だが次の瞬間には、何人にも想像されない、世にも奇怪な、恐ろしい異変事が現象した。見れば町の街路に充満して、ノクトの大集団がうようよと歩いているのだ。ノクト、ノクト、ノクト、ノクト、ノクト、ノクト、ノクト。どこを見てもノクトばかりだ。
2013-01-19 22:55:34けれどもノクトは死ななかった。 彼が消えてしまった後ですらも、なおかつ永遠にそこに生きていた。古ぼけた、空っぽの、忘れられた水族館の槽の中で。永遠に――おそらくは幾世紀の間を通じて――ある物すごい欠乏と不満をもった、人の目に見えない動物が生きていた
2013-01-19 23:00:30ノクトといふ現象は 仮定された有機交流電燈のひとつの青い照明です (あらゆる透明な幽霊の複合体) 風景やみんなといつしよに せはしくせはしく明滅しながら いかにもたしかにともりつづける 因果交流電燈のひとつの青い照明です
2013-01-19 23:53:10@ws_da のくとがおよいでゐる。 のくとが生活するところには、 病人の皮膚をすかすやうに、 みずいろの光線がうすくさしこんで、 その部分だけほんのりとしてみえ、 じつに、じつに、かなしみたへがたく見える。 のくとがおよいでゐる。
2013-01-20 00:02:03@ob_k これらは三百六十五箇年の 過去とかんずる方角から 神と携帯電話をつらね (すべてわたくしと明滅し みんなが同時に感ずるもの) ここまでたもちつゞけられた かげとひかりのひとたましひづつ そのとほりの心象スケツチです
2013-01-20 00:02:33もしかすると悲しみも 私たちの上にひろがる 青空にひそむ あのあてどもないものに逆らって そうしてあなたは自分でも気づかずに あなたの魂の いちばんおいしいところをノクトにくれた
2013-01-20 00:06:46幻想文学×ノクトTLって絶対マジキチなんだけど、当事者達の心はどんどん浄化されていく…あと谷川俊太郎さんの「魂のいちばんおいしいところ」はマジでエルシャダイっぽいです
2013-01-20 00:09:20つきよのうみに いちまいのてがみをながして やりました。つきのひかりに てらされて てがみはあおく なるでしょう。ひとがのくとと よぶものは みんなだれかの てがみです。
2013-01-20 00:22:00つきよのうみに いちまいのてがみをながして やりました。つきのひかりに てらされて てがみはあおく なるでしょう。ひとがのくとと よぶものは みんなだれかの てがみです。
2013-01-20 00:22:00