【腐】ポセと空さんの過去捏造・元嫁と浮気相手とその子の行方

rusty＠ @zodiac1213

この前、十五夜さんとぼんやり話してた、実はポセは、親や家が決めた政略結婚でとんでもない嫁を引き当ててしまう→相手に散々迷惑かけられた挙句、相手の大ポカで離婚成立→以来夢やロマンはもとより結婚に何のメリットも見い出せなくなって、今現在独身というネタをお話していたのだけれど。

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その時、元嫁のやらかした大ポカというのが、浮気相手の子を妊娠して駆け落ちした(相手の男には捨てられた)事まで話してて。その後、その子はどうなったのかな、と妄想した時に、ふとこの子がキースなら面白いのになあと思った。ちなみに元嫁には全然似てない、つまり元嫁の浮気相手そっくり。

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1.ポセイドンCEOが最初に結婚したのは、彼が30歳になる少し前のことだ。相手はSB外の名家のご令嬢だった。恋愛感情があった訳ではない。双方の家と事業。その発展に利すると判断されて決められた縁組で、彼はただそれを承諾しただけだった。

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2.彼は、将来数多の人間を従えるべく、幼い時から帝王学を学んできた。彼の統治する集団にとって利益になるのなら、彼個人の好悪は問題ではないと知っていた。だから、たった3度の顔合わせの度、相手の女性に不快な引っ掛かりを感じても、彼はそれを押し殺した。後に彼はその判断をとても後悔する。

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3.彼は結婚するに当たって、相手からの熱烈な恋愛感情は期待しなかった。ただ、一緒に暮し、お互いの家を盛り立てて行くのだから、いずれ仲良くなれれば良いな、という淡い願望があった。それが結果として、彼女への評価や、自身の判断を鈍らせたのだ。

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4.我儘で贅沢好きだろう、と結婚前から予想が付いてはいたが、相手は彼の予測の遥か斜め下を突っ走った。彼女は、豊かな財産、自分達に従う多くの人間、巨大な権力を適切に扱える器量もなければ、それらに対する責任感も著しく欠如していた。彼女は、贅沢な生活が何に拠るかすら分かっていなかった。

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5.元々恋愛で結びついた関係ではないから、妻が愛人を作ろうと、秘密裏にやるなら彼はそれを咎めないつもりでいた。しかし、妻は彼との間に後継者を作る事を拒否し、両家の繋がりをアピールせねばならない時に、夫の悪口を平然と公言した。

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6.相手の男を様々な集まりにつれてきては、衆目の前で平然としなだれかかることもあった。妻の浮気相手はレストランの日替わりメニューの様によく入れ替わった。その中には同じ上流階級の男もいて、相手の男が慎重に隠していたのに、彼女が何も考えない言動で、男の妻も交えて大変な事態になった。

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7.その一方、彼女の贅沢な生活と浮気相手との火遊び費用を、平然と夫に無心するのだった。妻の理屈の上では、彼とは嫌々した結婚で、自分が我慢してやっているのだから、これ位は当然許される、らしい。彼女は自分自身を悲劇のヒロインとでも思っているようだった。

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8.それでは離婚しようか、と彼が切りだせば、家の事情や体面があるのだから、結婚生活は維持しなければという。彼女には、自身のせいでその体面や事情が綻んでいる事をまるで理解していなかった。その生活が永遠に続くかと思った矢先、彼女が新しい愛人を見つけ、以降日替わりになる事はなかった。

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9.彼女は真実の愛を見つけたのだ。夫であった彼が何故そうい切れるかと言えば、彼女が丸みを帯びた腹を撫でつつ、うっとりと夫に言い放ったからだ。その翌々日、彼が出張に行っている間に、妻は離婚届を置いて相手の男と駆け落ちした。帰った彼は喜んで自分の欄に名前を書き、役所に提出してやった。

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10.ご丁寧にも駆け落ち先まで知らせてくれたので、彼は大サービスして彼女の荷物を全て駆け落ち先に送るように手配した。ついでに、元妻の産んだ子は自分の子ではない、という申立への準備もしておいた。手を出した事がないからだ。彼の、男の面子は丸つぶれだが、正直どうでもよかった。

rusty＠ @zodiac1213

11.彼が穏やかな生活を満喫している頃、元妻は相手の男に捨てられたらしい。生活資金が尽きて逃げられたとか、他に好きな女性が出来てそちらを選んだとか色々噂は立ったが、真実はよくわからない。ただ、その頃から、元妻からの懇願の手紙が舞い込むようになった。

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12.彼は、君とはもう他人だから、御実家を頼られてはどうか、と返事をしたためた上で、以後届いた手紙全てを、元妻の実家、彼女の兄の元へ転送してやった。妹の駆け落ちで、元義弟に大きな借りを作った所へこの事態。元妻の兄は、不出来な妹を手元で監視しておくことに決めた。

rusty＠ @zodiac1213

13.それから表に出てこなくなった彼女と、彼女の子がどうなったかは良く知らない…とポセイドンCEOは言いたいところであったが、つい最近元妻が産んだ子の行く末は知る事が出来た。自分がヒーローの頂点を狙って採用した青年。キースグッドマンがそうだった。

rusty＠ @zodiac1213

14.古くからの部下に言われて、ポセイドンCEOは初めて気が付いた。お気付きではなかったのですかと聞かれて、彼は『彼のどこに彼女を思わせる要素があると？』と答えた。部下は納得したように頷いた。元妻は金髪ではなかった。正しく言えば、自分の濃い茶色の毛色を嫌って金髪に染めていた。

rusty＠ @zodiac1213

15.彼の容貌は、元妻の一族の誰とも似ていない。生まれてすぐに養子に出されたから姓も違う。何より、彼には人の上に立てる器量があり、自分が持つ力に見合う責任感があった。それがとても好ましいと感じられる一方で、彼女にもこの素質はあったのかな、とふと埒もない事を考えた。

rusty＠ @zodiac1213

と、こんな感じの前提で、キースがポセCEOの元妻で自分の生みの母親に会いに行く話とかを考えついた。そんで色々ありつつも、5話で誕生日素晴らしいとか言っちゃうスカイハイにつなげるとかいうね。

rusty＠ @zodiac1213

キースが　ポセCEOの元嫁の子供という誰得な設定で話を考え中。

rusty＠ @zodiac1213

んで、１５話とかで厳しいのも、元嫁みたいになってほしくないという(つまりそんだけ嫁の事は評価してないという事なのだけど)ポセなりの親心的な何かという。

十五夜@へし沼住人 @jyugoya_2nd

@zodiac1213 ざらっと見て、キースの父親はポセさんが嫌いじゃないんだけど意地悪したいというか張り合いたい系のプレイボーイで、質実剛健系のポセさんはその相手が嫌いというか苦手だったりすると、おもろいかな、と思いました。才能もないわけじゃないんだけど、厭世的なキャラ。

rusty＠ @zodiac1213

@jyugoya_2nd 嫌いや苦手という感情があるだけ、キースの遺伝子上の父親＞元嫁　なんですよなあ。評価諸々。あと、もうこの時点でポセは嫁に呆れ果てて嫌い以前に視界外に突入してて、結果嫁の浮気相手がどんな男だったかも知らない、というのも一方的でいい。

rusty＠ @zodiac1213

@jyugoya_2nd 何かが原因でやる気を腐らせてる男×有り余る財と権力に振り回されて才能を腐らせた・あるいは元からそんな物が足りなかった女、ってすげえ組み合わせだなあ…

rusty＠ @zodiac1213

人間には確かに分相応・分不相応があって、器量以上の金や権力を扱う、触れると壊れていくんだよな。元から富裕な家の生まれで、どんな高い教育を受けていても、生家の財産や権力を扱いきれない程度の器量しかない人間もいる。

十五夜@へし沼住人 @jyugoya_2nd

@zodiac1213 元嫁の方は、親がそれぞれ愛人作って子供を顧みずに金と使用人だけ付けて放置してたとかで、まともに育たなかった系とかかなぁ、とか。愛し方も愛され方も知らない。男も似たような環境なんだけどひねながらもそれなりに育って、ポセを羨みながら元嫁には同属嫌悪とか。