故岡部健医師のお話:復興に向けた宗教者円卓会議にて(島薗進氏)

島薗進氏(宗教者災害支援連絡会)による故岡部健医師・医療法人社団爽秋会理事長の記事の紹介。 ※掲載誌『WCRP会報』2012年7月号:東日本大震災復興への祈りと歩み。http://bit.ly/Y2hB8c
4
島薗進 @Shimazono

1故岡部健医師のお話(2012年5月)復興に向けた宗教者円卓会議にて(WCRP会報2012年7月号)。http://t.co/6tbtFHBh  「大震災では、患者さんを助けに行った病院のスタッフの一人が亡くなり、以来、スタッフの気持ちが落ち着かなくなったので」

2013-01-17 08:54:54
島薗進 @Shimazono

2故岡部健医師のお話(2012年5月)http://t.co/6tbtFHBh 「ボランティアのお坊さんを呼んでお経をあげて頂きました。そうすると、お経のように宗教的な儀式、儀礼を行うことによって、皆の気持ちがスーッと落ち着いてきたのです。いつでも手を」

2013-01-17 08:55:07
島薗進 @Shimazono

3故岡部健医師のお話(2012年5月)http://t.co/6tbtFHBh 「合わせられるように、病院内に小さいお地蔵さんを2つ置くと、皆が求めるようになりました。それがないと気持ちが落ち着かない。そして、そういうところでお経があがるというか」

2013-01-17 08:55:25
島薗進 @Shimazono

4故岡部健医師のお話(2012年5月)http://t.co/6tbtFHBh 「宗教儀礼といわれるものが行われることが、これほど力を持つものかということが、これまで分からなかったのです。医者である私は、ベテランと言われるほど長い間、医療活動を」

2013-01-17 08:55:36
島薗進 @Shimazono

5故岡部健医師のお話(2012年5月) http://t.co/6tbtFHBh 「行ってきましたが、私よりも若いお坊さんに話を聴いて頂きたいという被災者の方も少なくありませんでした。医師である私ではなく、若い宗教者の方にです。そこでかたわらで一緒に」

2013-01-17 08:56:11
島薗進 @Shimazono

6故岡部健医師のお話(2012年5月) http://t.co/6tbtFHBh 「話を聴かせて頂いておりますと、医療職の者に話す内容と全然違うのです。医師や看護師、臨床心理士に訴える言葉よりも、おそらくもっと奥深いところの訴えを宗教者に投げかけて」

2013-01-17 08:56:30
島薗進 @Shimazono

7故岡部健医師のお話(2012年5月) http://t.co/6tbtFHBh 「いるのを実感しました。」「こうしたことを、社会としてどのような枠組みづくりをしていくのかが今後の大きな課題であると思います」「そのためには、宗教に公共性を持たせる」

2013-01-17 08:56:45
島薗進 @Shimazono

8故岡部健医師のお話(2012年5月) http://t.co/6tbtFHBh 「ということに尽きると思います。公共性を持った宗教者になって頂くというのが大事です」。これについては、 「東北大学実践宗教学寄附講座 ニュースレター」第2号、参照。

2013-01-17 08:57:02
島薗進 @Shimazono

9故岡部健医師のお話(2012年5月)関連して「臨床宗教師」構想の産みの親、岡部健医師の追悼号。http://t.co/zMnmXH1U 「人が死に向かい合う現場に医療者とチームを組んで入れる、日本人の宗教性にふさわしい日本型チャプレンのような宗教者が必要」

2013-01-17 08:57:25
島薗進 @Shimazono

10故岡部健医師のお話(2012年5月) http://t.co/6tbtFHBh 「であろうと考えてきました」。岡部医師の言葉は宗援連情報交換会(1月14日)での大石真教授(京大)「宗教団体の支援活動と政教分離」の話に通じる。http://t.co/Tee6Na75 

2013-01-17 08:58:37
島薗進 @Shimazono

11故岡部健医師のお話(2012年5月)にも出てくる金田諦應(曹洞宗通大寺)師が「カフェ・ド・モンク」を語るなどのシンポジウム「3.11以後の日本社会と宗教の役割」2/9国際宗教研究所・宗教者災害支援連絡会共催 http://t.co/WavtJU5G も予定されている。

2013-01-17 09:00:32
島薗進 @Shimazono

死の看取りの際の宗教の重要性に注目した故岡部健医師の言葉。http://t.co/b6aSIdwE 「宗教儀礼といわれるものが行われることが、これほど力を持つものかということが、これまで分からなかったのです」「公共性を持った宗教者になって頂くというのが大事です」

2013-01-18 12:40:06
島薗進 @Shimazono

亡くなった岡部医師が死の2ヶ月前に語った言葉。「私よりも若いお坊さんに話を聴いて頂きたいという被災者の方も少なくありませんでした。医師である私ではなく、若い宗教者の方にです」。http://t.co/b6aSIdwE 

2013-01-18 12:40:18
島薗進 @Shimazono

災害支援と通して見えてくる公共宗教の形。故岡部健医師のお話http://t.co/Tee6Na75 にも出てくる金田諦應(曹洞宗通大寺)師が語る。シンポ「3.11以後の日本社会と宗教の役割」2/9国際宗教研究所・宗教者災害支援連絡会共催 http://t.co/WavtJU5G

2013-01-18 12:41:13
島薗進 @Shimazono

日本心理学会機関誌『心理学ワールド』59号(2012年10月)特集:スピリチュアリティ。日本心理学会も「スピリチュアリティ」を論題にするようになった。拙稿「スピリチュアリティの興隆をどう捉えるか?」http://t.co/LFMiIFok もあります。

2013-01-18 22:38:30
島薗進 @Shimazono

死期の近い多くの人々が「お迎え」が来たと。これに注目した岡部健医師の言葉。http://t.co/b6aSIdwE 「宗教儀礼といわれるものが行われることが、これほど力を持つものか…」「公共性を持った宗教者になって頂くというのが大事です」→http://t.co/WavtJU5G

2013-01-28 09:50:15