小説本の余白はどれくらいが妥当か商業誌を参考にしてみる
ところで、同人誌のコミック紙に小説を印刷するのって、メジャーだけど、どうなのかな…。印刷会社によっては画数の多い文字が太って、目がちらつく形になってる場合もある気がするんだけど。
2010-08-22 20:25:20あと同人誌小説本で気になるのは、たいがい小口側の余白が非常に少なく読みにくいところ。Web並みにしているため、文字と文字の間や、行と行の間が詰まりすぎていること。
2010-08-22 20:39:17【自分資料:小説本の余白をぼんやり計測:新潮文庫「十番切り/池波正太郎」旧版】頁上余白=17㎜、頁下余白=12㎜、ノド側余白=12㎜、小口側余白=12㎜。行間は約2㎜で、文字はだいたい3㎜くらい。
2010-08-22 21:13:09【自分資料:小説本の余白をぼんやり計測:富士見ファンタジア文庫「スプライトシュピーゲル4」】頁上余白=16.5㎜、頁下余白=13㎜、ノド側余白=9.5㎜、小口側余白=13㎜。行間は約1.8㎜で、文字はだいたい3㎜くらい。フォントが違うけど新潮時代小説より文字をつめてる感じ。
2010-08-22 21:19:22【自分資料:小説本の余白をぼんやり計測:講談社ノベルス「百鬼徒然袋 風」】頁上余白=14㎜、頁下余白=15㎜、ノド側余白=13㎜、小口側余白=11㎜、段組余白=6㎜。行間は約2㎜で、文字はだいたい2.5㎜くらい。フォントがぱっきり黒く、余白が生きる感じ。
2010-08-22 21:24:34【自分資料:小説本の余白をぼんやり計測:幻狼ファンタジアノベルス「翼の帰る処 下」】頁上余白=19㎜、頁下余白=12㎜、ノド側余白=14㎜、小口側余白=10㎜、段組間余白=10㎜。行間は約2.5㎜で、文字はだいたい2.5㎜くらい。フォントは時代小説に比べるとポップな明朝体。
2010-08-22 21:33:27【自分資料:小説本の余白をぼんやり計測:講談社BOX「化物語 上」】頁上余白=22㎜、頁下余白=10㎜、ノド側余白=17㎜、小口側余白=12㎜、段組間余白=7.5㎜。行間は約3㎜で、文字はだいたい3㎜くらい。フォントは幻狼よりもポップな明朝。
2010-08-22 21:39:065冊しかやってないのに疲れた…。まあ実際の数がわかってよかったです。ほかの本もおいおい調べたいです。上部の余白は大きめに取らなきゃだめだってことだな。
2010-08-22 21:41:22とにかく言いたいことは「小説同人誌作る人は、余白を怖がらず、もっと入れていこうぜ」ってことです。キツキツの字組じゃないと、外れ扱いされるという都市伝説があるが、キツキツは正直よみにくい!
2010-08-22 21:45:59