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尖閣はなぜ日本領か 歴史的・法的根拠を示そう

尖閣諸島は歴史的に中国の領土であり、日本が一方的に奪ったと国際的にPRする中国。日本は事実を国際社会へ積極的に発信する必要がある。筑波大学名誉教授・尾崎重義氏の論考の要約と、皆さんから寄せられたコメントをまとめさせていただきました。
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記事の要約

ウェッジ編集部 @WEDGE_Infinity

維新の会と太陽の党の政策合意では、「尖閣諸島について中国にICJへの提訴を促す」としているが、ICJは「法律的紛争」の解決を任務とする国際裁判所で、「政治紛争」を扱う機関ではない。 http://t.co/EPKCYGxe 尖閣はなぜ日本領か 歴史的・法的根拠を示そう/尾崎重義

2013-01-18 23:46:43
ウェッジ編集部 @WEDGE_Infinity

日本が尖閣問題をICJに付託すれば、日中間の法律的紛争として認めたことになり、尖閣諸島の日本領土としての地位を不安定にする恐れがある。 http://t.co/UMdpvmef 「尖閣はなぜ日本領か 歴史的・法的根拠を示そう」尾崎重義(筑波大学名誉教授)

2013-01-18 23:48:01
ウェッジ編集部 @WEDGE_Infinity

尖閣紛争とは、日本の領土としてこれまで認められてきた地域について、突然に中国側が領有権を主張したことにより生じた外交・政治の問題であり、決して国際法的な意味での領土紛争ではない。 http://t.co/06OGAiV8 尖閣はなぜ日本領か 歴史的・法的根拠を示そう

2013-01-18 23:49:33
ウェッジ編集部 @WEDGE_Infinity

先占の要件(1)その土地を領有しようとする国家の意思がなんらかの形ではっきりと対外的に表示され、(2)国家がその土地を実効的に占有することが求められる。1895年1月以降日本政府が尖閣諸島に対してとった一連の措置はこの先占の要件を満たす。 http://t.co/7xdOPvQW

2013-01-18 23:51:54
ウェッジ編集部 @WEDGE_Infinity

(1)の要件は、尖閣諸島を「沖縄県の所轄」と認めた閣議決定(1895年)、許可された民間人が現地で開拓に従事、標柱を建て日常的に国旗掲揚、日本の領有意思を黙示的に表示する統治行為を島に対して行ったこと等、領有意思は明確に表明された。 http://t.co/v8cDVPh5

2013-01-18 23:55:45
ウェッジ編集部 @WEDGE_Infinity

(2)の要件は、明治政府が尖閣諸島を国有地に編入、民間人が国の指定する土地利用を独占的に行うのを許可したことは、国の実効的支配を示すもの。他にも、国有地台帳への登録と地番設定、警察や軍による遭難者救助等の行政行為など。 http://t.co/0tTLa5t6 尖閣はなぜ日本領か

2013-01-18 23:59:54
ウェッジ編集部 @WEDGE_Infinity

ただし、先占の成立には、国際法上の無主地であるという条件あり。中国・台湾は1971年にこの点を突いて、「尖閣諸島は歴史的に中国の領土であったのを、日清戦争中に日本が一方的に自国領土に編入した」と主張し始めた。 http://t.co/C9oSTomG 尖閣はなぜ日本領か

2013-01-19 00:02:30
ウェッジ編集部 @WEDGE_Infinity

尖閣諸島が歴史的にどのような法的地位にあったか考えるとき、時代を「明代」と「清代」に分けて考えるのが適切。「明代に尖閣諸島は中国の領土であったか」、そうでなければ、「清代に中国の領土となったのか」と順を追って考えると分かり易い。 http://t.co/iJ7FKXvx

2013-01-19 00:12:13
ウェッジ編集部 @WEDGE_Infinity

明代に台湾島がまだ中国領でなかったという紛れもない歴史的事実を前提に考えれば、尖閣諸島が中国領とはありえない。絶海の孤島群である尖閣諸島が台湾と無関係に、はるか遠方の中国福建省の飛び地だったとか、中央政府の直轄領だったというのは荒唐無稽。 http://t.co/Rq1vCuBO

2013-01-19 00:15:26
ウェッジ編集部 @WEDGE_Infinity

では、明代に中国が尖閣諸島を「発見」したという主張はどうか。1534年に冊封使陳侃が明朝の使節として琉球に赴く途中で尖閣諸島を望見し、これを中国語の島名で公式の記録に記載したことが国際法にいう「発見」に相当すると主張する。 http://t.co/HvZZYjod

2013-01-19 00:17:51
ウェッジ編集部 @WEDGE_Infinity

しかし、これも直ちに否定される。この記録からは、諸島に対する領有意思が全く明らかにされていない。陳侃はただ久米島を見て「これすなわち琉球に属する島なり(乃属琉球者)」と述べただけで、琉球人に教えられて琉球領だと初めて知ったのである。 http://t.co/LocsMz5D

2013-01-19 00:36:18
ウェッジ編集部 @WEDGE_Infinity

琉中間の通航が始まった1372年から陳侃が渡琉した1534年までの162年間に、琉球官船441隻が尖閣諸島の航路を通航したのに対し、明国官船は21隻。また琉球は陳侃の162年前より渡航しており、「発見」は琉球王国によってなされたといえる http://t.co/guQWrAXi

2013-01-19 00:49:48

(出所)上・中:那覇・福州航路図(沖縄県立博物館所蔵)、下:上江州家文書(久米島博物館所蔵)。ともに海洋政策研究財団島嶼資料センターより提供

ウェッジ編集部 @WEDGE_Infinity

郭汝霖『使琉球録』(1561年)の「赤嶼は琉球地方を界(さかい)する島なり」の文言については、同じ郭汝霖の『石泉山房文集』の中に「赤尾嶼は琉球領内にある境界の島であり、その島名は琉球人によって付けられた」と述べた一節あり。 http://t.co/fvYDR286

2013-01-19 00:51:56
ウェッジ編集部 @WEDGE_Infinity

次に清代。清代の文献で、尖閣諸島を中国領土と明記したものは見当たらず、そこに実効支配を及ぼした事実もない。唯一可能な議論は、尖閣諸島は地理的に台湾の附属島嶼で、台湾が清代に中国領土となったとき、尖閣諸島も中国領土となったと説くもの。 http://t.co/bfIaSc7O

2013-01-19 00:54:41
ウェッジ編集部 @WEDGE_Infinity

Han-yi Shaw氏は、明代の『日本一鑑』の「釣魚嶼 小東小嶼也」の文言を援用し「釣魚嶼(魚釣島)は台湾島附属の小島」と説くが、解釈に無理あり。「小東」と「小東島」は区別されており、「小東の海(小東洋)にある小さな島」と読むのが自然 http://t.co/vOshHQ62

2013-01-19 01:01:40
ウェッジ編集部 @WEDGE_Infinity

かくして、中国側史料の分析より得られる結論は、「尖閣諸島は、明・清代を通じて中国の領土であったことはないし、また、台湾の附属島嶼として見なされてもいなかった」というもの。 http://t.co/koy1tN0w 尖閣はなぜ日本領か

2013-01-19 01:05:36
ウェッジ編集部 @WEDGE_Infinity

1902~32年の時期に中国は、西沙諸島に対するフランス先占の動きに強く抗議したのに対し、同時期、尖閣諸島における日本の主権行使は黙認。この事実は、この時期中国が尖閣諸島を自国領土として考えていなかったことを端的に立証するものである。 http://t.co/wXixsQA1

2013-01-19 01:08:56
ウェッジ編集部 @WEDGE_Infinity

日本が尖閣諸島の領有権を有することは間違いない。日本は中国に対して主張と反論を繰り返すとともに、国際社会に対して積極的に発信していくべき。と同時に、尖閣に対する実効支配を強化していく必要がある。 http://t.co/ZhrJXAEV 尾崎重義(筑波大学名誉教授)

2013-01-19 01:10:40
リンク WEDGE Infinity(ウェッジ) 尖閣はなぜ日本領か 歴史的・法的根拠を示そう 尖閣諸島は歴史的に中国の領土であり、日本が一方的に奪ったと国際的にPRする中国。日本は事実を国際社会へ積極的に発信する必要がある。

尾崎重義(おざき・しげよし)
[筑波大学名誉教授]
1936年生まれ。東京大学法学部卒業、同大学大学院法学政治学研究科博士課程修了。国立国会図書館調査及び立法考査局勤務後、新潟大学、筑波大学等の教授を歴任。専門は国際法。

皆さんから寄せられたコメント

かみの @kamino_saga

自分に関係ないし、と思ってる日本人が多い気がする。どう思うかはそれぞれに任せますが、知識だけでも得ましょうよ。 RT @WEDGE_Infinity: 尖閣はなぜ日本領か 歴史的・法的根拠を示そう http://t.co/0RaXFOvV

2013-01-18 14:00:36
DOPP@放浪㌠ @Dop_

残念なのは、この記事で中国側から反論が来ないだろうという事だ。この記事がネットで見れないであろうという事と本当のことでぐぅの音も出ないだろうから。 :尖閣はなぜ日本領か 歴史的・法的根拠を示そう  WEDGE Infinity(ウェッジ) http://t.co/RCsGp0mH

2013-01-18 16:48:19
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コメント

takechan @takeo3dayo 2013年1月19日
 中国の人はわりと本気で中国固有の領土だと信じてる...日本と中国の教育の違いがあると思う...
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松原夢望 @NozomuMatsubara 2013年1月19日
原発御用雑誌WEDGEの記事をまともに受け取るやつがいることに驚き!そして絶望www
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松原夢望 @NozomuMatsubara 2013年1月19日
みんな孫崎享くん@magosaki_ukeruに一喝されてくればいいと思うよw
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黄昏の森@オーカス @akatuki_no_mori 2013年1月19日
俺のモノは俺のモノ、おまえのモノも俺のモノ…を地で行くからねぇ、支那は
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未知神明(みちがみ・あきら) @ontheroadx 2013年1月19日
南沙諸島に関する中国と(主に)ベトナムとのもめ具合を参考に見ておくといいかもです。「尖閣はなぜ日本領か 歴史的・法的根拠を示そう」
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Inetgate Writer @Inetgate 2013年1月19日
デマ崎のビリーバーとか痛いなあ。
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未知神明(みちがみ・あきら) @ontheroadx 2013年1月19日
[c934993] 「経歴や発言を調べてみると、原発推進や尖閣日本領を主張する人は、一致している」たとえば誰? 複数お願いします。その人たちが一定以上いなければ偶然です。
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guanoman @guanoman_ 2013年1月19日
そも、尖閣中国領を主張している人間が極めてサンプル数が少ない件。亡き井上清とカイロ宣言を錦の御旗とする孫崎享大先生ぐらいじゃないですか?
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都幾川 沙月 @SatsukiFox 2013年1月19日
>原発推進や尖閣日本領を主張する人は、一致している  そりゃまぁ、どっちも日本の経済的な利益が関わってる話ですから。多少の摩耗やリスクがあっても日本の経済を優先すべきだ、と考えたら同じような方向になりますしねぇ。
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@たちあがらない @FreedomFromUs 2013年1月19日
釣魚台は要らないけど原発は推進しなきゃね。中国と揉めてる海域にガス田があっても、なんのエネルギー安保にもならんべ。
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ぱんでくてん@バ美肉したい @pandecten 2013年1月19日
中国側が尖閣の領有権を国際法的に説明するとすれば、どういう形になるのか個人的には興味あるな。時際法の原則を完全にスルーするしか方法がない気がする。
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next49 @next49 2013年1月19日
外務省でまとめられている内容の方が網羅的だと思うのだけど、どの点が新しい話なのだろう?日本語版、英語版、中国語版もある。 → 尖閣諸島に関するQ&A http://www.mofa.go.jp/mofaj/area/senkaku/qa_1010.html
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TAKAMAGAHARA @SILVER_CAP 2013年1月19日
pandecten 普通に資料や文献をでっち上げるだけだと思います。なのでこの「法的根拠」はこの件に臨む際の基礎中の基礎ではありますが、中国共産党の領土的野心をくじくための有効な策になりうるかはまた別の話でしょう。しかし我々日本人一人一人が確固たる自信を持って中国共産党の主張にNOと言うためには必須の知識だと思います。「そもそも中国の領土だった事は一度もないし」と。
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Anonymous Coward.jp @Anonymous_jp_ 2013年1月20日
米国が尖閣諸島の領有権を日本だと認めてないのだから、あまりに騒ぎすぎるのは「空気読め、このボケ!」だけどねぇ… 
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Anonymous Coward.jp @Anonymous_jp_ 2013年1月20日
米国は沖縄返還時に中国と台湾(中華民国)からの圧力によって尖閣諸島の領有権に関しては態度を曖昧にしてしまいました。つまり100%日本の味方というわけではないのでして
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Anonymous Coward.jp @Anonymous_jp_ 2013年1月20日
今後、中国がなんらかの外交手腕によって尖閣の実質上の支配を行っても米国は沈黙したままになるという可能性があります。すでに「竹島」という前例が…
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輿水りぱお(42)はPopInQおじさん @riperton 2013年1月20日
孫崎信者って、地政学とかまったく頭になくて陰謀論まるっと信じてるからこまるんだよなあ。
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🎌ぼぶきゅ~ぴ~@お米教、EDC20130 @9sugar 2013年1月20日
Anonymous_jp_ 「政府が南京を認ているから認めろ」と言っていたけど「政府が尖閣は日本の領土と認める」と言う事は認めないのか?。さすが既恥GUYダブルスタンダードと言う所か。 君が言うアメリカの見解・立ち位置。 http://urx.nu/348Ehttp://urx.nu/348Fhttp://urx.nu/348G。 アメリカが日本の領土と認めていないのであれば、安保適用範囲とは言わない。 空気読めと言うより「文字を読め、このボケ!」。息を吐くように嘘を吐くな。
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🎌ぼぶきゅ~ぴ~@お米教、EDC20130 @9sugar 2013年1月20日
Anonymous_jp_ 「100%日本の味方ではない」からどうしたというのだ?。子供じゃあるまいし。現実的で大人な外交なら当たり前の事じゃないか。
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zetumu @zetumu 2013年1月20日
尖閣が日本領だということに異論はないが。だからこそ孫崎氏の主張にもキチンと反論すべき。そうでないと都合の良い所だけ持って来たと言われるよ。
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🎌ぼぶきゅ~ぴ~@お米教、EDC20130 @9sugar 2013年1月20日
Anonymous_jp_ 「中国がなんらかの外交手腕によって尖閣の実質上の支配を行っても~」って、自分で中国のものじゃないって分かってんじゃん。そんで「尖閣はなぜ日本領か 歴史的・法的根拠を示そう」から外れたことグチグチ言ってんじゃねーよ。主さん。ここの趣旨に反してると思われたら、彼我の的外れコメを消していただければ幸甚です。
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🎌ぼぶきゅ~ぴ~@お米教、EDC20130 @9sugar 2013年1月20日
主さんの主張を支持。先の大戦終結の際に連合国側にボッシュートされなかったのは、尖閣諸島は昔からの日本の領土だからと認識されたからが歴史的根拠。そしてそれを決めたポツダム宣言は国際的な法に基づいたものであり、中華民国→中華人民共和国と変わっても日中平和友好条約において領土保全の相互尊重を正式に締約=尖閣諸島は日本の領土に異を唱えていないのは法的に認めた=法的根拠。だからではないのかな?。無理あるかな?
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ぱんでくてん@バ美肉したい @pandecten 2013年1月20日
9sugar いや、アメリカのスタンスとしては、尖閣諸島に対する主権の帰属に関しては、あくまで中立の立場ではあります。日本に尖閣の領域権原がある、つまり尖閣は日本の領土であるとアメリカが認めたわけではありません。日米安保を適用する根拠は、日本の施政下にあるからという理由からであって、日本の領土だからというわけでは無いのです。簡単に言えば、どっちが本当の持ち主かについては口は出さないが、今は日本が平穏に占有してるから、中国が力づくで奪おうとするなら日本に手を貸すぞって事です。
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ぱんでくてん@バ美肉したい @pandecten 2013年1月20日
9sugar アメリカが味方じゃないからどうしたという主張には、完全に同意します。
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ぱんでくてん@バ美肉したい @pandecten 2013年1月20日
Anonymous_jp_ 竹島と尖閣では状況が全く違います。それに外交手腕による実質的支配なるものが意味不明です。そんなもので日本の支配を切り崩すのは不可能な段階だと思いますが。日本の支配はますます強化されますし、中国は武力でこれを崩すしかないと思いますが。まぁ、武力紛争になればアメリカは確実に介入しますが。
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Anonymous Coward.jp @Anonymous_jp_ 2013年1月20日
pandecten 米国だろうが中国だろうが求めているのは「国益」であって、そのためには日本を共同の敵に仕立て上げて手を結ぶだなんて可能性もあります。大日本帝国の復活は世界(連合国)の敵の復活だと理解できていない国粋主義者連中が増えてきている恐怖がありますけど
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🎌ぼぶきゅ~ぴ~@お米教、EDC20130 @9sugar 2013年1月20日
pandecten 施政下であっても領土ではないならば、施政下にない(と思ってる)北方領土や竹島は日本領土ですらなく実行支配している所の物と言う事?。この件は別?。歴史的・法的根拠は1885年の占有と1895年に公式に尖閣の領土編入を宣言したとき中国は何も言って来なかったこと、日中両国での日本の領土とする根拠は1920年5月の中華民国の感謝状で実行支配もされてないからやっぱり日本のものだと思うの。この認識自体違うのかな?。
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Anonymous Coward.jp @Anonymous_jp_ 2013年1月20日
pandecten 従軍慰安婦問題や南京大虐殺において世界中から釘を刺される報道が続いているのは「空気読め」という警告です。それを無視して「我が国が正しい」なんて態度をするのは20世紀の大日本帝国か21世紀の北朝鮮か。北朝鮮の真似をするのは嫌だなぁ
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🎌ぼぶきゅ~ぴ~@お米教、EDC20130 @9sugar 2013年1月20日
直接の法的根拠の記述でないので参考程度なんだけど、http://urx.nu/34cbとかhttp://urx.nu/34cgとか参考に考えたんだけど、日本の領土じゃない?、と。
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🎌ぼぶきゅ~ぴ~@お米教、EDC20130 @9sugar 2013年1月20日
pandecten 西住殿。「尖閣はなぜ日本領か 歴史的・法的根拠を示そう」が読めないで国粋主義者がとか空気読めとか言ってる日本語も読めも理解も出来ないのを相手にするのは、時間と労力の無駄ですよ。
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ぱんでくてん@バ美肉したい @pandecten 2013年1月20日
Anonymous_jp_ Anonymous_jp_ だから? じゃあ何でアメリカはわざわざ尖閣は日米安保の適用範囲内と言ったんですかねぇ? 尖閣の主権の帰属に関して中立と言いながら、何故、アメリカは武力紛争が発生した場合に日本の味方をすると言っているのか? アメリカが日本を中国との共同の敵にするという選択肢をとるなら、アメリカはこんな立場を採らないと思いますけど?
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Anonymous Coward.jp @Anonymous_jp_ 2013年1月20日
pandecten 米国が100%日本の味方だという態度を取らないのは「領有権」を認めていない態度から明らかです。つまり、今後大日本帝国復活を望む国粋主義者の台頭となれば日米関係の悪化を招き尖閣諸島に対してコミットしなくなるでしょう。中国による実質上の支配となっても黙認する、竹島の再来です
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Anonymous Coward.jp @Anonymous_jp_ 2013年1月20日
pandecten 尖閣諸島に関してはいかにして世界中の国々(特に米国)に「尖閣は日本領だ」と言わせるかが主題であって領有の正当性なんぞ二の次、三の次です。島一つで中国と過度の敵対関係となりたくないと世界中の国々が考えると「理解できてない」連中がTwitter上でも多そうですね
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ぱんでくてん@バ美肉したい @pandecten 2013年1月20日
9sugar いえ、施政権がどっちにあるかというのは、単にどちらが現在支配してるか? という問題なので、本来はどちらの領土か? という問題と少し次元が違います。民法でいうなら占有権と所有権の問題に近いです。アメリカは所有権がどちらにあるかに関しては中立ですが、占有権は日本にあると認めているので、中国が武力で奪うなら日本の味方をするという話です。
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ぱんでくてん@バ美肉したい @pandecten 2013年1月20日
9sugar すみません。せっかくのアドバイスを見落としていました。ちなみに私は西住殿では無くて、丸山ちゃんです(笑)
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🎌ぼぶきゅ~ぴ~@お米教、EDC20130 @9sugar 2013年1月20日
pandecten にゃるほろ!。実に簡潔明瞭。余計な事言わないから分かりやすい。アメ公のスタンス諒解。そんで根拠は 9sugarの 後半なんだけど、これでは信憑性・信頼性が乏しいのかな?。
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ぱんでくてん@バ美肉したい @pandecten 2013年1月20日
9sugar 尖閣諸島が日本の領土になったのは、1895年からの事です。日本は国際法上、先占という要件を満たす形で尖閣諸島を自国の領土に編入しました。少なくとも当時の日本は国際法というものを正確に理解していて、ちゃんと先占の要件を満たすように調査などを行ったうえで編入を行っています。日本の領域権原は国際法的な裏付けがはっきりしています。では、逆に中国側にそういうものがあるかと言えば、ありません。昔から中国の領土だったとしか言ってません。しかも、その主張も
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ぱんでくてん@バ美肉したい @pandecten 2013年1月20日
9sugar 続きです)ほとんど根拠がありません。少なくとも当時の国際法の領域権原に該当するものがありません。だからこそ、中国は必死に歴史的根拠だけを取り上げて、法的問題でなく歴史問題にしようとしているわけです。後は、日本の領域権原にケチをつけて、日本の法的正当性を崩す事しかしていません。カイロ宣言とかはここら辺の問題ですね。自分達には法的に有利な証拠が無いので、相手の証拠を崩す事しか、彼らには出来ないと思います。
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ぱんでくてん@バ美肉したい @pandecten 2013年1月20日
9sugar まぁ、外務省のサイトに書かれている事で、ほぼ説明がつきますので、根拠としてはそちらを援用するのが一番かと思いますが。
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ぱんでくてん@バ美肉したい @pandecten 2013年1月20日
9sugar おっと、すみません。何か勘違いしていました。認識としては間違っていないと思います。1895年以前に中国が国際法的に有効な領域権原を取得した形跡がなく、日本の先占に瑕疵があったという立証がなされない以上は、国際法的に日本が初めて尖閣の領域権原を得たと言えますし、それを1970年まで中国は黙認していた以上、尖閣は日本の領土だという認識は国際法的な観点からは妥当だと思います。
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🎌ぼぶきゅ~ぴ~@お米教、EDC20130 @9sugar 2013年1月20日
pandecten 1年うさぎM3の丸山さんありがとう。やっぱ外務省サイト記述が一番ですか。それなら今の中国は「尖閣を日本領と認めたのは中華民国(≒現台湾)!。俺達中国共産党≒中華人民共和国=現中国は昔から領有を主張していたし日本の領土と認めていなかった!。日中共同声明でも日中国交正常化でも日本の物と言ってないし書いてないから、日本の物ではなく中国の物である!」って言ってるで良いのかな?。
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🎌ぼぶきゅ~ぴ~@お米教、EDC20130 @9sugar 2013年1月20日
竹島の時は火炎瓶監督が「韓国はポツダム宣言に署名してないからポツダム宣言の内容に関係ない!。だから竹島は日本のでなく支配している韓国の物!」的な目の付け所が火炎瓶監督でしょと一考の余地あり的な立場で話してくれる人が居たけど、こっちには歓心を買いたくて反応しそうなワードを喚くだけ、構って欲しくてキャンキャン吠える犬みたいなのしか居ないのは寂しい。けどそれだけ外務省の記述で歴史的・法的根拠を補えるということなのかな。
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ぱんでくてん@バ美肉したい @pandecten 2013年1月20日
9sugar いえいえ。お役に立てたようで何よりです。中国側から、それに近い主張はありますね。それでも、さんざんチャンスがあったにも関わらず、1970年代まで異議申し立てをしなかった理由について、中国はちゃんと答えられてませんが。
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ぱんでくてん@バ美肉したい @pandecten 2013年1月20日
9sugar 外務省のサイトを参照すれば、Q11以降がそれに近いと思われます。まぁ、そこでも中国側の主張は徹底して批判されてますが。
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ウェッジ編集部 @WEDGE_Infinity 2013年1月20日
9sugar ありがとうございます。議論のプロセスが見えたほうが好ましく、多くの方にとって参考になるかと思いますので、特定の方を誹謗中傷するコメント以外は削除しないつもりです。今後とも、よろしくお願いします。
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🎌ぼぶきゅ~ぴ~@お米教、EDC20130 @9sugar 2013年1月21日
pandecten 僕みたいな歴史にも国家関係にも理解が低い輩に、容易な言葉で簡潔に説いていただいてありがとうございます。m/hさんспасибо!。
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yamashita kazumi @bossaeletrica 2013年1月21日
因みに、台湾による尖閣諸島の領有主張の権原となるものって何でしょう?
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🎌ぼぶきゅ~ぴ~@お米教、EDC20130 @9sugar 2013年1月21日
WEDGE_Infinity 僕に謝辞なんて嬉し恥ずかしもったいない。聞きたい事を上手く伝えられてないと思ってても、pandectenさんが僕の意を汲んで簡潔明瞭に返してくれた所がとても大きいと感じてるし実際そうでしょ?。もっと多岐にわたる疑問・質問で、この話が多くの人の目に触れると良いですね。と書こうとしたら書き込みがあって何だか嬉しいのでまた寝るです。
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ぱんでくてん@バ美肉したい @pandecten 2013年1月21日
bossaeletrica 外務省の記述を引用すると、「地理位置,地質構造,歴史連携ならびに台湾省住民の長期にわたる継続的使用の理由に基づき,すでに中華民国と密接につながっており」という風に台湾はしていますね。中国と同じく「原始的、歴史的な権原」を主張しています。昔から俺達の領土だったという主張ですね。
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ぱんでくてん@バ美肉したい @pandecten 2013年1月21日
ちなみに中国も尖閣諸島は台湾の一部だとしています。その台湾も中国の一部なんだから、尖閣も中国のものだという主張です。台湾の一部である尖閣諸島は日清戦争によって、台湾と共に日本へ割譲され、カイロ宣言やポツダム宣言を日本が受け入れた事により、台湾と共に中国へ返還されたんだ、という主張をするためですね。
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ウェッジ編集部 @WEDGE_Infinity 2013年1月21日
活発な議論ありがとうございます。こちらの記事もご参考までに。 「尖閣は中国のもの? 覆す証拠ここにあり」 http://wedge.ismedia.jp/articles/-/1152
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7TZtopic @5TZtopic 2013年1月21日
孫崎の戯言は完全に否定されてるんだけどね。
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yamashita kazumi @bossaeletrica 2013年1月22日
pandecten ご丁寧にありがとうございます。中国の主張も併せて説明いただき感謝です。中国から見れば台湾と利点は同一ということですが、逆に台湾側から見た場合、利点に共通項がある可能性は有るでしょうか?遠回りな言い方で申し訳ないのですが、要するに台湾と中国に因る尖閣諸島の共同提訴の可能性について考察中でして…
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🎌ぼぶきゅ~ぴ~@お米教、EDC20130 @9sugar 2013年1月22日
ここのhttp://urx.nu/357mを基にすると、台湾が尖閣諸島を自領と言うのはわからなくもない。と、思っちゃった。あまり関係なくてごめんね。
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ぱんでくてん@バ美肉したい @pandecten 2013年1月22日
bossaeletrica ただICJへの中国と台湾の共同提訴となると、中国は台湾を国家として認めなければなりませんので、可能性は薄いと思います。日本や中国は台湾を国家として認めていませんので、実現は難しいです。もし、共同提訴をする台湾の利点としては、対日本との関係で共同戦線を中国と結べる事ぐらいだと思います。しかし、最終的に台湾の主権が中華人民共和国と中華民国どちらにあるかという争いは残るので、結局、それっきりの関係で終わると思います。
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yamashita kazumi @bossaeletrica 2013年1月22日
pandecten ありがとうございます。私の考えとほぼ一致で心強い限りです。発端は監督とやまがー氏の説で、『国連憲章の理念に基づけば台湾のICJ提訴が受理されるに決まっている』に対し、私なりに考察し、その可能性に否定的な推論を固めている最中でしたので、このまとめ、並びにpandectenさん、9sugarさんには感謝です。
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ぱんでくてん@バ美肉したい @pandecten 2013年1月22日
bossaeletrica お役に立てて嬉しいです。一つ注意していただきたいのは、国際法上は台湾に国家としての法主体性が認められるので、ICJに提訴が受理される可能性はあるという点ですね。ただ、中国は絶対に認めません。台湾を国家として認めるわけにはいきませんから。おそらく中国と共同で原告になる場合でしか、台湾のICJ提訴を認めないでしょう。その場合でも訴訟当事者には中国がなりますし、台湾には口出しさせないと思います。
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ぱんでくてん@バ美肉したい @pandecten 2013年1月22日
bossaeletrica 確かに台湾のICJ提訴が受理される可能性は高いのですが、中国の圧力で訴訟が頓挫する可能性もまた高い、という事ですね。台湾の訴訟が上手くいくかどうかは全て中国にかかっているといえますね。
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yamashita kazumi @bossaeletrica 2013年1月22日
pandecten 丁寧にありがとうございます。「国際法上は台湾に国家としての法主体性が認められるので、ICJに提訴が受理される可能性はある」についてですが、台湾に国家としての法主体性が認められると言う事自体は理解出来る様な気もするのですが、その場合、国家(政府?)として誰がどのような手続きを踏んで認めるのでしょうか? そこをもしよろしければもう少し詳しく教えて頂けると助かります。 私の調べ方が甘いのか、その条文や定義などに突き当たりません…よろしく御願い致します。
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🎌ぼぶきゅ~ぴ~@お米教、EDC20130 @9sugar 2013年1月22日
bossaeletrica 感謝なんてもったいない。僕が「?」と思って的の外れたことを聞いたのを、確り意図を汲んで答えてくれたbossaeletricaさんの功績だし、台湾のこともpandectenさんが聞いたから気付けたこと。わたしゃ何もしとらんですよヽ(´ー`)ノ。
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🎌ぼぶきゅ~ぴ~@お米教、EDC20130 @9sugar 2013年1月22日
上のは bossaeletrica さんへの間違いですだよお恥ずかしい。(-_-;)
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ぱんでくてん@バ美肉したい @pandecten 2013年1月22日
bossaeletrica まず、国家の資格要件についてですが、4つの要件があるとされています。これはモンテビデオ条約に定められていた要件なのですが、現在でもこの要件が学説上よく使われます。住民、領域、政府、外交能力の4つが揃っていれば国際法上の国家になる事ができます。人口が少なく、国境が画定されていない場合でも、政府が他国から独立していて、有効に支配している領域と国民があれば、それは国家になります。
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ぱんでくてん@バ美肉したい @pandecten 2013年1月22日
bossaeletrica 実はこの要件に当てはまるだけで、国際法上は国家として法主体性を持つとされています。ただし、他国がそれを国家として認めるか否かは自由なので、国際法上は国家だが、それを認めない国との関係では国家ではない、というチグハグな状態になる事がよくあります。北朝鮮と日本、イスラエルとアラブ諸国、そして台湾と中国はまさにこの状態にあります。
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yamashita kazumi @bossaeletrica 2013年1月22日
pandecten なるほど、ありがとうございます。「モンテビデオ条約」調べさせて頂きます。台湾に置ける4つの要件については、住民、外交能力については確定でしょうが、政府、領域については疑問が残りますね。特に政府に関しては pandecten にある通り、両国が領有権を主張している場合、どちらかの政府を承認することは、その対象国の領有主張を是認することを前提とするものとなり、もうひとつの政府との敵対関係を示すこととなってしまうため、両方の政府を国際社会が承認するのは困難に思われますしね。
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yamashita kazumi @bossaeletrica 2013年1月22日
pandecten 「国際法上の国家になる事ができる」についてですが、「国際法上の国家」とまた別の国家という概念が存在するのでしょうか?自説が正しいかどうか少し不安が首を擡げてきてまして…
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yamashita kazumi @bossaeletrica 2013年1月22日
pandecten 国際社会においての承認はどのように為されるのでしょうか?国連総会など……何か、承認要件はないのでしょうか? 例えば少数民族で上記の4つの要件を満たしている民族があると仮定して、そのすべてが国家として認められるとすると、国際社会は混乱するのではないか?と、ここまでオシエテクレクレ厨で申し訳ないんですが、ご存知でしたら御教授頂けると助かります。
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伊都之尾羽張【刀】 @itunowohabari 2013年1月22日
ぜひ目を通してほしいまとめ。 /尖閣はなぜ日本領か 歴史的・法的根拠を示そう
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ぱんでくてん@バ美肉したい @pandecten 2013年1月22日
bossaeletrica 昔は創設的効果説といって、国家承認がなければ4つの要件を満たしても、国際法上の国家になる事はできませんでした。つまり、事実上の国家と国際法上の国家はわけられていて、後者のみが国家とされていました。現在においては、要件さえ満たせば国際法上も国家にあたるとされているので、事実上の国家=国際法上の国家になります。先にこちらの説明をすべきでしたね。すみません。
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ぱんでくてん@バ美肉したい @pandecten 2013年1月22日
bossaeletrica 次に、国家承認についてですが、これは既に存在している国家が、これから生まれる新国家を国家として認める行為をさします。単に個々の既存国家が新国家を、国家と認めるだけの事なので、各国の裁量にまかされている部分が大きいです。基本的に先程の4つの要件を満たしていると既存国が判断すれば国家承認はできてしまいます。続きます
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yamashita kazumi @bossaeletrica 2013年1月22日
pandecten ありがとうございます。大変勉強になります。
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ぱんでくてん@バ美肉したい @pandecten 2013年1月22日
bossaeletrica 続きです。今現在では、どこの国にも属さない領域はほぼありませんから、新国家の誕生は既存国家の分裂を意味する事が多いです。現在では国家承認は常に他国への内政干渉になる可能性があります。なのであまりに早い国家承認は、尚早の承認とされ禁止されています。ですので、現実には新国家として承認される国家は、少ないですし、4つの要件も少数民族ではそれなりに達成が難しいので、新国家が乱立する状態にはなっていないのです。
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ぱんでくてん@バ美肉したい @pandecten 2013年1月22日
bossaeletrica いえいえ、こちらこそ自分自身の知識を再確認できますので、質問はありがたいです。
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ぱんでくてん@バ美肉したい @pandecten 2013年1月23日
bossaeletrica 本題の台湾へ話を戻しますと、結論としては台湾は4つの要件を全て満たすため、国家になります。現に外交能力を持つ政府があり、その政府は管轄権を行使して自国民と領域を支配している以上は、国家としての法主体性を持ちます。実は、政府が他国に承認されている事は要件に入っておらず、統治機構が現にあれば政府の要件は満たします。領域も実は現に実効的支配が及んでいれば要件を満たします。国際法的には台湾は国家であるのはほぼ間違いありません。
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ぱんでくてん@バ美肉したい @pandecten 2013年1月23日
bossaeletrica ただ現実として台湾は国家扱いされていません。これは中国、日本、アメリカが台湾を国家として承認していないためで、特に中国は自身の友好国に対して台湾を国家として認めないようにクギを刺しているため、台湾を国家承認する国がない事が原因だと思います。理屈の上では国家だが、現実には誰も国家扱いしてくれない、といったところです。これが、未だに台湾が国連加盟国になれず、ICJへの提訴もままならない原因になっていると思います。
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yamashita kazumi @bossaeletrica 2013年1月23日
pandecten いや、恐れ入ります。先程 bossaeletrica で政府と領域はと言っていたのは、両岸問題で私が誤解していたからでしたね。台湾は本来主張している領土を確保できていない故に、領域が確定出来ないと間違った解釈をしていました。よく考えるとそれは中国にも当てはまりますよね。台湾の管轄権を行使出来ている段階で、領域についてもクリアでしたね。目から鱗が落ちました。確かに4つの要件は満たしています。
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ぱんでくてん@バ美肉したい @pandecten 2013年1月23日
bossaeletrica ええ、少なくとも台湾島は完全に実効的支配をしてますので。後は、台湾の中華民国政府が、台湾を中国と無関係な独立国家だと主張すれば、国際法的には完全な独立国家になりますね。
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yamashita kazumi @bossaeletrica 2013年1月23日
pandecten 国連非加盟国という問題はどうでしょうか?国連憲章第14章第93条2項に【国際連合加盟国でない国は、安全保障理事会の勧告に基いて総会が各場合に決定する条件で国際司法裁判所規程の当事国となることができる】とあり、(続
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yamashita kazumi @bossaeletrica 2013年1月23日
pandecten (続)また国際司法裁判所規程第35条の2には【裁判所をその他の国に開放するための条件は、現行諸条約の特別の規定を留保して、安全保障理事会が定める】とありますが、安保理で中国が拒否権を行使、または国連総会での否決などをクリア出来ると思いますか?
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ぱんでくてん@バ美肉したい @pandecten 2013年1月23日
bossaeletrica 実は、1946年10月15日に採択された安保理決議が存在するようで、この決議がICJ規則第41条の文言にある、安保理が採択した決議に該当するそうです。国連憲章の93条2項によってICJ規程の当事国になれなくても、ICJ規程35条2項とICJ規則41条の解釈から、要件さえ満たせば、非国連加盟国かつ非ICJ規程当事国である国でも、ICJを利用する事が可能であると思われます。
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ぱんでくてん@バ美肉したい @pandecten 2013年1月23日
bossaeletrica 「国連加盟国でも裁判所規程当事国でもないが、書記局に対し、裁判所の管轄権を受け入れると安全保障理事会が定めた要件を満たす宣言を寄託し、裁判所の判決に誠実に従うことを約束したその他の国々」と国際連合広報センターの資料にありました。
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ぱんでくてん@バ美肉したい @pandecten 2013年1月23日
bossaeletrica 過去の決議に従えばいいようなので、中国が拒否権や総会の問題はクリアできると思われます。中国が阻止しようとするならば、新しい決議によって要件を変える必要がありそうです。
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ぱんでくてん@バ美肉したい @pandecten 2013年1月23日
bossaeletrica ただ、残念ながら1946年10月15日の安保理決議の詳細を知ることができなかったので、これ以上の事はお答えできません。ICJ規則41条の解釈も、2012年版のベーシック条約集の注釈をもとにしていますので、新しい決議が出てきた場合は異なってきます。
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yamashita kazumi @bossaeletrica 2013年1月23日
pandecten すごい…感嘆するしかないです…私も今、国際連合広報センターの資料を見ましたが【国連加盟国でも裁判所規程当事国でもないが、書記局に対し、裁判所の管轄権を受け入れると安全保障理事会が定めた要件を満たす宣言を寄託し、裁判所の判決に誠実に従うことを約束したその他の国々(国連加盟国となる以前にこのような状況にあった国が多かった。)】これは所謂、「選択条項の受託」の原本のようなモノでしょうか。1946年10月15日の安保理決議知りたいですね。ありがとうございました。
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yamashita kazumi @bossaeletrica 2013年1月23日
…そうか国際法上はすべてクリアなのか…だとすると、台湾がICJ提訴はしないとしているのは、偏に両岸問題を捌ききれないお家事情に依るモノと中国の国際社会での影響力に依るモノという、非常に不安定な要素だけてことか…結果としては出来ないでFAだろうが、釈然としないものもあるなぁ…
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ぱんでくてん@バ美肉したい @pandecten 2013年1月23日
bossaeletrica 日本がやっているような、選択条項受諾宣言の中身とほぼ同じと考えてよいと思います。そうですね、私もそこが気になってます。
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yamashita kazumi @bossaeletrica 2013年1月23日
pandecten完全では無いにしろ、色々な疑問の塊が瓦解した気がします。本当にありがとうございます。完全に理解するには台湾がICJに提訴することを選択しないと解からないかもしれませんね pandecten が今のところのベストアンサーだと思います。それにしても、pandectenさんの知識と説明力は素晴らしいです。プロフェッサーと呼びたいわw
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ぱんでくてん@バ美肉したい @pandecten 2013年1月23日
bossaeletrica 後は、台湾自身が未だに中国の正統政府を名乗っている事ですかね。先程までの話は「台湾」という独立国家がICJに提訴した場合の話ですから、台湾があくまで「中国」として提訴する場合は、大陸の中華人民共和国政府が「中国」として存在するので、ICJへの提訴は不可能になります。ゆはり、台湾が中国から独立しない事には、ICJへの提訴は難しいです。
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yamashita kazumi @bossaeletrica 2013年1月23日
pandecten まさに【台湾自身が未だに中国の正統政府を名乗っている事】につきますね。台湾人の友人は「それは譲れない台湾人の国是でもある」と古臭い事を言ってましたが、台湾の人にしか完全には理解できない感情があるのかもしれません。
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yamashita kazumi @bossaeletrica 2013年1月23日
あ、ちょっとニュアンスが違う。国是のようなものだったか…表現としては。
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ぱんでくてん@バ美肉したい @pandecten 2013年1月23日
bossaeletrica bossaeletrica すみません、お返事をいただいたのに気づいていませんでした(汗) いたらない部分もあったと思いますが、お役に立てて光栄です。プロフェッサーだなんて恐れ多いですよ(笑) けれど、そう言っていただけるのは嬉しいです。こちらこそありがとうございます。
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ぱんでくてん@バ美肉したい @pandecten 2013年1月23日
bossaeletrica そうですね、台湾の人々のアイデンティティーに関わる部分ですからね。他国の人間にはわからない複雑な気持ちがあると思います。
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yamashita kazumi @bossaeletrica 2013年1月23日
さて、随分、本筋か逸れた気もするので本題に…と思ったがプロフェッサーの説で全て終わってないか?対抗する方もいらっしゃられないし…まあ、覗いてはいるんだろうけど、監督が参戦出来ないのがもったいないな…
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ぱんでくてん@バ美肉したい @pandecten 2013年1月23日
まだ本題でやっていない話と言えば、カイロ宣言、ポツダム宣言とサンフランシスコ平和条約についてですかね? 中国側の主張を叩くには、この部分についても論じる必要があるかなぁ。
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ぱんでくてん@バ美肉したい @pandecten 2013年1月23日
まず、カイロ宣言に法的拘束力があるかどうか。カイロ宣言そのものにはありません。署名がないなどいろいろな理由が言われていますが、それはあまり理由になりません。本質的な理由としては、単純に条約の定義にあてはまらないからです。
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ぱんでくてん@バ美肉したい @pandecten 2013年1月23日
国際法上の権利義務を生み出さないものは、条約とはみなされません。条約法条約第2条(a)に書かれている条約の定義ではそうなります。カイロ宣言は単純に目標とか、主張を羅列した文書なので、条約にはあたらず、法的拘束力をもちません。
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ぱんでくてん@バ美肉したい @pandecten 2013年1月23日
ただ、実際には法的拘束力があるとされます。それはポツダム宣言の八に、「カイロ宣言の条項は、履行せらるべく」と書かれているからです。では何故、ポツダム宣言に法的拘束力があるのか? それは日本が受諾した降伏文書に、「ポツダム宣言の条項を誠実に履行すること」とあるからです。
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ぱんでくてん@バ美肉したい @pandecten 2013年1月23日
以上の事から、カイロ宣言、ポツダム宣言は法的に日本を拘束します。ただ、これらの宣言は、宣言に参加した全ての国をも拘束します。中国も当然拘束されます。
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ぱんでくてん@バ美肉したい @pandecten 2013年1月23日
カイロ宣言は、よく日本の領土返還についてだけが、クローズアップされますが、他にも重要な原則を含んでいます。それは、領土拡張禁止原則です。つまり、本来は自身の領土だったが日本により奪われた領域以外は、新たに領域として獲得はしないという事です。
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ぱんでくてん@バ美肉したい @pandecten 2013年1月23日
この原則があるため、ポツダム宣言の八にある、「日本の主権は…吾等の決定する諸小島に局限せらるべし」という条項の範囲が限定されます。つまり、戦勝国はカイロ宣言で定められた範囲を越えて、日本の主権を狭めてはならないという事です。
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ぱんでくてん@バ美肉したい @pandecten 2013年1月23日
カイロ宣言では、1914年のWWの開始以後に日本国が奪取した太平洋の島、満州や台湾といった清国から窃取した地域、朝鮮などが、日本から剥奪してもよい領土とされています。
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ぱんでくてん@バ美肉したい @pandecten 2013年1月23日
中国は、尖閣諸島を清国人から窃取した地域としているので、日本に対してカイロ宣言並びにポツダム宣言を根拠に返還を要求しているわけです。
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ぱんでくてん@バ美肉したい @pandecten 2013年1月24日
日本側としては、サンフランシスコ平和条約によって日本の領土が確定したと主張し、カイロ宣言やポツダム宣言の最終的な法的効力を否定します。ただ中国はサンフランシスコ平和条約を日本と結んでおらず、また日中共同声明ではポツダム宣言について触れる部分がある事から、日中間ではポツダム宣言が優先されるという理屈も一理あります。
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ぱんでくてん@バ美肉したい @pandecten 2013年1月24日
一応、ポツダム宣言やカイロ宣言に参加したのは中華民国の「中国」でしたが、中華人民共和国がその「中国」の地位についたと日本はしているので、カイロ宣言わポツダム宣言を中国が援用してきても、文句は言い難いと思います。この中国は、清国からも続いている中国です。
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ぱんでくてん@バ美肉したい @pandecten 2013年1月24日
「宣言に参加していたのは中華民国だし、カイロ宣言には中華民国に返還と書いているのだから、中華人民共和国であるお前達には関係ない!」と言いたいところですが、これでは今の中国の地位を上手く説明出来なくなるのでやめました。
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ぱんでくてん@バ美肉したい @pandecten 2013年1月24日
サンフランシスコ平和条約によって日本の領土が法的に確定したというのは事実だと思いますが、対中国でそれが言えるかはまた別問題だとも思います。外務省の説明ももっと踏み込まないと説得力がないと思います。孫崎説もここだけなら役に立っていると思います。
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ぱんでくてん@バ美肉したい @pandecten 2013年1月24日
ただ、中国がポツダム宣言やカイロ宣言を持ち出したところで、関係ないっちゃ、関係ないです。「尖閣諸島は日清戦争で日本から奪われた領域である」という主張の妥当性を中国は証明する必要があるからです。
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ぱんでくてん@バ美肉したい @pandecten 2013年1月24日
カイロ宣言は日本から奪われた領域にしか効力を持ちません。ポツダム宣言も、最初から無かった領域権原を戦勝国に与えるものではありません。中国が尖閣諸島の領域権原を最初から持っていなかったとすると、たとえ日本が戦後に尖閣を条約により放棄させられていたとしても、中国が直ちに新しい権原を与えられるわけではありません。
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ぱんでくてん@バ美肉したい @pandecten 2013年1月24日
カイロ宣言、ポツダム宣言、サンフランシスコ平和条約のいずれも、権原の再分配しかしません。新しい権原を生み出す力はないです。それが、日本に領域を放棄させるだけで、元の主権国をしっかり決めないシステムになっている事が、領土紛争の火種になってるのですが。
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ぱんでくてん@バ美肉したい @pandecten 2013年1月24日
長々と書きましたが、結論としては結局、誰が最初の持ち主だったか? という事がこの問題の最重要テーマなわけです。最初の持ち主が誰だったかが問題なのであって、中国が持ち出したカイロ宣言やポツダム宣言の話も、本質的には関係がないという事です。
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ぱんでくてん@バ美肉したい @pandecten 2013年1月24日
中国が尖閣諸島の領有権を主張するには、日本よりも前に尖閣を自国領土としていたが、日清戦争によりそれが奪われ、戦後、カイロ宣言やポツダム宣言に基づいて権原が再び中国に舞い戻ったというストーリーを描く他ありません。
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ぱんでくてん@バ美肉したい @pandecten 2013年1月24日
そのストーリーを成立させるには、1895年以前に中国が尖閣の領域権原をもっていた事、それが日本の暴力的、帝国主義的政策や手段によって奪われたことを、まずICJや国際社会に証明しなければなりません。そして、その証明の後に、カイロ宣言やポツダム宣言が、サンフランシスコ平和条約よりも、日本と中国との関係では優先するという法理論をICJに支持させる必要があります。
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ぱんでくてん@バ美肉したい @pandecten 2013年1月24日
そして、1895年から1970年代まで、何故、尖閣諸島の領域権原について、日本やアメリカに対して抗議しなかったかを、合理的に説明する必要があります。
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yamashita kazumi @bossaeletrica 2013年1月24日
pandecten まさにプロフェッサーwwまた、脱線よろしいでしょうか?調べてみたのですが、1946年10月15日に採択された安保理決議は、ステファン=ホーベ/オットー=キミニッチ(Stephan  Hobe/Otto Kimminich)著『国際法入門 第8版に依ると、おっしゃっていた通り、【選択条項受託宣言】を決めたモノらしいです。定かではないですが…
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ぱんでくてん@バ美肉したい @pandecten 2013年1月24日
bossaeletrica やはりそうでしたか。内容が一緒なので何か関係があるのかな? とは思ってましたが。そこから由来するものとは知りませんでした。ありがとうございます(^o^)/
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yamashita kazumi @bossaeletrica 2013年1月24日
pandecten いや、もうプロフェッサーの推論の完璧なこと…感嘆に値するでありますwwもしこれが確定だとすると、台湾は選択条項受託の宣言書を提出していないので、規定の当事国の要件を満たしていない事となり、ICJに提訴は事実上不可能ってことですよね?
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ぱんでくてん@バ美肉したい @pandecten 2013年1月24日
まぁ、中国側はかなり無理ゲーだと思います。理屈はつきますけど、これを日本側の主張よりも優れた形で提示しないと国際裁判では勝てませんし。結局、国際裁判では「対抗する主張の相対的強さ」が重要になりますし、それでも決着がつかなければ実効性の原則によって、実効的支配をしている側が有利になるので。
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ぱんでくてん@バ美肉したい @pandecten 2013年1月24日
bossaeletrica 照れますなぁ(笑) 結論としてはそうなりますね。要件を満たせない場合はできませんね。
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ぱんでくてん@バ美肉したい @pandecten 2013年1月24日
あらためて考えると、尖閣問題で日本が負ける要素ってかなり少ない気が…。地道に中国側の主張を潰していけば法的に負けないと思ふ。
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yamashita kazumi @bossaeletrica 2013年1月24日
pandecten 実は恥ずかしながら【孫崎説】をまともに読んでないので確実とは言えないですが、現時点では私はプロフェッサー、まとめ主、外務省説を支持します。【孫崎説】読んでおきます。
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ぱんでくてん@バ美肉したい @pandecten 2013年1月24日
コメント欄を完全に私物化してるような…。自分のまとめでやれって言われそうな。主さんどうもすみません。
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yamashita kazumi @bossaeletrica 2013年1月24日
でも、読む必要あるんかいな?時間が勿体無くないかにゃ?まあ、否定や肯定を選択する気なら、読まにゃならんか…
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yamashita kazumi @bossaeletrica 2013年1月24日
一応、俺も…まとめ主様、脱線、コメ欄汚し、すみませんでした。
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ぱんでくてん@バ美肉したい @pandecten 2013年1月24日
bossaeletrica ありがとうございます。孫崎さんの主張は、ほぼ中国側の主張と同じですから、敵を知るという点では意味があると思います。
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ぱんでくてん@バ美肉したい @pandecten 2013年1月24日
コメント欄のほうが、まとめより長いですからね…。新しくまとめを作れる長さですね。
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yamashita kazumi @bossaeletrica 2013年1月24日
9sugar 講義と自説の検証に躍起になってレスが後回しになったしまい、大変失礼いたしました。コメ欄の主軸はpandectenさんは確実でしょうが、コメ欄前半を引っ張って頂いたのは9sugarさんのおかげですよ、間違いなく。感謝しております。
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ぱんでくてん@バ美肉したい @pandecten 2013年1月24日
bossaeletrica そうですねw 本番タグがもっとも似合うコメント欄だと思いますw
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尿漏れ @Nyo_moley 2013年1月25日
で?歴史的なんたらが何か意味あんの?理屈なんぞ通じないチンピラ国家相手にw
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Ting @Ting2012 2013年1月26日
こちらのコメント欄を一部まとめました。拙いまとめですが、よろしければどうぞ。 http://togetter.com/li/445291
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ネヨ筑摩屋松坊堂 @chikumaya 2013年2月5日
尖閣 を中国に譲ろうとか抜かすお花畑サヨクがいるが,そうすると国際法上は日本が「今まで尖閣を不法占拠してきた」と認めることになり,さらなる譲歩を迫られるだけなんだが/ Reading:中国艦船が海自護衛艦にレーダー照射 NHKニュース nhk.jp/N45t6QNf
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