@faust_editor_j #publisher #seikaisha たった500円の文庫本を読んだ経験が、人の一生を左右する。人生のカーブを切らせる。
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9月プレオープンの星海社ウェブサイト『最前線』上で9月下旬から年末にかけて全四回行う予定のとある企画の第一回の収録と撮影を週末から行っている。ものすごく強い手応えがある。この仕事は未来の編集者の仕事像を確実に描いている。
2010-08-24 04:20:03出版は、産業としては本当にしょぼい業種だ。出版業に属する、日本における過去の一企業の売上の最高記録はたったの2000億円。
2010-08-24 04:25:01数字的には取るに足らない産業にも関わらず、出版業はなぜ一定以上の畏敬の念を払われて社会に存在しているのか——。それは、出版業の本質が人の心を動かす業(なりわい)だからだ。
2010-08-24 04:27:25出版業は数字的に見れば取るに足らない小さな産業にしか過ぎないが、同時に、あらゆる業種のなかでも最大のスケール感を誇っている産業でもある。出版業は、「人の心を動かす」ことができるという無限大のスケール感を持っている・・・。
2010-08-24 04:37:17編集の仕事をしていると、これは確実に体験した人の中の何人かの人生が変わる! と実感できる仕事がある。先週から取り組んでいる、星海社ウェブサイト「最前線」のために用意している強い手応えのある仕事もそれだ。
2010-08-24 04:40:26何しろ、その星海社ウェブサイト「最前線」の仕事はまず編集者の僕自身を変えつつあるからね。そこがまず素晴らしいと思う(笑)。
2010-08-24 04:44:50星海社ウェブサイト「最前線」のある企画は、音声の「収録」、映像素材用の「撮影」、こういった仕事が文芸編集者の余技ではなくて、未来の本流の仕事にも成りうると証明しつつある。ちょっと大げさに言うとそんな感じ。
2010-08-24 04:45:36紙を基盤に、しかし紙から解き放たれた領域を向いて仕事をしていく編集者は、「人の心を動かす」という、世界にとって重要な仕事をこれからも、これまで以上に成していくことができる。そういった前向きな予感を感じる仕事ができて嬉しい。
2010-08-24 04:50:42とにかくこの企画のスタートが楽しみだ。スタートはこの夏で、マテリアルな本として結実するのは来春というレンジの広い企画なので、長いあいだわくわくすることができるのも良い。
2010-08-24 04:55:34