事件、事故の背景を考えるときに気を付けたいこと - 大阪2児餓死事件に関する毎日新聞の記事を読んで、m_niciokaさんと、geppeeeさんの会話から
いいママになりたかった:大阪2児放置死事件/出し続けたSOS http://t.co/2paAVaY6 「家族には甘えません」元夫との離婚の際に書かれた「誓約書」。孤立した母親がどのようにさらに孤立を深めるのか、他人事と思わず読んで欲しい。
2013-01-24 09:27:30フローレンスではひとり親の方々への格安な病児保育を、寄付を原資に行なっています。預け先が無く孤立されている方は、ご連絡下さい。入会希望者多数のため、お待ち頂くこともあるかと思いますが、寄付者が集まり次第、ご入会頂けます。 http://t.co/DdOcDn21
2013-01-24 09:47:51保育者は保育の問題から考え、医者は医療の問題として捉え、女は女特有のこととしてモノを見る。まあそれは仕方ないことではあるけども、真実なるものがあるとすれば、それを表現するにはあまりにピースが小さすぎるのだ。
2013-01-24 10:05:03@m_nicioka この問題は、そもそもこの母親の生育歴が悲惨なところから始まって、その悲惨さの延長として婚家がこういうところだったというのもあり、社会問題の一環ではあるけれど、「子どもを殺してようやく司法と繋がった」ために救いの手が差し伸べられたというのがなんともね……。
2013-01-24 10:11:23@geppeeee 事件に繋がる要因はたくさんあるみたいだな。明かされぬ事情も少なくはないだろうし。これ!と言ってしまうことで、全体像や輪郭が見えにくくなってしまうようで、だからこそ、これが原因、こいつが悪い、と言いたくなってしまうのか...
2013-01-24 10:30:48@m_nicioka 犯人の父親が学校の部活に力を入れすぎていたから、というのもあったが、いや父親として駄目な人間なんてこの世にいくらでもいて、たまたまあの監督は「駄目な人間としては珍しく活躍の場があった」というだけと考えるべきなんだろうな。
2013-01-24 10:44:03@geppeeee 事件の全容が明らかにならずとも、また全体像を構築する眼を持たなくても、酷い帰結を減らすことは出来て、それが保育であったり、教育・療養であったり、医療・福祉であったりする。専門家としてたこつぼの中に居ても、その気になれば一定数救うことが出来る。
2013-01-24 10:52:05@geppeeee ただ、たこつぼの住人であることの自覚は欲しいところなんだが、どうも掌の一事で全体を語るやり方に辟易しているのも事実。
2013-01-24 10:53:45@geppeeee 生育歴や学校、婚家など様々問題はあろうけど、教育や保育、福祉など、どこかで繋がりが持てていればと。ちょっとした繋がりで悪い帰結は防げるからな。そして、ここまでに至らぬ類似事例は無数にありそうで、胸の潰れる想い。
2013-01-24 10:56:14@m_nicioka 「然るべき福祉と繋がれば免れた」というやつだな。どうして繋がれないのか、それを考えるとその闇は深いし、切り取って一編の記事にはできないだろう。
2013-01-24 11:00:45@geppeeee 社会保障一つとっても、申請主義という大きな壁があるし、社会の下層は情報の量・質ともに低く、社会資源の活用が上手くいかない憾みもある。事件化すればああだこうだと言うが、保育関係者でも医療者でも、目の前にそういうのが現れれば、やれDQNだなんだと言うのだよ。
2013-01-24 11:30:38大阪の事件ではありませんが、虐待事件が起こった際には一つの面から虐待事件を見ると、判断を誤るよという例の一つとしてリンクします。
青少年の自殺問題なんかでもそうですが、ある事象の根本を解明する際に、何か一つのものに理由を求めると見誤りやすいということは自戒を込めて意識しておきたいものです。
とりあえず養育費は払えよ。自分の周囲にも、夫が女作ってどっかに消えて、養育費貰ってない人がいるから他人事ではないw / いいママになりたかった:大阪2児放置死事件/下 出し続けたSOS 「寄り添い」なく、孤立深め http://t.co/DfpPYrYy
2013-01-24 23:09:47@_kidn その点ですけど、養育義務は離婚後もあるはずなので、しかも両者話合いのうえ養育費が支払われてないというのは、何か事情があるんじゃないすかね?
2013-01-24 23:16:48.@m_nicioka 勿論養育費は義務ですが、女性側がそれを知らない場合も多く、法律家を交えず内々で話し合った場合は養育費なしで話がついてしまうことはあると思います(そんなに沢山の事例は知りませんがw)。特殊な事情ですか。そこまでは考えてもみませんでした。何かあるんですかね?
2013-01-24 23:27:15@_kidn 先生の仰るよう、法律家抜きで話合ったからかも知れませんね。それが一番ありそう。被告には乱行の後ろめたさもありましょうし、そもそも父方の養育義務を知らずにいた可能性も大きい。良質の情報、好ましい助言者も、被告周囲には乏しかったでしょうし。やんぬるかな。
2013-01-24 23:33:35@_kidn 被告の生育歴や環境に鑑みるに、我々が常識と考えることが、彼女の常識ではなかったのではないかと。ただあまりにも不可解なので、実は夫の実子でなかったとか、あらぬ想像を掻き立てるのです。父性の不確実性は、剣呑な場では先鋭化しますので。
2013-01-24 23:36:34