河北新報『わがこと 防災・減災』をめぐる考察
河北新報の企画「わがこと防災減災」(4)で、東北福祉大の数見隆生教授が「災害の発生する時間は、在宅時や登下校中、夏冬休みなど、子どもが学校にいない時間帯の方が長い。子どもの命を守る上で、家庭や地域の役割は非常に大きいと考えるべき」とコメントを寄せているが、誤解を招く発言だ。
2013-01-06 20:00:27東北福祉大の数見教授といえば、今年から始まる大川小の検証委員のひとり。大川小遺族が、河北の記事を読んで、地域や家庭の危機意識が大事だという論調に、「学校管理下で犠牲になった子どものことは関係ないのか。残念なコメント」と連絡をしてきた。http://t.co/UsXT1MJI …
2013-01-06 20:07:31犠牲者は大川 小学校の児童だけではありません。多数の小中学生、高校生が命を落としました。加藤さんのツィートは大川小学校のことだけで他の被害者に対する思慮が欠けている上から目線の非常に無神経な論調ですRT @katoyori: 東北福祉大の数見教授といえば、今年から始まる大川小の
2013-01-06 20:08:03本人側の努力では回避できなかった、組織の判断ミスによって起きた、という学校管理下での子どもたちの犠牲についての検証をする人物が、家庭や地域の意識の問題にまず振り向けようとする発言をするのは、ちょっとなんだかな。
2013-01-06 20:15:49河北の記事、データも誤解招く。「550人。岩手、宮城、福島3県の保育所と幼稚園、小中学校、特別支援学校で、大津波の犠牲となった児童生徒数だ。このうち引き渡し後や自宅で被災したのは460人で、全体の8割を超える」とあるが、学校にいたのは、大川小の子たちと南三陸町の戸倉中の1人だけ。
2013-01-06 20:20:10@suzuno_ne りんねさんは、いつも他の亡くなったたくさんの子どもたちのことに思いを馳せておられますよね。私もできるかぎり同じ気持ちでいたいです。私自身は他の子どものことを無視してるのではなくて、責任の問題、この事故が問いかける物の問題をたくさんの人と共有したいのです。続
2013-01-06 20:26:00@suzuno_ne 続き)私は被災地の学校の先生方への取材を通じて、子どもたちの犠牲の問題を語る際に、外してはならない視点は、「学校管理下」だと思っています。りんねさんの気に障る「上から目線」の部分は、この視点から語っているせいなのかと思ったりもしますが違ったら教えてください。
2013-01-06 20:30:34数見教授の大川小学校でどういう仕事をしているかは存知あげませんが、この記事に限れば数見教授の言うとおりです。釜石の奇跡はなぜ奇跡と言われるか?既に下校していた生徒たちが学校の指導なしに行動できたってことです。そういうことができずに亡くなった多数の児童RT @katoyori:
2013-01-06 20:31:51数見教授の大川小学校での検証作業はどうなのかわかりませんが、河北に限ればその通りではないかと。それだけですが RT @katoyori: あと、意味不明というのであれば、りんねさんの、本当のメッセージを教えてください。私に対する共感が出来ない、という宣言をしたかった、と言う
2013-01-06 20:50:53@suzuno_ne ああそうなんですね。そう読まれたと言うことがいいたかっただけなんですね。大川小のご遺族(といっても当たり前だけど全員ではない)は、別の読み方をされてますので、それをご紹介しました。それを巧みとおっしゃっていたのですね。
2013-01-06 20:53:43@micky__s @suzuno_ne 続)やっぱりその視点は足りないなぁと同時に私自身も思って批判してます。地域や家族との連携そのものを批判しているのではなくて、それをまず防災の規範として指摘するのは誤解を招くよという考えです。(電話対応をと移動で、お返事遅くなりました)了
2013-01-06 22:42:50@katoyori 今回の記事は一般紙で一般読者向け防災啓発の意味も含めて掲載している記事と自分は受け止めました。この文脈では教職員の責任を強調する内容はふさわしくないだろうと思います。
2013-01-06 23:15:39@micky__s 地域との連携、子どもへの教育を挙げているのに、先生や組織の取り組みの課題には触れずなのが不自然だよなと思うのです。取材で言ったかはそこは聞かないとわかんないですね。書いてないよな、なぜだろうと批判的に受け止めることは、特におかしくないと感じます。
2013-01-06 23:40:14@katoyori 論点が「地域防災の中で子供たちをどう守るか」であり、あの記事分量に教育組織の責任を盛り込むのは無理があると思います。その点を特段無視・軽視しているかというと、トピック違いのため触れないだけで、当然の前提として横たわっているものと自分は認識しました。
2013-01-06 23:56:00なるほど。この部分の知識の有無が一つの原因のようですね。RT @suzuno_ne 数見教授の大川小学校でどういう仕事をしているかは存知あげませんが @katoyori
2013-01-06 20:36:23@SatoshiMasutani氏登場
例えば、今回の震災で死亡・行方不明になった宮城県内の小中学生数は、1933年の昭和三陸津波や60年のチリ地震津波で大きな被害を受けた岩手に比べて7倍に上る。地域の津波に対する危機意識や心構えの違いが背景にある。(数見教授) http://t.co/mXleJ19n 本当か?
2013-01-06 20:30:36岩手の小学生犠牲者は16人。宮城の場合154人。だが大川小学校だけで70人が死亡。4人が行方不明。地域の心構えだけじゃなしに、大川小学校の避難誘導のまずさが犠牲者数に大きな影響を及ぼしているのは明らか。数見教授の言い方は、少なくとも表現が不足している。
2013-01-06 20:53:59結局、岩手と宮城で犠牲者数の違いが出たのは、単に沿岸部の人口の差だけと違うのかという、気もしてくる。心構えの差が犠牲者の数に現れたという、すっきりした論拠がほしいものだ。
2013-01-06 21:09:18もちろん、将来に備えて酔い心構え、備えをするのは大事だが、宮城県内の311の犠牲者について、心構えがなっていなかったからだと全体を言い切るのはどうかと。
2013-01-06 21:10:56