ハメットの作品におけるメタ要素についての議論

コンチネンタル・オプは、古典的な英雄か、はたまたメタヒーローか!?ダシール・ハメットの初期作品におけるメタ要素についての熱い議論。
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だむらわだる @TAMURAwataru

ダシル・ハメット(アメリカの小説家でハードボイルド文学の創始者。血の収穫、マルタの鷹など)が大好きなんだけど、特にコンチネンタル・オプって登場人物が良くてね。小太りで冴えない見た目のオッサンだけど、つまんねえ自意識とかは持ってないのよ。冷徹、プロフェッショナルな私立探偵で。

2013-01-09 20:56:00
だむらわだる @TAMURAwataru

プロフェッショナルに徹することで結果として「孤高」に導かれたひとを描くのだけど…厨2病ってのは、いわば目的と結果を取り違えた状態なのかもしれない。そういう、ひとの世の作りをオレはハメットの作品から学んだ。学んだ以上、何とかして自分も「かくありたい」と思うのって、普通じゃん。

2013-01-09 21:11:23
だむらわだる @TAMURAwataru

とはいえ、それがまあムツカシイ。自意識は誰にだってある、いつでも鎌首をもたげる。どうやって呑み込まれないようにするか…体罰やグー系の「躾」って、暴力として発動する/させる自意識だと思うからさ。あれもこれも、他人ごとには思えないんだよねえ。。。

2013-01-09 21:28:20
真空亭 @sinkuutei

@TAMURAwataru コンチネンタル社のオプは、個人的思い入れを排除せず社命を逸脱するのを躊躇わない、プロフェッショナルのオプらしからぬオプだった。それこそが、社命に忠実(スト破り経験もあり)でプロフェッショナルに徹した元オプのハメットにとって大切なことだったのではないか。

2013-01-09 22:31:41
だむらわだる @TAMURAwataru

@sinkuutei いや違うな。社命に徹すること=プロフェッショナルとしての探偵、じゃないもん。というか「個人契約の社会」アメリカが大前提だしね。そういう意味ではマックス・ヴェーバーを傍に置いて読むべき作品なのかも知れない。

2013-01-09 22:43:15
真空亭 @sinkuutei

@TAMURAwataru 「プロフェッショナルとしての探偵」の定義がわからない。

2013-01-09 23:01:10
だむらわだる @TAMURAwataru

@sinkuutei そらもう「受けた依頼を解決出来る探偵」でしょ。出来る、と限らないしねえ。あと重要なのが「(金銭が発生する、契約としての)依頼」だよね。なおマックスヴェーバー言及は、当然ながら「金銭関係ではない」契約の存在が、さらに高次段階で共有されている社会ってことよね。

2013-01-09 23:26:13
だむらわだる @TAMURAwataru

@sinkuutei 実際のところ(経済学や思想史に通じる)正鵠な職業感を抜きに、ピューリタニズムや自然主義文学への考察抜きに、ハードボイルド文学は読解出来ないでしょ。と思ってググったらエミール・ゾラとハメットを連結させた考察があるな。 http://t.co/0ieaLqd2

2013-01-09 23:34:31
真空亭 @sinkuutei

@TAMURAwataru コンチネンタル社のオプは例えば『赤い収穫』だとまず物語の舞台となるパースンヴィルの退廃した状況への義憤があり、それ故「大掃除」をするために町の権力者に契約を誘導する。個人の目的(正義)がビジネスライクな依頼に先立つ、そういう意味ではクラシックな英雄譚。

2013-01-09 23:36:02
真空亭 @sinkuutei

@TAMURAwataru そういうクラシックな英雄譚としての側面を「時代劇」という形でよりわかりやすく抽出したのが、言うまでもなく黒澤明の『用心棒』ということになる。ここでのオプである「三十郎」はもはや明確な依頼すら必要としない。

2013-01-09 23:38:26
だむらわだる @TAMURAwataru

@sinkuutei だから、その辺がマックスヴェーバーなんだってば。古典的な英雄譚、とするほうが一読理解しやすいだろうけど古典じゃないし英雄潭でもないのよ。参照ブログがゾラとつなげてるのはマジ明晰だけど、マルクス主義も自然主義文学も「英雄」存在を解体あるいは微分する過程だから。

2013-01-09 23:44:05
だむらわだる @TAMURAwataru

@sinkuutei つか正直、ハメットを「きちんと」読むなら文学史の流れを踏まえて読まないとダメだと思う。フォロワーではない、オリジネイターと目されているのはなぜか。ハメットの前にはハードボイルドはなかった、では何があって誰がいたのか?とゆう。

2013-01-09 23:47:13
だむらわだる @TAMURAwataru

@sinkuutei 抽出するならなんでも抽出は可能だもんよ。そらハメットだもん、もっと「抽出」して、もっと濃い「プロレタリア文学」も可能ならば、ビートニクへのメンタリティ影響だって言えることでしょう。

2013-01-09 23:50:49
だむらわだる @TAMURAwataru

@sinkuutei まあ、お互いもっとハメットを読もうぜ?オレはゾラを持って来るひとがいたのには本当に目を開かされた。自然主義文学の親分だからな。ならあの作家は、日本自然主義文学は?等々すげーワクワクする…「ジャンル」小説には到底落とし込めない深淵を湛えた作家なんだからさ。

2013-01-10 00:01:14
だむらわだる @TAMURAwataru

あとあれだな。自分的本丸(のひとつ)で言うとハメットとフォークナーをくっつけてみたいな、ぼんやり考えてみることはあったけれど。それも、異同の「同」のほうに焦点を当てて。

2013-01-10 00:09:48
だむらわだる @TAMURAwataru

フォークナーからジョイスに遡ってもいい、マルケスや中上やリョサに下って行ってもいい。と言うか、そもそもハメット『血の収穫』の存在を初めて知ったのは神聖喜劇1巻の最後の一文だった…やっぱあれだな、文学は最高だな!…いじょ。

2013-01-10 00:30:55
真空亭 @sinkuutei

@TAMURAwataru どの辺がマックス・ヴェーバーなのかわからないが、それ以上に何の説明もなく古典的でなく英雄譚でもないと言い切ってるのがさらにわからない。チャンドラーの言葉を借りるまでもなくハードボイルド小説の探偵たちは騎士なのであってそれはつまり古典的な英雄なのだから。

2013-01-10 00:40:30
だむらわだる @TAMURAwataru

@sinkuutei ええ?こんだけ自然主義だーピューリタニズムだー言ってるのに、ハメットを読んでるというのに、英雄譚とは何かを共有してると思ってたのに、何を指してるのかわかんないの?ちょっと待て、本気で言ってるのかそれは?

2013-01-10 00:47:53
だむらわだる @TAMURAwataru

@sinkuutei ホントにホントでそうだとしたら、オレもちょっと考える。今度会う機会になるだろうが、一定の本を読んで基本認識を共有してもらったうえで、説明させて頂く。うーん、それならば申し訳なかった。議論に至ったことをお詫びしたい。

2013-01-10 00:51:28
だむらわだる @TAMURAwataru

@sinkuutei 至った、というかオレが吹っかけてしまった、ことだな。ホントに申し訳ない。

2013-01-10 00:52:43
だむらわだる @TAMURAwataru

別に喧嘩上等!じゃないんだよな…新たな発見があればいいな、と思うだけで。オレはやっぱり議論討論が下手くそすぎる…まくし立てると我を忘れちゃうからなあ。うーん。

2013-01-10 00:55:25
だむらわだる @TAMURAwataru

ヘコんでしまったので寝る。おやすみー

2013-01-10 00:57:26
たんけみるた @tal3eg6

おれも含め、たいてい人と意見交わすのが好きな人はみんなそうでしょ。楽しくて我を忘れるwRT @TAMURAwataru: 別に喧嘩上等!じゃないんだよな…新たな発見があればいいな、と思うだけで。オレはやっぱり議論討論が下手くそすぎる…まくし立てると我を忘れちゃうからなあ。うーん。

2013-01-10 00:59:34
真空亭 @sinkuutei

@TAMURAwataru 認識を共有しているかどうかの確認から始めるというのは割と大事(ここで掛け違うと永久に混乱する)。まあ、こんな時間にこんな突発的にやることではないのかもわからないが。

2013-01-10 01:20:09
真空亭 @sinkuutei

@TAMURAwataru で、あるので、なんら気にすることなくお休みください。

2013-01-10 01:20:28
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