不思議国家ニャンコスタンの驚異

@lowen_lowe

ニャンコスタンは食糧生産から国土地理まで練った設定があるにはあるけど現実世界の中のニャンコスタンは適当な存在であったほうがいい気がするので人間には見えない場所にある不思議の国なのだﾆｬﾝ

現場猫教授 @Dr_crowfake

@lowen_lowe 多分、大ワンコスタン主義とか大きなことを云っとる割にニャンコスタンには苦戦し続けてると思われます。ただ軍事衝突はあっても全面戦争はできないかなとか。

@lowen_lowe

ﾆｬﾝｺｽﾀﾝの国民人口はたぶん3000万くらいで、一人あたり国民総所得が5500ドル前後、原油生産量が1億トン/年くらい。ワジの付近にカナートを使って都市が作られてる。工業は自動車生産台数が100万台/年ちょいで石油化学とかアルミ精錬とか強いけど電子とか精密機械は弱い

@lowen_lowe

縄張り争いが激しくて国内は混沌としてるが、各都市が独自の軍隊を持ってて均衡は保たれてる。中央政府の権力が薄弱で意見調整機関以上の存在でない。共和国を名乗っているが実体は国家連合みたいなもの。よく都市間で武力衝突が起こって、それを中央政府の調停軍が鎮圧する。調停軍は志願制。

@lowen_lowe

地上軍は調停軍が空挺2個旅団、機甲1個師団程度。有事に各都市が多国籍軍を結成すると常備軍の合計は50万くらいだが、民兵はその10倍くらいいる。重装備の保有内訳とかは不明だが中東の例にもれずフランス製とロシア製が多い。

@lowen_lowe

各都市はどうも自力で弾薬とライフルを生産しているらしく、調停軍が押収する火器は多彩だが、最近はAK103に統一する方向で色々調整しているとかなんとか。パレードでもそんな様子が見える。80年代まではOF-40Mk.1/2を、90年代後半からはOF-40/120をノックダウン生産する

@lowen_lowe

@seibihei かつては大ネズミ狩りとか大サソリ狩りが主要な仕事だったんですが、最近はスナツボアリの養蟻で蛋白質を得ているとか。

@lowen_lowe

ちなみに常備軍より民兵のほうが装備がいいことは珍しくない。

@lowen_lowe

ちなみにOF40系車体はかなり気に入ったらしくてパルマリアとかOTOMATICとかクロタルとかいろいろ積んでる

@lowen_lowe

エネルギー供給は88%が火力、残りが太陽熱で、原子力発電所が存在するが軍が管理していて送電が行われている様子はない。石油にしろ天然ガスにしろパイプラインで南の軍事同盟国に送られそこから船積みされる。あと地味に硝石が出るが、農業系で国内需要が高くあんまり輸出されていない。

@lowen_lowe

貿易黒字だが原油価格に左右されるのであまり安定していない。原油価格が下がると暴動が起こったり軍がクーデタを起こしたりする。安定性がひどいので外資が参入を躊躇して経済発展が遅々として進まないが、輸入代替工業化の最中であるし国民の縄張り意識から外資は敵視されるからいずれにせよ同じ

@lowen_lowe

「共和国憲章」なる最高規則があり、事実上の憲法であるが、各地で頻発する軍事クーデターのたびに批准が停止されるので有名無実化している。国民は束縛を嫌い自由に生きているので、遵法精神はあまり高くない。徴税軍なる恐ろしい組織が生れたことがあったが、民兵軍にたこなぐりにされて壊滅した

@lowen_lowe

あとｵﾚｻﾏ国王はﾆｬﾝｺｽﾀﾝに訪問したとき自前のライフルを掲げてみせたことから国民に熱狂的に支持されていて国民感情は非常によいとかなんとか

@lowen_lowe

ワンコスタンとの国境には有力都市の自治軍を中心に8個師団くらいが駐留していて、そのうち3個は戦車師団であり、すべてが自動車化されていて、かつ機動パイプラインをはじめとする兵站能力を備えるが、どういうわけか自国の都市ばかり攻撃している。

@lowen_lowe

書いてて自分でもなんでこんな国が成立してるのか疑問になってくるが、それでも基本的に国民はみな愛国者であり、銃と昼寝が自由を保障すると信じている。外敵の侵入には猛烈に反応して戦士たちは死ぬまで戦う。ただ個人主義すぎて統制に欠け、無謀な突撃を繰り返すから狙撃とゲリラ戦の教育が盛んに

@lowen_lowe

ﾆｬｺｽﾀﾝは今日も子猫の元気な鳴き声と銃声の途絶えることがない平和な国です

@lowen_lowe

OTOブレダの120mmでT-90にどこまで対抗できるだろう。装備数はこっちのほうが上かもしれんが

@lowen_lowe

まあヤバくなったらSu-25とミラージュ50が飛んでくるからいいけど

現場猫教授 @Dr_crowfake

「ニャンコスタン人は内輪もめばかりしているのに、いざこっちが攻めてやろうと思ったら途端に結束して国民総蜂起で血みどろのゲリラ戦を繰り広げるのでおっかないし意味がわからない」とワンコスタン人の大半は思っている模様。

現場猫教授 @Dr_crowfake

「侵略してこないから、放置でいいんじゃないですか」的穏健派ワンコスタン人と「あの無秩序なる種族に美しき秩序を与えるため支配せねばならぬ」と考えてる大ワンコスタン主義者とがニャンコスタン問題で対立している。

@lowen_lowe

ﾆｬﾝをいじめる野良犬どもは残らずやっつけるのだﾆｬﾝ……

@lowen_lowe

銃撃戦がしょっちゅうだし猫だし砂漠だから住居はなんか壁がコンクリで半地下式になってるんだろうなー (住宅総トーチカ

現場猫教授 @Dr_crowfake

「モフリスト党」という政党がニャンコスタンにはありましてね……。グローバリゼーションによる国際貿易の進展を利用して国威を発揚させつつ国際社会と仲良くなれる統一国家が必要だにゃん。トーチカで昼寝しながら銃をぶっぱなす生活はなんかおかしい、という西洋かぶれ（バカは勝手なことを云った

@lowen_lowe

ニャンコスタンの都市国家では議会選挙の投票率が2000%を超えることとか日常茶飯事なので誰もまじめな政党政治をしようとしません

現場猫教授 @Dr_crowfake

なんというアナーキー……。するとモフリスト党は政党ではなく政治結社なのか……。なんかすぐ分派して結局元の木阿弥になりそうな感が……。