「仮性リベラルはレーザー手術で一瞬で治ります!」え?本当ですか?
真性保守は伝統の規定力が強いので空気の変化に流されない。真性リベラルは論理的思考の規定力が強いので空気の変化に流されない。流されるのは仮性保守と仮性リベラル。
2013-01-23 11:15:34仮性保守と仮性リベラルは空気の変化に伴う自分の変節を意識している場合には「『気づき』が多すぎる人」になり、意識していない場合には「無かったことにする人」になる。いずれにせよ「これはまさにエポック!」という老師の名言を用い、彼らのことを「エポックメイカー」と呼ぶことにする。
2013-01-23 11:22:13そうなると仮性保守のほうが「無かったことにする人」で、仮性リベラルが「『気づき』が多すぎる人」なのかな。でも、全共闘の転向組って「無かったこと」にしてそうだし、逆に中核派にオルグされたいいとこのお嬢様とか、「今までの私は間違ってました!」とか連呼してそうだし。うーむ。
2013-01-23 11:27:34「馬鹿」という言葉には「頭を使うのに慣れてない人」と「自己肯定感が低いのですぐブレて変なことをしてしまう人」の両者が含まれてしまうので。RT @chihirobelmo 馬鹿だと政治的に正しくないから仮性になったんですね。
2013-01-23 13:02:40つまり「頭を使うことには慣れていないが、自己肯定感が高い人」と「頭を使うことにはそこそこ慣れているが、自己肯定感が低い人」というのもいて、彼らにはまだ見込みがあるわけです。そこで変な反感を持たれてしまうと、教育効果が半減する。@chihirobelmo
2013-01-23 13:05:38勿論しっかり関係を築いた後の「馬鹿!」「阿呆!」は効果があるかもしれないが、矢鱈めったら罵詈雑言を連発するのは見込みのある人に対しての「統合戦略」としてはまずい。またこちらに相応の権力が無い限りは、見込みのない人にとりあえず邪魔しないでいてもらうための「統治戦略」としてもまずい。
2013-01-23 13:10:31終戦とか全共闘の挫折とかの歴史を踏まえると、「仮性保守」と「仮性リベラル」というのは空気次第で簡単に反転するものだということがわかるわけだが、最近つくづく痛感するのは、「仮性保守」のわかりやすさに比べて、「仮性リベラル」といふものは本当に面倒くさくて厄介だなあ、ということ。
2013-01-23 13:18:36「仮性リベラル」の厄介なケースは二つあって、(1)リベラル原則を掘り崩すような対象に対してもリベラルに肯定してしまうケース。(2)リベラル原則が当てはまらない相手に対し「テロリズムを以て殲滅せよ」と言ってしまうケース。いずれも「そういう空気」に後押しされての動きであることが多い。
2013-01-23 13:26:31ところが厄介なことにレーザー一発では治らないw。というのは下記の(1)と(2)は、「リベラル原則が当てはまらない相手を肯定しても駄目。否定しても駄目」というダブルバインドになってしまっているからである。常々言われているように、このダブルバインドを解くことは原理的には不可能である。
2013-01-23 13:32:32で、じゃあどうするのか? その答えはここでは言わないことにする、フォッフォッフォッ、という老師の笑いと共に、この話は一旦お開きである。
2013-01-23 13:37:27