリはもちろん、Google TV、AppleTVが登場するなかでは、ネット視聴へのマネタイズの機会、手段は増えていく。そこに対応できるか、というかそれまで持ちこたえられるか、という構図も電子書籍と似る。
まつもとあつし @a_matsumoto
電子書籍を巡るラジカルな議論にある様に、業界(バリューチェーン)が解体されるべき、という意見はアニメには当てはまらない、と今のところは考えています。
まつもとあつし @a_matsumoto
その理由は2つ。まず、先日の金田さん特集でもあった様に、集約産業ならではの技術が失われる懸念が大きいこと。もう一つは他のメディア業界と異なり、企業、個人の資金的余裕が小さいこと。移行期間に耐えられない。
まつもとあつし @a_matsumoto
じゃあ、どうすれば、という部分ではやはり政策ってどうよ、という話にならざるを得ない、と考えています。これは連載でも話を聞きたい。クリエイター育成やアーカイブ確保とは違う所にお金使わないと…と感じています。
まつもとあつし @a_matsumoto
などと、経験踏まえつつ、つらつらと書いてみました。連投すみません。
まつもとあつし @a_matsumoto
@shosira はい。この分野もAndroid向きだと思っています。ユーザー層も被りそうだし。
まつもとあつし @a_matsumoto
そういえば、2年前の夏にGoogle訪問したときに、担当者さんに「もっとコミュニティの重要性を」みたいなことを(下手な英語で)力説して、キョトンとされたのを思い出した。あのときソーシャルって言っておけば良かったのかもだけど、当時あまり知られている言葉じゃなかった。
まつもとあつし @a_matsumoto
Andoroidアプリの審査は、コンテンツの中身は基本見ない(事後通報で対応)で良いとしても、プログラムの品質は審査した方が安心感は出てくるかなと。それで随分戦局変わると思うんだけどもなあ。
まつもとあつし @a_matsumoto
@shosira 東大もとい、灯台もと暗し、でしたw しかし、意外とコンテンツ産業政策(の意思決定)に関わる先生って思い当たらないんですよね。情報政策はそれこそ指導の先生などおられるのですが・・・。
shosira / Shoji Ohashi @shosira
@a_matsumoto 政策研究に絞ると難しいですね。コンテンツ領域ならよく見かけるのですが。例えばゲーム系なら馬場研。濱野研、現美の森山先生あたりでしょうか。あと七丈研とか。みんな関連領域ではあるから、他にいないし呼び出されてるって感じですよね。
まつもとあつし @a_matsumoto
小作人の喩えって日本人の遺伝子には相当ネガなので、なにか他の喩えが無いかな、などと思ってます。 RT @takoratta: [IT一般]ITエコシステムという欺瞞: 最近乱用されている気のする言葉。エコシステム。(IT)環... http://bit.ly/cyztig
及川卓也 / Takuya Oikawa @takoratta
@a_matsumoto 私もちょっと悩みました。差別ではないかとも。何か無いですかねぇ。
Komazaki Buichi @whobuichi
@a_matsumoto 質問です。アニメのネット視聴のマネタイズ関連で、海外におけるCrunchyrollの収益は、どれくらい日本のアニメ業界では評価されているかご存知ですか?
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コメント

雲井明 @akira_kumoi 2010年8月19日
コンテンツ業界はアニメにせよ本にせよゲームにせよ、もっと物販に寄せるか、受託開発に寄せるかしないと生きてかれないのかもしれない。後者はアニメ以外は現実的じゃないけど。コンテンツそのものでクリエイター全員が食いぶちを得るのは、規模の拡大を見ても現実的に厳しいのかも。。。
inazakira @inazakira 2010年8月19日
今日のアニメは明らかに供給過多。別にアニメが週1で放送されなきゃならないわけでもなく、もっと淘汰されてもいいと思う。ニコ動における「支払えない詐欺」のように、面白ければいくらでも待てるもんだ。マネタイズについてはニコニ広告方式とか、視聴→納得→支払いのほうがいいな。初回特典で釣られて高額のDVD・BDを買わせられるのはもうやめたい…。地方民だと内容分からんのに買わなきゃならんし。ある種のギャンブルだよ。コレクション癖があるとさらに地獄。例えつまらないと分かっても買うのをとめられないという。
keroxp @keroxp 2010年8月19日
3月に東大で行われた「CGMの現在と未来」で濱野智史さんがDwangoの戀塚昭彦さん.@koizuka にニコニコ動画へのマイクロペイメント制の導入について話を振ったとき、戀塚さんとクリプトンの伊藤博之さんがUGCコミュニティにおけるユーザーたちのクリエイティビティを現実のお金で担保できるかどうかに疑問を呈していたのが印象的でした。利他性を重んじるUGCの文化的側面を鑑みればそう簡単な問題じゃないでしょうね…。
まつもとあつし @a_matsumoto 2010年8月22日
プラットフォームにも関連しますが、垂直統合が進む必要を感じています。深夜アニメは製作委員会で各社お金を出しあって作り、それぞれの商売(DVD販売)などで回収を図ってきました。
まつもとあつし @a_matsumoto 2010年8月22日
でも、上にあげたように、メインの回収手段であるDVDが売れない。(一部の超ヒット作を除く)なので、出資そのものが集まらない。でも1社で作るにはお金が掛かり過ぎる。
まつもとあつし @a_matsumoto 2010年8月22日
製作委員会ではまず各窓口会社が扱い商品の売上から手数料を差し引いて、委員会に残ったお金を戻す。結果、ほとんど委員会にはお金入らないのと、委員会の中でも勝ち負けが出てくる。(負けばっかりもあるけど)
まつもとあつし @a_matsumoto 2010年8月22日
著作権が分散するというのが、製作委員会のデメリットとして挙げられることが多かったけど、実際のところは、ステークホルダーの意思が統一されないことの方が実務面では大きいようにも。A社がやりたくてもB社は嫌だ、ということが頻繁に起こる。
まつもとあつし @a_matsumoto 2010年8月22日
複数の会社が集まることで多くのお金が集まることによるメリットよりも、そのデメリットの方がクローズアップされてきた。と考えるとやっぱり垂直統合に向かう方が競争力の視点からも良いのでは無いかなと。
まつもとあつし @a_matsumoto 2010年8月22日
@keroxpさんにコメント頂いた件。CGMは認知向上にはものすごく効果があるのは他の商品と同じなのでとても大事なのだけど、その場でお金を集めるというのはやっぱり無理がありそう。
まつもとあつし @a_matsumoto 2010年8月22日
CGMでの課金はどうしても少額になるし、ネットと課金は相性あまり良くないのは先ほど挙げたとおり。ゲームアプリの話とも通じるけど、1本5,000円とかかなり無理がある。
まつもとあつし @a_matsumoto 2010年8月22日
以前取材した「イヴの時間」では当初制作からDVDの直販まで1社で行っていた。制作の規模を抑えることで、いわば垂直統合を実現していたとも言えそう。というのが、このタイミングまでで言いたかったことです。連投終わり。
雲井明 @akira_kumoi 2010年8月28日
合理的な解決方法か、と問われると微妙かもですが、サブビジネスが手っ取り早く有効な気がします。「けいおん!」「マクロスF」では音楽、古くはロボットアニメはロボット、子ども向けアニメはグッズで収益を上げている部分も大きいと思います。合わせて、サブビジネスからメインストリームへの流れを作ることもできるかなと。
雲井明 @akira_kumoi 2010年8月28日
大きな課題は1.サブビジネスにアニメの内容が引っ張られる可能性がある(ロボットアニメにありがちな、プラモ売るためにアニメ作る的な)、2.根本的にアニメのクオリティが高くなければ意味ない(業界全体の人材育成が必要)、3.合同出資の場合、物販化した時の利権の問題が発生する、といったところになるのかな。多過ぎだろ問題。
雲井明 @akira_kumoi 2010年8月28日
あとたまに思うのが、アニメが儲からない根本的な原因って、「エンタメ系WEBサービスをただ運営してるだけじゃ儲からない」ってのに似てる気がするんですよね。利用者はサービスそのものではなくて、そこから生まれる感動や感情に価値を見出してるというか。。。
雲井明 @akira_kumoi 2010年8月28日
直近の例だと、「迷い猫オーバーラン」とか個人的に出来だけ見れば結構ひどいアニメだったと思うんだけど、別のベクトルで視聴者が価値を見出すことによって、なんか変な人気(?)が出てましたが、あれに似たような感じ。よほどの当たり作品でもない限り、アニメは「酒の肴」というか「話のネタ」的な消費をされつつあるのかなと。
雲井明 @akira_kumoi 2010年8月28日
で、WEBの話に戻すと、WEBならアフィリエイトなり広告収入なりで儲けを出そうとしますが、深夜アニメだとそれは不可能。なんで収入減をDVDに頼るしかないんだけど、1枚約6,000円の壁は、視聴者的には愛情表現の一種として認識するしか乗り越えられないよね。。。という印象。あと、WEBの場合は最小25万円(1人月)くらいの損失で済むという点も大きな違い。
雲井明 @akira_kumoi 2010年8月28日
そんなわけで、保守的にアニメをマネタイズするには、グッズ化するのもいいんじゃないかなという話でした。DVDの値下げとかは売上本数に影響を与えるだろうという推測だけはできるんですが、それで現行の売上額を凌駕できる具体的な営業戦略は沸かないので、まあ実質的には不可能なんでしょうね……
kentarou sumi@愛知 @ks1234_1234 2010年9月5日
アニメでも音楽でもマンガでも、「媒体に込められたグッズ」で正しいと思います。だからこそのパッケージング、特典やブックレット、コメンタリーなど、かと。 また、他の方の指摘どおり、たとえば けいおんがお守りなどのグッズにまで手を出したりしているように、多角化展開も大事。でも、これは体力要りますね。 関連商品を売るタイミングに関しては、多くの番組タイアップのOP/ED曲の発売が「放送後」であったりして平気なケースが普通で、個人的に気になります。けいおんCDが1位2位独占するのは、人気だけでなく、放送前半にす
kentarou sumi@愛知 @ks1234_1234 2010年9月5日
けいおんCDが1位2位独占するのは、人気だけでなく、放送前半にすぐ販売するというまっとうなタイミングで売っていることも関係するかと。 ▼ データ販売に関しては。一般的にお客さまは「所有」にお金を払うことには馴れています。データの「所有」感をどう演出するのかを要考察かと。 ▼ と、シロウトですが、一感想として。
まつもとあつし @a_matsumoto 2010年9月9日
「サブビジネスが手っ取り早く有効な気も」→その通りですね。手塚先生がアトムではじめからグッズで回収を狙っていたのはやっぱり凄かったなと思います。で、ブランド認知のためだと1クールってどうにも短いんじゃないかなというのが、課題として感じるところです。
まつもとあつし @a_matsumoto 2010年9月9日
子供向けアニメのように1年間(あるいはそれ以上)放送できれば、グッズのバリエーションや生産数も期待できるけれど、スポンサーできる企業の数→それを受け止められる放送枠の数→年間通じて安定制作できる会社の数と上限が・・・。
まつもとあつし @a_matsumoto 2010年9月9日
やはり「テレビ」だけをファーストウィンドウとすると、枠の数・放送期間・波代などの制約条件がなかなか厳しい。ネット他のウィンドウとの組み合わせが必要。
まつもとあつし @a_matsumoto 2010年9月9日
ビデオやグッズを直ぐ出せば良いのに、という意見もしごくもっともだと思います。それを難しくしているのは、何部・何個作れば在庫リスクを最小化できるか放送直後の発売だと読みづらい点ですね。原作人気=売上予測となれば・・・。本数絞り込みでその精度は上がってきていますが。