セシウムは、いまどこにあるの?

3ツイートでまとめました。
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早川由紀夫 @HayakawaYukio

原発から出たセシウムはいま地表にあって、風が吹くとホコリといっしょに宙を舞うことを、福島農家に教えたほうがいい。そのとき、私の地図の裏面イラストが役に立つだろう。(コミュニティ単位で全戸配布するなら、七訂版を無料で送るよ。)

2013-01-23 16:01:22
早川由紀夫 @HayakawaYukio

2011年3月に、草つき地表に落ちたセシウムはほとんど動いてない。風が吹いても草に守られてそこにある。雨が降ると、水とともに地下に浸透するかと思ったが、どうやらそうではなくて、地表付近の粘土にくっついてそこに留まっているらしい。深さ2センチくらいまでしかしみ込んでないらしい。

2013-01-23 16:05:09
早川由紀夫 @HayakawaYukio

アスファルト道路の上に落ちたセシウム、屋根の上に落ちたセシウム、土が露出した地表に落ちたセシウム。こういうのが雨で隅っこに集められる。それが日射に当たって乾燥したところに強い風が吹くと、ホコリとともに宙を舞う。これがあんぽ柿に着く。危険だ。

2013-01-23 16:06:41
早川由紀夫 @HayakawaYukio

セシウムから出る放射線の強さは時間がたつと減る。減り方は最初は急だが、しだいにゆっくりになる。事故から22ヵ月たったいま、62%まで減った。来年のいまごろは52%になる。3年後(事故から5年後)は37%になる。だから、少なくとも5年は辛抱しろ。

2013-01-24 05:08:43
早川由紀夫 @HayakawaYukio

補足。草つき地表には例外なく粘土がある。これを土壌という。だからそこに留まったセシウムが地下の深いところに浸み込むことはない。地下水汚染は(いまのところ)軽微だ。

2013-01-23 16:19:03

対策編

早川由紀夫 @HayakawaYukio

この体制では、流通食品に基準以上のセシウムが入っている危険は常にある。セシウムが十分に減衰する10年後くらいまでこの警戒を続けなければならない。産地で見分けるのがもっとも簡単で効果的だ。

2013-01-24 07:13:39