放射線障害防止の技術的基準に関する法律のめぐ講義

放射線障害防止の技術的基準に関する法律は、放射線障害防止基準に関する唯一の基準法、つまりは「憲法」である。 ICRPがどのような「議論」を展開しようが、この基準法の上位に位置するはずがない。 文科省の傲慢を質し、戦いの狼煙をあげるのよ!( ̄^ ̄)ゞ 携帯では小さい画面で読みにくいとの指摘を頂いたので、でかい活字、太字、強調、下線、画像てんこ盛り且つもちろんソース付きで新たにエントリーアップしました。 続きを読む
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megumiichijoh @6030581119

1】放射線障害防止の技術的基準に関する法律について知ろう 「放射性同位元素等による放射線障害の防止に関する法律」とは別の法律 http://t.co/mDcBebk4 第三条 …従業者及び一般国民の受ける放射線の線量をこれらの者に障害を及ぼすおそれのない線量以下とする…

2013-01-06 08:26:31
megumiichijoh @6030581119

2】「障害を及ぼすおそれのない線量以下にしなけりゃならない、なんて当たり前」と思った人に問う 「障害を及ぼすおそれのない線量」って何mSv/y?何Bq/kg? そんな線量があるなら話は簡単なはずだ http://t.co/pxmperpc

2013-01-06 08:26:45
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megumiichijoh @6030581119

3】低線量被ばくの健康リスクについては、放射線防護上はしきい値(閾値・いきち)がないと「考える」(LNT仮説)のが世界的合意。日本国、ICRP(国際放射線防護委員会)もそのように理解 しきい値とは、境目となる値 高線量の被ばくについては境目となるしきい値がある

2013-01-06 08:26:56
megumiichijoh @6030581119

4】しきい値がない(「ない」と科学的に証明されてはいないが、放射線防護上はないものとして) →「◯◯mSv/y以下なら健康リスクはない」と断言出来る値はない 健康への影響とこれからの取り組み http://t.co/dHklXOJB http://t.co/YqtSlbdk

2013-01-06 08:27:16
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megumiichijoh @6030581119

5】(1)リスク…有害性が発現する可能性… (2)しきい値がなく、直線的にリスクが増加… 放射線防護…低線量被ばく…被ばく線量に対して直線的にリスクが増加…(LNT仮説) WG報告書8頁 http://t.co/ix6P05cR http://t.co/NG3aUXV0

2013-01-06 08:27:26
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megumiichijoh @6030581119

6】ポイント ①LNT仮説に基づき、どんなに低線量でも被ばく量に応じた健康リスクがある(と考える) ↑ICRP、日本国の公的な立場 ②ところが我が国には、放射線障害防止の技術的基準に関する法律第三条の定めがある ↑素直に読めば、しきい値がある前提の規定に思われる

2013-01-06 08:27:39
megumiichijoh @6030581119

7】検証1 昭和32年度版原子力白書にはLNT仮説に言及なし http://t.co/jum5rNmn http://t.co/XfTOQHqk http://t.co/OEqmo9FI

2013-01-06 08:27:49
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megumiichijoh @6030581119

8】検証2-1 原子力委員会月報1958.5 国会審議の過程において特に議論になった事項はない←(1)最終段落 本法は元来放射線障害の防止という立場から規制しているのであって、放射能にもとづく障害が起る以前←(3)第四段落 ソース、画像は次ツイート

2013-01-06 08:27:55
megumiichijoh @6030581119

10】検証3-1 放射線審議会(125回)渡辺次長・原子力安全監発言 第3条…放射線障害を及ぼすおそれのない線量以下…その線量以下であるかどうかが判断基準…いわゆる最適化や合理性について種々の議論があるからといって http://t.co/6gTaDRl1 該当箇所指定次ツイート

2013-01-06 08:28:11
megumiichijoh @6030581119

11】検証3-2 http://t.co/6gTaDRl1 7.主な質疑応答中◯答申案の検討について、でスクロールすると【平井委員】【渡辺次長・原子力安全監】だけのパラグラフ http://t.co/UeODqT5G

2013-01-06 08:28:25
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megumiichijoh @6030581119

12】総括1 本法は放射線障害防止の技術的基準のいわば「憲法」というべきもの 渡辺次長・原子力安全監がいみじくも述べているように「その線量以下であるかどうかが判断基準」であり、ICRP如き民間機間の提唱する「最適化や合理性」は「議論」に過ぎぬ 渡辺が認めた これが最大のポイント

2013-01-06 08:28:33
megumiichijoh @6030581119

13】総括2 渡辺次長・原子力安全監の発言について「これは答申の表現の話で…」と言われても、言い訳。 「結局、判断基準である『その線量』ってあるのか?ないのに(LNT仮説)渡辺は何食わぬ顔で『その線量以下であるかどうかが判断基準』などと発言?国民をバカにするにもほどがある」

2013-01-06 08:28:49
megumiichijoh @6030581119

14】総括3 この問題は文科省を揺るがす。我が国の放射線障害防止の基準法たる「憲法」を施行後50有余年放置。 渡辺、文科省官僚ども、委員らは「法三条」の存在及びその趣旨を十二分に理解しつつ原子力ムラに媚び諂い、国民を騙し続けてきたのだ。 戦いの狼煙をあげろ!

2013-01-06 08:29:10
megumiichijoh @6030581119

15】総括4 準備が出来次第togetterにまとめますが、めぐツイログ http://t.co/YQbxBeGV で(本ツイート含め全15ツイート) 理解された方は、togetterのまとめを待たずにどんどん拡散・ご利用を 間違いがあったらDMにてお知らせ下さい めぐ拝

2013-01-06 08:29:20