エルヴィン殿の愚将列伝 「フリードリヒ・パウルス」

エルヴィン殿の名将物語の裏メニューであります。 フリードリヒ・パウルス。唯一ソ連の捕虜になったドイツ陸軍元帥であります。 尤も一から十まで悪かった訳ではないのですが…
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エルヴィン @erwin_fake

思いつきでやり始めたので今後続くかどうかはわからないぞwまー普段やっている名将物語の裏メニューというやつだwもちろん名将物語の裏メニューなのだから『愚将』とされる人物について呟いていくぞw今回はドイツ軍で唯一降伏し捕虜になった元帥だな・・・w

2013-01-19 01:18:41
エルヴィン @erwin_fake

フリードリヒ・パウルスは1890年にドイツの下級役人の家に生まれている。当初パウルスは海軍将校を目指していたが諦めて大学で法学を学んでいる。しかしこれも続かず半年で退学して軍に志願し歩兵連隊で少尉にまでなっているぞ。

2013-01-19 01:19:51
エルヴィン @erwin_fake

1912年には士官学校の同期生の妹と結婚している。その後3人の子供をもうけて1913年には大隊長副官にまでなったようだ。たぶん幸せだったろうな

2013-01-19 01:20:26
エルヴィン @erwin_fake

パウルスは第一次世界大戦では西部戦線で戦っていたが赤痢にかかってしまい入院していたみたいだな。退院後はイタリア戦線やバルカン半島など従軍しヴェルダンの戦いにも従軍していたようだな。

2013-01-19 01:21:19
エルヴィン @erwin_fake

パウルスは終戦までに大尉にまで昇進して一級鉄十字章も受章したようだ。精鋭部隊にもいたようでこの頃からエリートという変なプライドが出てきたようだw

2013-01-19 01:22:11
エルヴィン @erwin_fake

ワイマール共和国軍でも勤務しており1924年にはパウルスは初めて部隊指揮官になっている。余談だがこの時同僚にロンメル元帥もいたみたいだ。さらに1931年まで戦術教官という職を務めておりこれがきっかけでベルリンの陸軍大学へ転属している。

2013-01-19 01:22:38
エルヴィン @erwin_fake

1935年には大佐に昇進し、自動車化部隊の参謀長となっている。さらに、1939年には少将に昇進し第16軍団の参謀長になっている。

2013-01-19 01:23:03
エルヴィン @erwin_fake

さて、第二次世界大戦が始まるわけだが、ポーランド戦やフランス戦では第10軍の参謀長として活躍していたようだ。

2013-01-19 01:24:00
エルヴィン @erwin_fake

1940年には大出世しており陸軍総司令部参謀本部兵站部長に就任し、ナンバー3の地位だったようだ。ここまではいたって順調な人生と言うか職歴だなw1942年には装甲兵大将にも昇進しており、この際に第6軍の司令官にもなっている。

2013-01-19 01:24:37
エルヴィン @erwin_fake

これは前任の司令官が急死してしまったことによるものだが師団長や軍団長も経験してないとかデスクワークタイプの人間には無理だ!なんて批判はあったようだ。

2013-01-19 01:25:15
エルヴィン @erwin_fake

しかし、第二次ハリコフ攻防戦で24万人の捕虜とする戦功をあげている。まー人間やってみないとわからない!というやつだなw1942年夏のブラウ作戦からパウルスの運命は下り坂なのかもしれないな。

2013-01-19 01:25:35
エルヴィン @erwin_fake

1942年の夏にはスターリングラードを包囲していたが冬には逆包囲されてしまい、孤立してしまった。パウルスは包囲から脱出するつもりだったようだが総統から死守しろとの命令がきたことで考えを変えてしまう。

2013-01-19 01:26:13
エルヴィン @erwin_fake

1943年1月の降伏するまで冬の嵐作戦なども含めて第6軍を救出しようという試みはあったが全て失敗におわっている。まず1月30日に元帥に昇進しているが31日には将兵9万人と共にソ連軍に降伏している。

2013-01-19 01:26:40
エルヴィン @erwin_fake

たぶんヒトラーはパウルスが元帥として戦いそして第6軍が最後まで戦い死んでいったという物語を考えていたのだろうが今まで従順にしたがっていたパウルスは反抗して降伏したわけだな。パウルスが非難されているのはソ連軍に対しての降伏後だろうな。

2013-01-19 01:27:24
エルヴィン @erwin_fake

パウルスは捕虜になったあとヴィルヘルム・ピークという人物の説得を受けて反ナチスになり様々な組織に加入する。この変わり身を収容所にいた元部下達はどう思ったかだな。当然ニュルンベルク裁判でも告発する側で出ている。

2013-01-19 01:28:37
エルヴィン @erwin_fake

戦後は東ドイツで暮らし、ドイツ人民警察で戦史研究室参与という職にあったようだ。当然と言うか必然というか元部下や戦友はパウルスに近寄らず、ソ連軍に友人が多くできていたようだ。そして1957年2月に病死している。

2013-01-19 01:28:56
エルヴィン @erwin_fake

ここからは私の評価であるがパウルスの評価は全て降伏後の行為でマイナスになっているような感じだな。そして参謀気質が抜けなかったので命令に対して合理的か非合理的かという判断はできたのだろうが昨日までの名将3人とは違い独自で判断し好機をつかむということができなかったのではないかと思う。

2013-01-19 01:30:05
エルヴィン @erwin_fake

ただ・・・もしスターリングラードで降伏せず全滅するまで戦っていたり自決の道を選んでいたりもしくは救出するための『冬の嵐作戦』に乗じてスターリングラードから脱出していればまた評価は少しでも変わっていたのかもしれないな

2013-01-19 01:30:24
エルヴィン @erwin_fake

やはり思いつきでやるものではないな

2013-01-19 01:30:49