アニメ監督・大森貴弘氏の『蛍火の杜へ』解説つぶやきまとめ

Takahiro Omori ♋ @t0mori

はじまた。

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結構、紙のきめも出るもんだね……。

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実を言うと、この冒頭の出会いのシーンが、一番難しかった。踏み込みすぎてもどうかと思うし、かと言って、あまり考えすぎるのも、子供の感覚に反するようで……。さじ加減が微妙で、あらゆるところで調整したり。

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この夜寝るシーンんは、次からの蛍の屈託のなさに移行する為に、ふと一人で振り返ると、少し、畏れ多い気持ちを抱く、という部分が欲しくて足したものです。

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狐には見えないかもね(^^;

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一連、触れ合えない、という枷が、結構じわじわ難しかった記憶が(^^;

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「変なの……」の前の雲の動きは、二人の心情にマッチするように、というような事を考えてました。

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CMタイミング、僕も監修してます。音のタイミング考えると色々難しい〜(＞人＜;)

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本当はこの「夏を心待ちに〜」という所でCMが、構成的にはベストですけど、それやると、音楽が分断されてしまうので(＞人＜;)

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この妖に触れ合うあたりの蛍の「はい」はプレスコ時も何度か録った記憶が……。

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涙がこぼれ出すのが、「ね！」なのか、「絶対よ」なのかも迷ったところです。

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触れ合えないで遊べるもの……で、かつ作品に合ってる物として選んだのが凧揚げでした。

Takahiro Omori ♋ @t0mori

この蝶の所、僕と吉森くんとで、深く打ち合わせせずに、意図がピッタリ合ったところですね。

Takahiro Omori ♋ @t0mori

原作の蛍のモノローグをこの、縁側のシーンのところで一つ削ってます。冗長に語るよりは、ただ、扇で伏せられたホタルの表情を想像して欲しくて、あえて。

Takahiro Omori ♋ @t0mori

マフラーは、まあ、ご想像通り、離れた二人の時間をつないで欲しい、という思いからです。言わずもがななんですけど、ギンがどうやって冬を過ごしてるか、という想像を、蛍がどういう形で思い起こすのか、というような事を考えました。

Takahiro Omori ♋ @t0mori

亮太くん、かわいそー（ ´ ∀｀）

Takahiro Omori ♋ @t0mori

あえて原作にな友人に名前を付けたのは、もう少し、肌触りの確かなものにしたかったからです。

Takahiro Omori ♋ @t0mori

幼少期の回想は、あの面をどうしてしているのか、という事を、やはり1本の映画としては語っておかないといけないだろう、と思ったのです。

Takahiro Omori ♋ @t0mori

ギンの身の上話を、微妙なタイミングで遮る蛍なのです。

Takahiro Omori ♋ @t0mori

なんか、さっきまでノリノリで見てた母が、すっかり船を漕いでます(￣▽￣υ)ｱｾ...

Takahiro Omori ♋ @t0mori

このお祭りのシーン、最初に上がってきた音楽聞いた時は、結構、面食らいました(^^;　いざはめてみて、調整してみると、このガムランとかの無国籍な感じが、何とも良い塩梅でしたが。

Takahiro Omori ♋ @t0mori

演出的なテーマは、いかに人と妖の区別をなくすか、でしたねぇ。このシーンは……。

Takahiro Omori ♋ @t0mori

お祭り後のシーンで、不安と安心感の狭間で、ほんの少し、不安に振れているくらいのバランスを目指しました。

Takahiro Omori ♋ @t0mori

やっぱり、この消えるシーンは、色々と難しかった。タイミング的にも何度も迷って試行錯誤して、今の形がベストと言う判断です。