血も涙もない事実とそれを都合よく忘れることの容易さ
2013年1月26日に行われた『島根原発での事故を想定した大規模避難訓練』の報道を受けての@no1hasgoneさんのご感想ツイートを中心にまとめました。
no1hasgone
@no1hasgone
昔、何かの推理ドラマで「○○㎥の段ボール箱には、どう上手く詰め込んでもそれを超える体積の本は入らない」が解決のキーになるシーンを見て、あ、そうか…と思ったことがある。これが血も涙もない事実、という奴なんだ…と。
2013-01-26 23:12:35
no1hasgone
@no1hasgone
仮に訓練に参加した3800人が全て避難民だったとして、160台のバスが必要だったなら、39万人を避難させるためにはその百倍以上、1万6千台超のバスでも足りない勘定になる。それに目をつぶるのは、「過酷事故は起きない」神話を「無いバスで避難できる」神話に置き換えたに過ぎない
2013-01-26 23:18:47
no1hasgone
@no1hasgone
次に出てくるのは民間防衛論モドキ。…避難は不可能なので、「別途指示があるまで」「救出隊が到着するまで」屋外に出るな、換気を切れ、簡易シェルターをetc、なんだろうなと。「風が吹くとき」の世界が…
2013-01-26 23:39:58
虹屋 弦巻
@nijiya_hige
@no1hasgone これ逆に考える。39万人が避難完了するまでは、シビアアクシデントでも放射能は出さない、ベントはしないように島根原発を改造・強化するように求める指針を作る。できないなら廃炉だ。原発に住民を合わせるのではなく、住民に原発を合わせる。
2013-01-26 23:55:55
no1hasgone
@no1hasgone
@nijiya_hige はい。原発が存在する限り、おっしゃるとおり「住民」、被害を受ける側を起点にして事実を直視し、不可能なものは不可能ということを認めることが当然と考えます。
2013-01-27 00:05:22