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低線量率・長期被曝は高線量率・瞬時被曝と比べて発癌リスクが下がるのか?そして集団線量を用いることの妥当性について。

ICRPが採用しているDDREF=2は動物実験を根拠にしたものであり、人間に関する種々の疫学データを見ると、低線量率長期被曝の方が高線量率瞬時被曝より発癌リスクが下がるという根拠は乏しいようです。
震災 原発 発癌リスク lnt ICRP 低線量被曝 放射線 ddref 集団線量
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早川先生とみーゆさんのやりとり
早川由紀夫 @HayakawaYukio
ところで、20シーベルトから0.1シーベルトまでのがん死は直線的なの?(その区間でシーベルトとがん死は比例するの?)
早川由紀夫 @HayakawaYukio
短時間で1シーベルト浴びるのと、長年にわたって少しずつ結局1シーベルト浴びるのとではがん死リスクが異なると主張した論文あるの?紹介してほしい。読みたい。英語でいい。
Masato Ida & リケニャ @miakiza20100906
累積の被ばく量が同じでも線量率によって癌リスクは変わるんじゃないか、いや、人の晩発性影響においてはあまり違いは無いんじゃないか、という議論は以前から有ります。この論文 http://t.co/aYOEZM8f あたりから辿っていくと便利かと。 @HayakawaYukio
早川由紀夫 @HayakawaYukio
ありがとうございます。少なくとも論争中ですね。山下俊一が「ちがう」と断定したのは相当勝手だとわかりました。RT @miakiza20100906:
早川由紀夫 @HayakawaYukio
その論文から The present analysis does not confirm that the cancer risk per dose for LDRMD exposures is lower than for the atomic bomb survivors.
早川由紀夫 @HayakawaYukio
同 This result challenges the cancer risk values currently assumed for occupational exposures.
早川由紀夫 @HayakawaYukio
本文ではもっと明確。The studies provide evidence that cancer risk factors for occupational exposures are not lower than for atomic bomb survivors.
Masato Ida & リケニャ @miakiza20100906
以前は「線量率が低い方がリスクも低い」とする考え方が優勢だったようですが、人の晩発性影響を見た近年の疫学では「あまり変わらない」という説を支持するものが多い印象です。いまご紹介した論文も、その内の一つです。 @HayakawaYukio
早川由紀夫 @HayakawaYukio
たぶんこの図が重要な結果なんだろう。 http://t.co/dwxowjuB 赤が少しずつ長期被ばく(労働者)。青がヒロシマ、ナガサキ。この論文はレビュー論文である。
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Masato Ida & リケニャ @miakiza20100906
この件について専門家らがどう思っているかについては、この国際WSでのアンケート結果が参考になります https://t.co/XMs3vMT5 DDREFというのは、例えば、DDREF=2では「低線量率ではリスクが1/2になる」とする係数のことです。 @HayakawaYukio
早川由紀夫 @HayakawaYukio
@miakiza20100906 もうひとつの私の疑問、「1シーベルトと0.1シーベルトの間では直線的か」はどうですか?
早川由紀夫 @HayakawaYukio
【解説】少しずつゆっくり被ばくの労働者と、ヒロシマナガサキの被ばく者のがん死リスクがたいして変わらない(同じ)のであれば、1ミリシーベルトのがん死リスクに人口かけて死者数を計算することに合理性があることになります。
早川由紀夫 @HayakawaYukio
みーゆさんによると、専門家の44.8%が「同じ」と考えているそうです。2010年調査らしい。
Masato Ida & リケニャ @miakiza20100906
固形がんの場合は 1 Svあたりまでなら十分に直線に乗ります。被爆者の場合は→ http://t.co/PaogZLi1  これは他の疫学調査でも同じだったと思います。ただし、白血病のみに限定したりすると話が変わってきます。 @HayakawaYukio
早川由紀夫 @HayakawaYukio
ありがとうございます。「線量反応関係は線形のようであり」と書いてあるのをみつけました。もちろん図もみました。RT @miakiza20100906:
早川由紀夫 @HayakawaYukio
ということは、いよいよ、1ミリシーベルトのがん死リスクに人口かけて死者数を計算するのは正当だな。(分野外の素人だからできたのだろう。なんもしがらみないもんね)
Masato Ida & リケニャ @miakiza20100906
ちなみに、甲状腺がんに限定した場合には http://t.co/3F3otszJ の Figure 2 のようになって、おおよそ 2 Svくらいまでは直線とみていいと思います。 @HayakawaYukio
早川由紀夫 @HayakawaYukio
ICRPの「そういった掛け算するな」は、科学的に不適切なんじゃなくて、政治的経済的に都合が悪いからそういってるんだ。確定。ICRPは原子力利用を促進するためにある組織だから、まあそれは当然ちゃ当然だ。
早川由紀夫 @HayakawaYukio
これですね。 http://t.co/DoxtgVDt RT @miakiza20100906: ちなみに、甲状腺がんに限定した場合には http://t.co/IUwQTOI3 の Figure 2 のようになって、おおよそ 2 Svくらいまでは直線とみていいと思います。
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Masato Ida & リケニャ @miakiza20100906
一つ思い出しました。癌ではなく白内障ですが、2011年にICRPが閾値と被曝限度を大幅に引き下げる声明を出しました https://t.co/2fSQ8BC9 https://t.co/ZJiIEwlM https://t.co/3UYW4OQY @HayakawaYukio
Masato Ida & リケニャ @miakiza20100906
放射線白内障の閾値については、以前は、原爆のような急性被ばくでは低くなり、低線量率の長期被ばくでは高くなると考えられていたのですが、近年の疫学調査で否定され、ICRPすらも「影響は同等」とする見方をとるようになりました。 @HayakawaYukio
Masato Ida & リケニャ @miakiza20100906
私見ですが、近い将来、ICRPは癌リスクについても現在の見解(DDREF=2としています)を撤回するのではないかと予想しています。というか、一度撤回すべきではないかと思います。 @HayakawaYukio
Masato Ida & リケニャ @miakiza20100906
疫学のプロ達は何の躊躇もなく掛け算し、健康被害予測をしている。もちろん、どれ位の誤差を持つかの説明付きで https://t.co/rkCfW693 https://t.co/psRrrtM1 https://t.co/gPTP89Ip https://t.co/8WApocUY
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コメント

スカルライド @skull_ride 2013年1月28日
まとめを更新しました。みーゆさんのご指摘でタイトルを変更しました。
スカルライド @skull_ride 2013年1月28日
前作まとめと同じ主旨なのだが、何故かとても静かなコメント欄・・
akiran @akiran32748624 2013年1月28日
なぜ他人が、自分に手とり足とり色々と教えてくれると思っているのか。聞く耳持たない人間に、何度も教えてあげるほど一般の方は暇ではない、ということを理解したら「前作まとめと同じ主旨なのだが、何故かとても静かなコメント欄」とかいう言葉は出ないと思う。
スカルライド @skull_ride 2013年1月28日
↑これがNakatake先生の言う藁人形論法というやつかな?全くハズレてるけど。
Sirius☆彡 共謀中一般人 祈ります @sitesirius 2013年1月28日
ホルミシスの #近藤 宗平 氏によると、確率的影響のメカニズムは、確率的に起きる、というのが当初からの説だったはず。線量の高低にかかわらず放射線の照射と同様、確率的に発生する。 #NUKEjp
Kontan_Bigcat @Kontan_Bigcat 2013年1月28日
「「健康被害予測をするな」と言う方がおかしな話」というのはまったくその通りだと思うけど、東電事故による甲状腺以外の発ガン(またはガン死)増加について、どのくらいの誤差で予測できるのだろう?
スカルライド @skull_ride 2013年1月29日
まず正確な被曝線量評価をすることですね。そしてどの危険度係数を用いるかですが、DDREF=1のICRP基準、つまり10Svで1人の癌死を目安にしたら良いのではないでしょうか。
スカルライド @skull_ride 2013年1月29日
政府が本腰を入れて計算してくれたらそれなりに正確な過剰癌死が見積もれるとは思うのですが、恐らく計算しないでしょうね。
スカルライド @skull_ride 2013年1月29日
ネット上で個人が計算する場合は、仮定の取り方や危険度係数の選択により大きなバラつきが出るでしょう。大切なのはみーゆさんも言っているように仮定が仮定として明記される事だと思います。
🌸🍀眞葛原雪🍀🌸 @pririn_ 2013年1月29日
細胞のクラスター損傷の発生と損傷の具合にはLET依存性が観察されるので、線量率と線量だけではなくエネルギーも大きく関係していると思うから、どういう線源によっていつどれくらいどの細胞が損傷を受けるかによって確率に見せかけのゆらぎが生じて普通だと思うんだべさ
🌸🍀眞葛原雪🍀🌸 @pririn_ 2013年1月29日
で、低LETより高LETの方が損傷が細胞にとってデカイかというとそうでもない様な関係も見られて。でも、巨視的に見てLNTモデルは今現在最も妥当性があるモデルであるというのは否定できないという各機関・専門家りコンセンサスは妥当だと思う
🌸🍀眞葛原雪🍀🌸 @pririn_ 2013年1月29日
損傷が修復されるから、アポトーシスがあるから安全としている人達は、細胞の不死化についても、それに至るまでの複数経路の存在も全く無視している、あまりにもナンセンスな議論だと思うだべさ
おおぞらのあるてーぬ @althenarl 2013年1月30日
この人たちが知りたいのは、あくまで持論を補強するソースであって、本当のことというわけではないのかな。
スカルライド @skull_ride 2013年2月1日
まとめを更新しました。解説文を変更しました。
スカルライド @skull_ride 2013年2月11日
まとめを更新しました。みーゆさんのツイートを追加しました。
スカルライド @skull_ride 2013年3月4日
まとめを更新しました。WHOレポートに関連したみーゆさんのツイートを追加しました。
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