【平沢進】インタラクティブ・ライブ「ノモノスとイミューム」に於ける新しい試みの解説

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Susumu Hirasawa @hirasawa

このたびのインタラクティブ・ライブ「ノモノスとイミューム」では新しい試みをしていることを発表します。

2013-01-08 20:45:36
Susumu Hirasawa @hirasawa

最も大きな試みとして、インターネットから多くの映像素材を調達し、それによって物語を構成しています。つまり(続く)

2013-01-08 20:47:06
Susumu Hirasawa @hirasawa

物語が先に有り、それに相応しい映像を発注したり、作ったりするのではなく

2013-01-08 20:47:57
Susumu Hirasawa @hirasawa

集めた映像素材から逆に物語を構成してゆくという方法であります。

2013-01-08 20:48:35
Susumu Hirasawa @hirasawa

大和久さんのCGが関連性の無い映像をつなげて行くような役割を担います。

2013-01-08 20:51:09
Susumu Hirasawa @hirasawa

全ての映像素材は著作権処理が成されています。

2013-01-08 20:52:28
Susumu Hirasawa @hirasawa

この方法は何がしかであるような気がします。

2013-01-08 20:53:37
Susumu Hirasawa @hirasawa

つまり、インタラクティブのひとつの到達点「作者退場」への一歩であるような気がします。

2013-01-08 20:54:57
Susumu Hirasawa @hirasawa

この方法はつまり、みなさんがヒラサワの素材等を使って作品を作り、動画サイト等に投稿するという行為を、ヒラサワもやってみた、ということです。

2013-01-08 20:56:23
Susumu Hirasawa @hirasawa

更に、何の関連性もなくネット上に個別に存在していたものに関連性を与えることで違った意味を持って機能しはじめるという現象の花です。

2013-01-08 20:59:30
Susumu Hirasawa @hirasawa

ほとんどの映像はただの断片です。ただ散らばった断片をどう見るかによっていろいろな物語が生じる様は、人と世界の関わりについてのナニをアレします。

2013-01-08 21:02:06
Susumu Hirasawa @hirasawa

製作途中でみんんさから映像を募集するという案もありましたが、まずは因果関係の無い映像を使って一貫したものを作ることを重視しました。

2013-01-08 21:04:18
Susumu Hirasawa @hirasawa

意図による募集よりも、「生じてしまう現象」に興味があったのです。

2013-01-08 21:06:30
Susumu Hirasawa @hirasawa

そして、もうひとつの試みとして、今回はスクリーンは前面ではなく、背面にあります。

2013-01-08 21:07:46
Susumu Hirasawa @hirasawa

あ、話はネット上の素材に戻り、すでにお気づきの方もおわしますように、アルバム「現象の花の秘密」のジャケットもそのような方法で作っています。

2013-01-08 21:09:12
Susumu Hirasawa @hirasawa

スクリーンの話に戻って、通常は半透明のスクリーンがステージを覆うように有り、それを通してヒラサワを見るという設置方法でしたが、今回はヒラサワの後ろにスクリーンがあります。ヒラサワは常時むき出し。

2013-01-08 21:10:56
Susumu Hirasawa @hirasawa

以上です。もう手を下ろしていいですか?

2013-01-08 21:14:25
Susumu Hirasawa @hirasawa

これは冗談ですと前置きし、いつかヒラサワが退場する時、そこには四本さんの歌う姿を見る日が来る。とか。

2013-01-08 21:16:20
Susumu Hirasawa @hirasawa

じゃ、仕事しますので。

2013-01-08 21:21:12