第1回 進化と文化とこころワークショップ

2010年8月19日に、「文化の維持と変化」をテーマに開催されたワークショップ絡みのディスカッションまとめです。
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Hiraishi Kai @kaihiraishi

「進化と文化とこころ」ワークショップ開始なう。

2010-08-19 13:43:13
だいひこ @daihiko

今日のつぶやきは「進化と文化と心ワークショップ」の内容から。

2010-08-19 14:05:44
だいひこ @daihiko

文化に対する制度論的アプローチでは、「期待」が重要。

2010-08-19 13:55:25
だいひこ @daihiko

適応論的アプローチが利得にこだわるのはなぜか。

2010-08-19 13:56:30
だいひこ @daihiko

適応という概念によって、parsimoniousな議論が可能になる、という主張。

2010-08-19 13:57:39
だいひこ @daihiko

社会心理学における理論やモデルの恣意性は他領域から批判されている。判断と意思決定の文脈では、プロスペクト理論やヒューリスティックスが批判の対象となる。

2010-08-19 14:00:10
だいひこ @daihiko

得られたデータから関数の形を決める、こういうやり方は恣意的。

2010-08-19 14:01:15
だいひこ @daihiko

厳密な予測を立てられないような概念は使うべきではない、という批判。

2010-08-19 14:04:26
だいひこ @daihiko

適応論的アプローチからの文化心理学への批判も、理論が後付けである、理論が恣意的である、という批判。

2010-08-19 14:08:02
だいひこ @daihiko

適応論における合理性というのは、じゃあ、どう定義する?

2010-08-19 14:11:09
だいひこ @daihiko

適応論における態度は、1. 適応=メタファーである、細かいことはどうでもいい、というもの。

2010-08-19 14:13:08
だいひこ @daihiko

適応を可能にするプロセスを考えると、適応論も怪しくなってくる。

2010-08-19 14:16:26
だいひこ @daihiko

成功者の模倣、強化学習、信念学習 (期待→最適な行動を選択)

2010-08-19 14:18:18
だいひこ @daihiko

同じ利得構造でも、調整プロセスがことなれば、システムは異なる振る舞いを示すことがある。

2010-08-19 14:21:58
だいひこ @daihiko

そういうことを考えると、適応にも恣意性がある。

2010-08-19 14:22:51
だいひこ @daihiko

適応という概念を使っても、母集団が有限か無限かということだけで結果が変わってしまう。

2010-08-19 14:24:40
だいひこ @daihiko

適応的な行動の獲得を可能にする、適応的な学習メカニズムとは何か? がわかっていない。

2010-08-19 14:26:04
だいひこ @daihiko

適応論的アプローチが目指すべき方向は?

2010-08-19 14:27:21
だいひこ @daihiko

牧畜が行われなくなってもアメリカ南部に名誉の文化が存在し続けるのはなぜか? 制度論的アプローチによる説明は、「期待」。

2010-08-19 14:31:41
だいひこ @daihiko

名誉を守ることが利となるだろう、という期待が存在すれば、名誉の文化を内面化することは適応的である。さて、じゃあそういう期待はどこから来る? これが説明できないとやはり恣意的な議論になる。

2010-08-19 14:33:50
だいひこ @daihiko

いったん期待とい概念を持ち出して適応論的アプローチを適用しようとするならば、文化が伝達獲得されるマイクロレベルのプロセスを解き明かさないかぎり、前に進むことはできないはずだ。

2010-08-19 14:53:07
だいひこ @daihiko

トークの最後は、文化心理学への注文。他分野との相互交流が可能となる共通言語を使って欲しい。

2010-08-19 15:05:32
だいひこ @daihiko

「意味」という何でも説明できてしまう柔軟な概念を使い続ける代わりに「期待」や「自動化されたスクリプト」という、数理モデルやコンピューターシミュレーションで利用可能な平易な概念を使うことができないか。

2010-08-19 15:07:46
だいひこ @daihiko

次は鳥山さんの文化伝達の話。模倣から社会学習まで。

2010-08-19 15:34:10
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