見た論文一言メモ

見た論文のうちメモをつぶやいたやつ。新着文献のみ。菌×生態メイン。
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Shunsuke Matsuoka @Mtok_Snsk

Rhizopogonの近縁な2種の土壌中の菌糸(束)を検出。両種ともFH層に多く分布しているが、種Aは種Bの存在下で鉱質土層分布にシフト。Beiler et al. (2012) Mol. Eco. (Vol.21, Issue 24, page6163-6174)

2012-12-07 16:29:21
Shunsuke Matsuoka @Mtok_Snsk

タルウマゴヤシにAM菌接種したら、ホストのS飢餓が改善されました。ただし、ホストの葉の代謝で見ると、SよりP飢餓の方が影響が大きい。Pが十分ある時のS飢餓改善にAM菌がきいてるよ!http://t.co/zRvRAu0E

2012-12-19 17:53:23
Shunsuke Matsuoka @Mtok_Snsk

AM菌から2つのアクアポリン遺伝子をクローニング。1)イースト内で異種発現→イーストが浸透圧ショックでバースト。2)水飢餓のトウモロコシとの共生状態で発現確認→ちゃんと機能してる遺伝子だよ!http://t.co/CaKcY8LU

2012-12-19 18:02:27
Shunsuke Matsuoka @Mtok_Snsk

概念的な事は、引用・ロジック等、ふむふむなるほどたしかにそうだねー、とは思う。>AM菌の炭素貯蔵:大気中CO2増加に伴い短期ではリターの分解性の増加により土壌のCO2貯蔵が減少するも、長期的に見ると難分解物の蓄積により炭素蓄積が増加。http://t.co/HOuEID0i

2012-12-20 11:55:24
Shunsuke Matsuoka @Mtok_Snsk

ポット植えのトールフェスクに、種子由来の根内生菌(Lewia sp.)を添加。菌有り区では、菌無し区に比べ土壌中の炭化水素複合体(PAH)が有意に高く除去さ、土壌中のピレンは植物体への集積が見られた。http://t.co/a9ifz4VO

2012-12-28 10:10:13
Shunsuke Matsuoka @Mtok_Snsk

コケ4種の組織中の菌を標高傾度で調べた。HPLCでバイオマス、454でITS2。菌バイオマス・OTU多様性は標高ではなく、宿主種と組織の影響を受けていた。菌群集組成は3/4コケ種では標高帯で変化。1/4コケ種は空間自己相関がみられた。 http://t.co/7uL8QXVA

2013-01-07 18:00:58
Shunsuke Matsuoka @Mtok_Snsk

アルゼンチン-チリ、中国、メキシコーアメリカから、Pezizalesに属する48 OTUの栄養胞子体マットを採集。栄養胞子は菌根形成能力あるのもあって、分散やらにきいてるのでは・・?http://t.co/mmZ8nqty

2013-01-07 18:27:40
Shunsuke Matsuoka @Mtok_Snsk

Populusの生葉内生菌がサビキンの(個葉内での)感染率に与える影響を調査。4種の内生菌は、宿主・サビキン遺伝子型を問わず、宿主のサビキンへの抵抗性を上げた。しかし、この効果は菌を接種した葉のみで、植物体全身への効果は無かった。 http://t.co/9Fr9PhCY

2013-01-07 18:50:53
Shunsuke Matsuoka @Mtok_Snsk

ドイツの標高傾度に沿った8植生、70宿主種の根にいるsebacinoidの系統的多様性・構造調査。73 MOTU検出。群集組成には土壌pH、腐植量が影響。極限土壌環境・集約的土地利用の場所では sebacinoidは系統的にまとまっていた。http://t.co/Ap99Oncf

2013-01-10 12:57:11
Shunsuke Matsuoka @Mtok_Snsk

スウェーデンのドイツトウヒ林で、外生菌根菌外部菌糸(EMM)の生産に影響与える環境要因を調査。50以上の環境要因のうち、N堆積量が最も強くEMM生産に影響。中程度のN堆積量でEMM生産は十分抑制。また低pHと高PもEMM生産を抑制。http://t.co/I5nIMhNB

2013-01-30 12:06:09
Shunsuke Matsuoka @Mtok_Snsk

ニューヨーク西部のトウモロコシ畑帯で、AM菌の群集調査。得られた群集情報では、AM菌の分散制限は見られなかった。群集組成は、土壌PやpHよりも土壌組織構造と深く関係。農業生態系では、群集構造に影響を与える要因が自然植生と違うっぽい。http://t.co/ad6Ia8Yy

2013-01-30 12:33:03
Shunsuke Matsuoka @Mtok_Snsk

スウェーデンのヨーロッパアカマツ林で、マツに13C、土壌有機物に15Nのマーカーを吸わせ、外生菌根菌を介した養分の移動を追跡。植物→菌へのCは増えるが、菌→植物のNは増えず。菌根菌はCを得たことで、自身のバイオマス生産のためNを保持する? http://t.co/mv2gHy84

2013-02-04 15:54:55
Shunsuke Matsuoka @Mtok_Snsk

実験結果を基にしたモデルによると、植物→菌根菌のCが増えるほど、植物のN獲得効率(投資したCに対して得られるN量)は減少。大気CO2上昇は、植物のN制限がかかっている北方林では、より強いN制限になる可能性もある。http://t.co/mv2gHy84

2013-02-04 15:57:43
Shunsuke Matsuoka @Mtok_Snsk

タルウマゴヤシ。AM菌の在/不在下それぞれで、P、N、P+N制限をかけて、植物の生長とトランスクリプトームを比較。http://t.co/IuDpDLyreA

2013-04-02 11:50:32
Shunsuke Matsuoka @Mtok_Snsk

根圏における植物と微生物のN獲得競争・共生について、同位体ラベルしたNを追跡した文献をレビュー。植物と微生物それぞれのN取り込み速度をKm値を計算して比較。http://t.co/2sXZSVM36V

2013-04-02 12:02:03
Shunsuke Matsuoka @Mtok_Snsk

(Nの動き) 土壌有機物→細菌が不動化→原生動物が動化(NEW!)→AM菌→植物。原生動物がいると 1)植物→AM菌のCアロケーションが増える、2)植物の生長良くなる。 http://t.co/8MEY7LWR0p

2013-04-02 12:24:24
Shunsuke Matsuoka @Mtok_Snsk

菌類ITS領域のゲノム内変異量を調査。調査した菌類(ディカリアから99系統)では大体3-5%以内。http://t.co/3qBahls01T

2013-06-04 18:00:08
Shunsuke Matsuoka @Mtok_Snsk

トウモロコシ、ダイズ、スミレの3種を用いて、土壌P濃度を変えてAM菌の種の豊かさと群集組成が変化するか検証。感染率はほとんど変化なし。種の豊かさはPが一定濃度以上で減少。群集組成には宿主種の効果が大きく、Pの貢献は少ない。http://t.co/2g0AOuDSPd

2013-06-04 17:26:47
Shunsuke Matsuoka @Mtok_Snsk

250の地衣類から菌類と藻類の配列を取得。菌は藻類のスペシャリスト化が進んでおり、どの菌も1-2ジェノタイプの藻類と共生。一方、藻類側はスペシャリスト化のばらつきが大きい。また、地域的に限定された組み合わせもあった。http://t.co/EfC0C9e4V7

2013-06-04 17:10:45
Shunsuke Matsuoka @Mtok_Snsk

アーバスキュラー菌根菌の地域適応を調査。3つの地域から草本(同種)とAM菌接種源を集めて相互接種。植物とAM菌が同じ地域由来の場合植物の生長が一番高くなる場合が多い。http://t.co/cM0QoX9v6X

2013-06-04 16:50:23
Shunsuke Matsuoka @Mtok_Snsk

15Nでラベルしたブナ落ち葉をリターバッグに入れて、微生物と外生菌根菌によるN獲得を2年弱追跡。養分の溶脱期では微生物が、不動化期~は外生菌根菌がN吸収のメイン。時期によりNを吸ってる外生菌根の顔ぶれが変化。http://t.co/73Pa5JRpbr

2013-06-04 16:31:25
Shunsuke Matsuoka @Mtok_Snsk

CO2濃度と土壌P濃度を操作した条件下で、グラスにアーバスキュラー菌根菌と植物の病原性ウイルスを接種。環境によって菌根菌とウイルスそれぞれの植物への作用(と菌とウイルスの相互作用・・・うーん。)は変化。http://t.co/Y6J7f6OD94

2013-06-04 16:05:53
Shunsuke Matsuoka @Mtok_Snsk

外生菌根菌のOTU多様性は、宿主植物の分類群(種、属、科それぞれの)多様性と正の相関。外生菌根菌の系統群組成は宿主植物の多様性・組成が有意な説明力を持っていたが、OTU組成は有意な説明要因無し。 http://t.co/x0bqXTMxmd

2013-06-14 18:09:52
Shunsuke Matsuoka @Mtok_Snsk

宿主の系統関係が外生菌根菌の種の豊かさと群集組成に与える影響。ヤナギ科の系とIshidaら2007の再解析。いずれの系においても宿主の系統的距離を定量的に取ることで、外生菌根菌群集組成の説明力は上がる。http://t.co/dlfZ6kQThB

2013-06-04 15:41:50
Shunsuke Matsuoka @Mtok_Snsk

Cenococcum geophilumと他の外生菌根の存続時間を比較。セノコッカムは他のECMと比べ4-10倍(平均800日超)存在。一方、野外では生物活性のあるセノコッカムは少なく、死んでから分解されずに長期存続している可能性が。http://t.co/ImIcUjLWeX

2013-06-19 19:16:08
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