放射脳な人たちの頭の中で起きてること

心理学的に解明されちゃった...
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ひだりん @hidarin911

「低線量被ばくでも重篤な健康被害をもたらす」と信じている人たちにとって、事故から2年を迎えようとしているのに「現在のところ重篤な健康被害はもたらされていないばかりか、軽微な健康被害もない」という現状認識は、認知的不均衡な状態にあることになります。自分の信念と現状が一貫していない。

2013-01-22 13:06:24
ひだりん @hidarin911

そこで、「政府は情報を隠蔽している」とか「ほんとうは健康被害がもたらされているのにマスコミが公表しない」とか、「2年では健康被害はまだ発生しないが、5年後や10年後に発生するだろう」とか解釈して、自分の信念と一貫するようなかたちで、認知を均衡化していくことになります。

2013-01-22 13:08:54
ひだりん @hidarin911

デマばっかり流す沖縄移住のおばさんやウソつきの元ジャーナリストの言うことを信じてしまったり、煽ってばかりの東○新聞の記事ばかりを選択的に信じようとしてしまうのも、この認知的均衡を図ろうとするメカニズムによるものと考えられます。だから、どんなに説得しようとしても、難しいのですよね。

2013-01-22 13:53:31
ひだりん @hidarin911

だから、「放射能被害を不安に思っている人のほうが、わざわざ不安を増大させるような情報を選択的に入手しようとする」という一見するとパラドクシカルな行動をとることが多くなるのです。あえて不安を増大させるような情報に接すると、「やっぱり自分の信念は正しかった」と思えるようになるのです。

2013-01-22 14:06:55
ひだりん @hidarin911

もちろん認知的均衡を達成しようとする働きは「現在の低線量被ばくは健康被害をもたらす可能性は低い」と信じている人たちにも起こります。「健康被害はない」という認知と「重篤な健康被害がもたらされれている」という認知とは明らかに相互に一貫しないので、どちらかを変更する必要がありますよね。

2013-01-22 14:13:05
ひだりん @hidarin911

ぼくがこれまで懸念してきたのは、これらの異なる信念を持つ人たちのあいだで、相互の共通理解やコミュニケーションが困難になったり、感情的な対立や対人葛藤が生起してしまうことでした。そして、さらに残念なことは、ぼくの力では、この問題の解決方法がみつからないことでした。

2013-01-22 14:19:52
ひだりん @hidarin911

でも、あきらめてはいないのです。なぜなら、低線量被ばくを極度に恐れていた人のなかにも、過剰な心配をすることがなくなったという方がたくさんいらっしゃるからです。これらの方のツイートやブログには、信念が変容した契機のようなことが書かれていることが多いのです。多くのヒントが得られます。

2013-01-22 14:32:03
ひだりん @hidarin911

そのヒントです。まず、とても大切なことは、身近に見放したりしない親密な関係が存在していることです。配偶者、家族、友人の存在が大きいのです。信念が違うからといって、社会的に孤立してしまうのはとても危険ですよね。身近な人たちと暖かい関係が築けていることは、とても大切なことなのです。

2013-01-22 16:47:47
ひだりん @hidarin911

情報が矛盾していることに自発的に気づくことがあります。「あれ、この人、この前はこう言っていたけど、今はこう言っているなぁ。いったいどちらが正しいの?」と情報の矛盾に気づくことが新しい気づきの契機となる場合があるようです。教えられるのではなくご本人が自発的に気づくことが必要みたい。

2013-01-22 16:53:14
ひだりん @hidarin911

実測してみたり、自分で体験することも、ひとつの契機となるようです。自分で計ったり、確かめてみる。ちょっと前「新幹線で福島駅に近づいた途端、みんなのガイガーカウンターが警告音を発した」とデマを振りまいた人がいましたが、ぼくは何回も新幹線を利用していますが、そんなことは一度もない。

2013-01-22 16:58:35
ひだりん @hidarin911

「なんだか、おかしいぞ」とか「自分の実感や体験とちがうなぁ」といったちょっとした違和感のような小さな感覚が、確固としていた信念の変化といった大きな変化を引き起こすことになるようです。「小さな変化は、やがて大きな変化をもたらす」のですよね。

2013-01-22 17:21:04