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aoyama_kobe
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朝から早起きして、大山詣で。江戸時代、信仰と行楽に人が行き交った。神奈川県伊勢原市にあり、またの名を「雨降山」「あふり山」「阿夫利山」、雨乞いに霊験のある山として知られる大山。『オオカミの護符』の編集中によく名前が出てきたので気になり行ってみることに。さて、登れるか。
2013-01-03 08:11:59
@hashimoto_tokyo 文系山部、個別部活動の一環でありますっw ありがとうございます~。今年もよろしくお願いします。RT お気をつけて!
2013-01-03 08:27:03
TLで知った平山昇『鉄道が変えた社寺参詣 初詣は鉄道とともに生まれ育った』を買ってみたが、よく考えたら日本の、特に近世以降の庶民の旅は社寺参詣が主要な口実で、しかも寺社と旅行代理店が仕切るパックツアーだったことを思えば、初詣が明治期の鉄道会社のプロモーション、てのも当然なのかも。
2013-01-03 08:31:41
特にお伊勢参り=皇祖神への参宮という最強の建前は、いかなる権力も邪魔立てできませんからねw。 RT @ke_1sato 江戸時代だと、関所の通行手形が無くても、裏に回って手形発行してくれる業者というか、寺社なんかが普通にありましたしね。
2013-01-03 08:37:10
“伊勢へのみち:2013式年遷宮 伊勢→伊賀・阿保→名張→平安京 斎王帰京の道、輝け 群行再現、名張市が検討 /三重- 毎日jp(毎日新聞)” http://t.co/CRuESiwY
2013-01-03 08:41:33
以前『BRUTUS』に書いた伊勢参りの次第を連投してみるか。基本的に、村落や地域ごとに「講」と呼ばれるサークルがあり、多額の費用を要する遠隔地への参拝は、サークル全員で積み立てた金を使い、くじ引きで決めた代表者が参る。その順番が回ってきた時が「一生一度の伊勢参り」となるわけです。
2013-01-03 08:43:22
江戸~伊勢までなら、各種ツアーガイドや、同郷の経験者からの口コミを参考に、一日十里(約40km)をさくさく歩くこと11~12日。松坂を過ぎ、間もなく伊勢山田、というあたりで高額ツアーに参加している場合は御師差し回しのスタッフに迎えられ、用意の駕籠に乗り換える(黒塗りハイヤーが…
2013-01-03 08:43:27
待っているようなものだ)。エコノミークラスの場合は宮川を渡ってから、中川原のツーリストインフォメーションでスタッフと落ち合い、担当御師の邸宅ヘとご案内。ここから4~5日の伊勢滞在の間は、グレードごとに内容の異なるオプショナルツアーがあるが、いずれも二見浦のビーチで身を清め…
2013-01-03 08:43:30
神楽を奉納、内宮、外宮、その別宮や摂末社、そして朝熊山の金剛證寺へ参る、という基本はほぼ変わらない。コース仕立てのディナー(これもグレードがある)には、毎度尾頭付きの鯛や伊勢海老、鮑がつき、夜は大人しく絹の寝具に包まれて眠るもよし、燈火輝く大歓楽街、古市の妓楼へ繰り出すもよし。
2013-01-03 08:43:33
ただし基本ツアーと神楽の奉納料はパック料金に含まれているが、チップや土産、夜のクラブ活動などは別会計である。また伊勢から西国三十三箇所巡礼や金比羅参りにスイッチして足を延ばす者や、帰路は東海道を使わず、中山道経由で善光寺参りをする周遊ルートを採る者などもいたようだ。
2013-01-03 08:43:35
ちなみに「御師」というのは、本来寺社に属して参詣者の世話をした僧侶や神職を指す語で、熊野や高野山など全国に見られたが、伊勢の場合は特別に「おんし」と呼ばれ、講の結成とマネジメント全般を引き受けた、旅行代理店のツアコンみたいな人たち。
2013-01-03 08:45:27
伊勢というと赤福が有名ですが、かつて西国からの巡礼者が発着した船着き場跡で営業している、天正3年創業・市内最古の餅菓子屋の「角屋」さんもお勧め。築百年以上の建物といい、リアル江戸な「茶屋感」が横溢。往年の伊勢参りの雰囲気を味わえます。今年は式年遷宮の本番だし、ぜひ伊勢参りへ。
2013-01-03 08:56:02
佐藤先生の暦ネタ来たで。RT @ke_1sato そうそう、その伊勢の御師が年末に配っていたのが伊勢暦ですね。
2013-01-03 08:57:22
かつては水運、強かったですものね。RT @s__51 上野から常磐線~成田線のルートも、成田山の参拝のため早期に構想されたルートですね。実際には利根川水運との兼ね合いで、実現には時間がかかったようですが。
2013-01-03 08:58:58
平成の大山詣は、小田急線で伊勢原駅へ。急行で新宿から1時間弱。そこからバスで30分ほどで大山ケーブルカーバス停到着。4時間半ほどで阿夫利神社、大山の山頂、見晴台をぐるりと歩く。途中の富士見台からの富士山の景色が楽しみ。逆にこの山は、武蔵の国一円から見える。だからこその御利益かも。
2013-01-03 09:04:29
@hashimoto_tokyo これ、いまもうちの集落でやってるやつかな…。去年越してきたばかりでまだ勝手がわかってないけど、集落の、神主不在の神社を守る禰宜さん3人をくじで選び、みんなで積み立てしてたお金でその3人が年に一度伊勢参りに行くって言ってました。今年あたると楽し気。
2013-01-03 10:24:36
@hashimoto_tokyo 伊勢参りの解説面白かったです!当時のみんなの浮かれ具合とかそわそわ感、見てみたいなあ(笑)。
2013-01-03 10:46:52
まとめ、ありがとうございます。RT @aoyama_kobe 「橋本麻里さん解説「伊勢参り」(と文系山部活動)。」をトゥギャりました。 http://t.co/J4pxSCzi
2013-01-03 10:49:12
@aoyama_kobe 特に60年周期といわれる集団参詣「おかげ参り」の時の狂乱ぶりはただ事じゃなかったと思われますw
2013-01-03 10:53:20
江戸時代の伊勢参りについてはおなじみ十返舎一九『東海道中膝栗毛』で弥次さん喜多さんを追うのもいいけど、岩波文庫の原文あたるのは大層、という方には『村松友視の東海道中膝栗毛』(21世紀版少年少女古典文学館)もお薦めでふ。むちゃ面白いよ。 http://t.co/sef8o274
2013-01-03 10:54:58
大山、富士見台からの絶景。あいにく雲がかかっていましたが美しく。江戸時代は茶屋が出たとか。頂上は標高1252m。大山は中級者向け、なめたらいけない山でした…。最後は星出さんごっこ(宇宙から帰還してヨロヨロしてる状態)でふりだしに戻る… http://t.co/dSLROHV0
2013-01-03 14:18:04

@hashimoto_tokyo いやはや、膝ががくぶるです。温泉に入ってのんびりしております~ 活動は二月のあれからですねw RT 帰路もどうぞお気をつけて。無事下山なさってください。文系山部、暖かくなったら活動再開しましょうねー。
2013-01-03 17:22:39