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前段
ちょっとの間がありまして
@5diva いえ、それルーンクエストマニアには「ランド・オブ・ニンジャ」だろ? と言われるだけの話でございまして(笑)。冗談はさておき、そーゆー見方は考えもしてませんでしたわん。
2013-01-21 00:12:26そして翌日
@gmtomono 先日のTweetに関してなのですが、私はこの世の中には完全にオリジナルなアイデアというのものは稀で、多くの作品は……それこそスターウォーズも、ルーンクエストも……何らかの先達の影響を受けているものだろう、と思っておりまして。
2013-01-21 06:21:45@gmtomono それゆえ、ルナルサーガがどのような先達の遺伝子を受け継いだ作品群なのか、という興味を発端に思考をくゆらせたものが先のTweetでした。貴重なお時間を使っていただいての言及、ありがとうございます。
2013-01-21 06:22:13ここから
「もちろん」というのは、上記の経緯があってかな、と。
もちろん、ルナルサーガも先行のさまざまな作品の影響下にあります。ルーンクエストについては今回「直接のものはないんですよ」と申し上げましたが(共通の祖先はあると思います)。作っていく上で直接の祖先になったのは「聖闘士星矢」です(以下メンションでない通常発言で続き) @5diva
2013-01-21 20:05:07ルナル世界の原型となった設定を最初に思いついたのは、投稿しちゃ落ち、を繰り返していた二十代前半のころです。聖闘士星矢をヒントに、それぞれに崇める神が異なる、超人的な能力を持つ戦士たちが抗争をする、という設定を考えました。
2013-01-21 20:06:55で、その崇められる神の象徴として、星座ではなく、月を用意したわけです。いちばん最初に考えた時は、舞台は、遠未来のテラフォーミングされた土星の衛星でした。空に浮かぶ月でも最大のものが輪を持っており、衛星だと思っていたら、主人公たちの住む世界のほうが衛星だった、という案。
2013-01-21 20:08:36ルナルの輪の月は、名前だけ残して、結局、本当にリング状の月ということにしましたが。最初に考えた時点では、さまざまな超闘技を持つ戦士、とイメージをしていて、それらは魔法のように見える科学の産物、などと考えていました。
2013-01-21 20:10:07まあ、その時はまったく案はまとまらず、数年して、ガープスの日本展開に応じて新たな背景世界を創る、という仕事のチャンスが回ってきた時に、複数の月がある世界が舞台で、PCたちはいずれかの月の異なる神々を信仰しており、そこから力を得る、という設定だけ残して別物になったわけです。
2013-01-21 20:11:37で、SNEには先行するソードワールドというメジャー作品があり、さらにそのコメディ版であるコクーンワールドを自分が書いていたわけですから、他社さんの作品も踏まえて、どう差別化するか、いろいろ考えたわけです。で、ガープスのデータを利用するため、中世はなく近世、と考えたわけでした。
2013-01-21 20:13:07帝国は定番であろう、と敵役として存在することに決めたわけです。で、たとえばスターウォーズの銀河帝国とか、古代ローマ帝国がモチーフです(ルンケのルナーもそうですね)。じゃあ、ルナル世界は神聖ローマ帝国と、ひよって封建制を残して生き延びた秦帝国で、といった具合です。
2013-01-21 20:14:56銀の月は、当然ながらクトゥルーのイメージをとりいれていますが、そのへんの「理解しがたさ」や「神のおぞましい二つ名」といったものを入れつつ、いかにして「勝てる範囲」「共闘できる範囲」におさめるかを考えていました。
2013-01-21 20:16:27ミュルーンというのは、わりとひねくれた思考の産物でして。当時、ソードワールドで、美形有翼人のフェザーフォルクが人気が高く、PC化ルールの要望も多いのを、横で見ていたわけですね。で、ルナルにも(差別化のため異種族を増やそうと決めていたので)鳥人間は出そう、と。
2013-01-21 20:18:12でも、フェザーフォルクっぽい美形にするつもりはなかったので、そこで思い出したのは手塚治虫の『鳥人大系』でした。なぜそこを思い出してしまうんだろうね(笑)。で、半鳥半人設定が、あのようになったわけです。
2013-01-21 20:19:52ああ、後は「ロードランナー」もイメージにあったですよ。ミィミィ。コヨーテ種族も作ればよかったなあ。つまり手塚+ハンナバーベラ。あとでグローランサにダック(ディ●ニー)がいるのを知って、渋い顔になったww
2013-01-21 20:21:36