FFTV　「１５分でわかる」シリーズ第２回「原発事故の防災指針と避難基準　原子力規制委員会の見直し状況」

宍戸俊則（shunsoku2002) @karitoshi2011

うわあ、もう一回分、あったんだ！第２回も！ ( #fukurofoe live at http://t.co/ZAbeJaQD)

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FFTV　１５分でわかるシリーズ第２回「原発事故の防災指針と避難基準　原子力規制委員会の見直し状況」画面には堀田さんと満田さん。 ( #fukurofoe live at http://t.co/ZAbeJaQD)

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満田：「原子力防災指針」とは ( #fukurofoe live at http://t.co/ZAbeJaQD)

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満田：正式には「原子力災害対策指針」。国、地方公共団体、事業者等が原子力災害対策を実施する際に、必要となる事項を定めるもの。特に、地方公共団体が、防災計画を策定する際の指針。 ( #fukurofoe live at http://t.co/ZAbeJaQD)

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満田：根拠法は「原子力災害対策特別措置法」　http://t.co/USsbuccV ( #fukurofoe live at http://t.co/ZAbeJaQD)

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満田：これに基づいて、地方自治体が今年３月１１日までに「地域防災対策」を策定することになっています。 ( #fukurofoe live at http://t.co/ZAbeJaQD)

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満田：これまでの流れを振り返る。現行の「防災指針」では、１０～50mSvで屋内退避、50mSvで避難となっていた。防災計画の距離は原発から８～10km（まで）の範囲だった。 ( #fukurofoe live at http://t.co/ZAbeJaQD)

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満田：福島原発事故では実際にどうだったか。警戒区域が3km→10km→20kmと拡大し、屋内退避が30kmになった。 ( #fukurofoe live at http://t.co/ZAbeJaQD)

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満田：同心円状に広げたが、実際の汚染は同心円ではなく、飯舘村等に汚染が広がった。その地域は避難設定が非常に遅れて、２０１１年４月２２日に避難区域に設定された。年20mSvが基準。 ( #fukurofoe live at http://t.co/ZAbeJaQD)

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（計画的避難区域の設定は２０１１年４月２２日だったけど、実際に住民が計画的避難区域から避難完了したのは７月上旬。おまけに飯舘村での工場操業や高齢者施設の存続も許容された。） ( #fukurofoe live at http://t.co/ZAbeJaQD)

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（つまり、NHKテレビでの扇情的な報道とは異なり、飯舘村が無人になったことはこれまで一度もない。非公式に寝泊りしていた人もいるはずだ） ( #fukurofoe live at http://t.co/ZAbeJaQD)

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満田：こうした反省に基づいて、原子力規制委員会が昨年１０月から、大急ぎで、パブコメ等にもかけずに検討を進めてきた。 ( #fukurofoe live at http://t.co/ZAbeJaQD)

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満田：改定の柱になったのが、予め判断基準を決めて防護措置をとって行こう、ということ。判断基準１　原発などの施設が異常な状態になった場合の「緊急時活動レベル」EAL ( #fukurofoe live at http://t.co/ZAbeJaQD)

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満田：判断基準２　実際に放射性物質が放出されたときの環境モニタリング等の結果で空間線量基準を元にして防災措置を決めていく「運用上の介入レベル」OIL ( #fukurofoe live at http://t.co/ZAbeJaQD)

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満田：そして、原発から５kmの範囲内には、EALを踏まえて準備する区域として「予防的防護措置を準備する区域」PAZを決める。概ね5km。 ( #fukurofoe live at http://t.co/ZAbeJaQD)

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満田：EALとOILに基づいて避難、屋内退避、安定ヨウ素剤の予防服用等を準備する区域「緊急防護措置を準備する区域」がUPZ。概ね30km。 ( #fukurofoe live at http://t.co/ZAbeJaQD)

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満田：２０１２年１０月３１日決定された防災指針。（１）原子力災害対策の基本的事項（2）原子力災害対策に係る事項（3）緊急事態応急対策に係る事項（4）原子力災害中長期対策に係る事項。 ( #fukurofoe live at http://t.co/ZAbeJaQD)

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満田：具体的に昨年10月31に決まった内容　EALは今後検討。OILも今後検討。PAZは「原子力施設から概ね5km」を目安。UPZは「原子力施設から概ね30km」を目安。 ( #fukurofoe live at http://t.co/ZAbeJaQD)

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満田：基準であるEALやOILが決まらないのに、PAZやUPZの距離だけが決められてしまった。 ( #fukurofoe live at http://t.co/ZAbeJaQD)

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満田：今、残りの基準を決める作業をしているが、昨年の12月28日の段階で、規制庁の事務局案が示された。特に、避難基準としてのOILについて見てみる。 ( #fukurofoe live at http://t.co/ZAbeJaQD)

宍戸俊則（shunsoku2002) @karitoshi2011

満田：「包括的判断基準」として事故発生後数時間の「緊急防護措置」については、50mSV/週という数字が競ってされている。実際にはその数字では運用できないので、空間線量で500μSv/h。 ( #fukurofoe live at http://t.co/ZAbeJaQD)

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満田：事故発生後1日～数週間にかけての「早期防護措置」としては、一時移転基準として実効線量20mSv/年。OILとして空間線量20μSv/hというものが決められている。 ( #fukurofoe live at http://t.co/ZAbeJaQD)

宍戸俊則（shunsoku2002) @karitoshi2011

満田：ところが、この防災指針の50mSv/年、 20mSv/年という数字は、現行の防災指針をなぞった数字に過ぎない。福島原発事故後の20mSv/年という避難基準が追認されたものになっている。 ( #fukurofoe live at http://t.co/ZAbeJaQD)

宍戸俊則（shunsoku2002) @karitoshi2011

満田：現行の福島の基準で、20mSv/年という数字で「自主的避難」の名の下に多くの人々が苦労しているので、私たちはこの基準を大変な問題だと思っている。 ( #fukurofoe live at http://t.co/ZAbeJaQD)

宍戸俊則（shunsoku2002) @karitoshi2011

満田：20mSv/年というものは、放射線管理区域の基準と比べると、約4倍にもなるので、問題だと思っている。 ( #fukurofoe live at http://t.co/ZAbeJaQD)