浅井真紀さんの「玩具優先の映像制作について」
- watarishirou28
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玩具優先の映像制作、というと良く語られるのがコンバトラーからボルテスに至るデザインの話。デザイン優先だったコンバトラーが、次作では玩具の為のデザインを優先された野暮ったいボルテスになってしまった、というもの。どこまで事実かは知らないが、長年その出自は否定的に語られがちだ。
2013-01-24 04:00:59確かに今の目から見て、デザインはコンバトラーVの方が洗練されていると思う。しかし当時、ボルテスの玩具を買ってもらえた自分は、コンバトラーVの玩具を持っていた友人から羨望の眼差しを受けた。玩具としてボルテスは実に完成度が高く、無理が無かったからだ。
2013-01-24 04:01:13今、玩具を作る側の立場になって思う。あの頃、玩具を作っていた人達は当時の技術で出来るだけ格好の良い玩具を作りたかっただろう。「いくら優れたデザインでも、これは出来ないんだよ」と頭を抱えただろう。その気持は良く解る。
2013-01-24 04:01:36そんな中、出来る技術の範疇で映えるデザインを求めるというのは、玩具を売るための傲慢と片付けられるものだろうか。格好の良い玩具を作りたかった人々は創作に水指す儲け主義だったのだろうか。
2013-01-24 04:01:55確かに、デザイナーからすればそれは押し付けられた制限であろうし、デザイナーだけを創作の側と捉えるならば、企業の傲慢と見えるのだろうけれど、当時心底格好いいと思える玩具を手にした経験は、子供の自分にとって何よりの喜びであった。
2013-01-24 04:02:05今、技術の向上によって、かなりのデザインが製品化出来るようにはなったし、それが進化の理想であるとは思う。けれどそれもまた苦悩の中で技術を向上させてきた先人あってのものだ。
2013-01-24 04:02:34@masakiapsy そういう意味では「憧れていた形」としてプラグスーツアスカやレイ、プラレスラーを浅井さん企画で受け取れたのは凄く嬉しかったです。あれはあの当時望んでいた「動かしても綺麗なフィギュア」でした。
2013-01-24 04:04:35@OKina001 出来ないならデザイン再現はスパっと捨ててアレンジに入る、というのはとても玩具的な思考かもしれません。後付ですけど(笑
2013-01-24 04:05:49@masakiapsy ボルテスⅤがfigmaに活かされてると思うと感動しちゃいますね。 ただのfigma購入者に過ぎませんが応援させていただきます。 figmaテッカマンブレード、パール塗装がキレイかつ遊びやすくてお気に入りです。
2013-01-24 04:10:15@masakiapsy 子供のころの自分にとっては、実際に手にして動かして感動したのは玩具そのものでしたねー。実際に手で動かしながら、想像も映像作品を超えて広がっていたと思います。
2013-01-24 04:12:05@ariadust01s ありがとうございます。直接ボルテスが影響してるわけでは無いですが(笑) でもモノの状態でベストを目指そう、という思考の根っこにはなってます。
2013-01-24 04:14:55@masakiapsy 浅井さんがすごくいいツイートをしてらっしゃる・・ 強く印象に残る商品にふれてそれに敬意を表せる人がまた新しい商品を作っていくのはすばらしいです 自分もそうありたいなあ
2013-01-24 04:17:27@masakiapsy コンVとボルテスの間には確かにそういう、映像クリエイティブと商品プロダクツの間の虚実皮膜的な物が厳然と在る。どちら側にも当然創造性は有り、しかし別々のルートで山頂へ向かっていたんでしょう。それらが現在頂に近づいて来て、随分近い互いが良く見える間合いに来たと
2013-01-24 04:20:42@hitofuku それが完全に重なる事は無いでしょう。けれど、単に相反するもので無く、互いのルートを行き来する新しい場所も作れるはずだ、という前提で、今のよくわからないカテゴリの仕事をやってます。
2013-01-24 04:23:36@masakiapsy アニメの玩具の黎明期に育った自分ら世代が今は作り手だったりとか、ユーザーであってもクリエイターと共にあるような今ってすごくいい時代だなーと。色々おもう事があってもユーザー視点で発言できて互いに交われるというのが。figmaもリボもあっていい時代だなーと
2013-01-24 04:31:02@masakiapsy この時間だから告白するんですが、実はアニメ化されるときに浅井さんアレンジでエリスとアオイのアクションフィギュアが出ないかと夢を見ました(笑)。
2013-01-24 04:36:56@masakiapsy メーカーとしてはカードバトルアニメみたいに身近な玩具で世界を救う物語としたかったのでしょうね。コレがあくまでも強化ダンボール中での箱庭限定稼働キットで純粋に競技バトルとしてたら別の面白さがあったかもしれませんね。
2013-01-24 04:40:36@OKina001 そんな事が。実際製品化のラインについてはほぼメーカーさんのお任せなのです。自分が決めてるのは、企画の中での選定に口出すのくらいのものなんですよ。
2013-01-24 04:48:42