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木村幹氏(神戸大学院教授)が大河ドラマを材料に「アジア銃弾発達史」語る/※投石器の話も

神戸大学大学院国際協力研究科教授(政治社会発展論講座) の木村幹(@kankimura)氏に関してはウィキペディアや http://www.geocities.jp/korean_politics/kanhome.htm を参照。 朝鮮半島地域研究の専門家として知られる方ですが、27日に、NHK大河ドラマをきっかけに意外なほど詳しく、「アジアの軍事発達史」を語り議論の輪が広がっていきました(実は専門に隣接・直結したテーマで論文もあるとか)。基本的に氏のツイートと@リプライを中心に収録(漏れがあったら追加をお願いします)。基本時系列ですが、一部テーマごとに集中もさせています。
政治 朝鮮半島 軍事 アジア 武具・兵器史 八重の桜 大河ドラマ 歴史 木村幹 銃弾 韓国
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プロローグ~大河ドラマについて感想

Kan Kimura @kankimura
そういえば、昨晩録画で大河ドラマを見ていたのだが、「明るい吉田松陰」というのはかなり違和感があった。あれは、史学やっている人から見たらどうなのだろう。
エツナカ @Etunaka
@kankimura 史学やってる人は違和感がある描写が多すぎて、悟りの境地のようなものにたどり着いているのではないかと思う。
Kan Kimura @kankimura
大河ドラマ関係。先程、島津斉彬と勝海舟が、薩摩の江戸屋敷と思しき所で、畳の上にテーブルと椅子を置いて、薩摩切子で赤ワインを飲んでいたような気がするのだが、良かったのだろうか。以前に出てきた佐久間象山の塾jなんて、殆ど軍事工場状態だったし。近い時代なのに、あんな時代考証で良いのか。
ryo @issengorin
@kankimura 佐久間塾はかなり誇張していると思いますが、斉彬については許容範囲内じゃないでしょうか。薩摩切子は斉彬が生産を奨励したものですし、西洋の文物に強い関心を抱いていた人物ですから、「斉彬ならあのくらいの生活をしても不自然ではない」というレベルの創作だと思います。
x @shibuya4649
@kankimura @issengorin 島津斉彬の思想を鑑みれば、あのレベルの創作は許容されるのではないか、というのは同意です。ただ、個人的にはもう少し前置きか開明さを裏付ける演出が欲しかったですね。若干唐突感がありましたから。
ryo @issengorin
@shibuya4649 会津に尺を取る分、どうしても他の諸藩の説明が足りなくなってしまうところはありますね。ただ、幕末物に関心のある大河視聴者なら、薩摩藩や斉彬についてある程度イメージができている、という前提で描いてもいいのでは。 @kankimura
Kan Kimura @kankimura
個人的には勝海舟はもっと江戸弁で行って欲しかったです。QT @issengorin:薩摩切子は斉彬が生産を奨励したものですし、西洋の文物に強い関心を抱いていた人物ですから、「斉彬ならあのくらいの生活をしても不自然ではない」というレベルの創作だと思います。
ryo @issengorin
@kankimura 生瀬さんの江戸弁は要改善ですね。もともと関西の方ですし、役作りにさほど時間を割けないと思いますので、あまりネイティブな江戸弁は荷が重いという判断があるのかもしれません。

本論1~アジア銃弾発達史

hoshi2011 @Exphysicist
@kankimura 鉄砲の違いには気を使っているようですが、、、
Kan Kimura @kankimura
折角ですから銃弾にも力を注いで欲しいですね。八重「兄さん、これがダムダム弾ね」覚馬「そうじゃこれが当たるとごっそりと肉がそげ落ちるんじゃ」八重「ホント、わくわくするわ!」とか。QT @Exphysicist: 鉄砲の違いには気を使っているようですが、、、
Kan Kimura @kankimura
因みに19世紀後半の銃器の発展は、得てしてライフル絡みの飛距離と命中精度の話ばかりが注目されますが、銃弾の製造技術の発展も大事です(と、1880年に李鴻章が金允植に説教しています)。
Kan Kimura @kankimura
おまけ。兵器闇歴史。維新直後、明治政府からの「天皇」発の書簡の受け取りを朝鮮王朝が拒否して日朝が国交断絶した時の話。仏米からの攻撃に苦しむ朝鮮王朝は、一方で日本から「四斤山砲」を密輸したりする。間をつないだのは恐らく、三井と長州藩。
Kan Kimura @kankimura
自分は20年以上前に修論では、大院君執政期の軍制改革を巡る議論について書いた。で、日朝中三ヶ国の文献に出てくる兵器の名前とその違いが皆目分からず、苦労したのを覚えている。仏朗機砲とか紅威砲とか、韓国の戦争博物館まで見に行ったもんなぁ。
平山国際問題兼蹴球問題研究所 @SNEP_JP
@kankimura 先ほどの大河ドラマの講評で、やけに軍事技術に首突っ込んでいるけれども大丈夫かな?と思いましたが、そんな過去があったのですね。えっと、まだ渡韓するにはヴィザが必要な時代でしたよね?
Kan Kimura @kankimura
と思います。江華島に砲台があるんですけど、見に行ったのが91年ですね。QT @HNTKYJp: 先ほどの大河ドラマの講評で、やけに軍事技術に首突っ込んでいるけれども大丈夫かな?と思いましたが、そんな過去があったのですね。えっと、まだ渡韓するにはヴィザが必要な時代でしたよね?
tomojiro @tomojiro
武器に関しては16世紀より日本から大陸へという歴史があるのだが日本人の研究者は余り興味がなく中国での方が研究が盛んという皮肉な状況 ‏@kankimura 兵器闇歴史。維新直後、明治政府からの…。仏米からの攻撃に苦しむ朝鮮王朝は、一方で日本から「四斤山砲」を密輸したりする。
Kan Kimura @kankimura
鳥銃(火縄銃)の伝播については研究が日本でも韓国でも結構あると認識しています。築城法の朝鮮→日本だけでなく、日本→朝鮮への伝播も研究がありますよ。QT @tomojiro: 武器に関しては16世紀より日本から大陸へという歴史があるのだが日本人の研究者は余り興味がなく
Kan Kimura @kankimura
さて、先の「四斤山砲」の話。これは「朝鮮事務書」(だっけ)に比較的詳しく出てきます。戊辰戦争で使われた旧式国産ライフル砲が、朝鮮に密かに輸入され、超旧式の仏朗機砲などと一緒に江華島で、1871年にアメリカ艦隊を迎え撃った(かもしれない)と思うと、ちょっと面白い。
憑かれた大学隠棲:再稼働リプレイスに一俵 @lm700j
@issengorin @kankimura 仏朗機砲というと忍たまでかなりがっつり解説されてましたが、明らかに大院君執政期というと別物ですなあ。
Kan Kimura @kankimura
なお、1863年から73年に存在した「大院君政権」は所謂「鎖国政策」を堅持したのだけど、同時に西洋の軍事技術に関心を持っていた。蒸気機関を作ってみたり(実用化失敗)や、水雷を開発したりした実績もある。「四斤山砲」の輸入もその一環で、東莱府の大院君直系の訓導が直接交渉に当たった。

余談~韓国翻案版「JIN」について

Kan Kimura @kankimura
因みに韓国の中にはこういう大院君の保守性と開明性の二面性を持っている事をよく知っている人もいる。その表れの一つが韓国語版「JIN」(正確には韓国語翻案)。原作では坂本竜馬になっている主人公の友人は、在野時代の大院君になっている。
しろわに@坐骨神経痛モード @ogopogon
@kankimura あの役は、金玉均になるかと思ってましたが大院君となってたのが少し意外でした
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コメント

gryphon(まとめ用RT多) @gryphonjapan 2013年1月29日
まとめを更新しました。(見出しを挿入)
gryphon(まとめ用RT多) @gryphonjapan 2013年1月29日
余談。私も「なぜ日本には投石器が無かったのだろう?」という問題設定を以前していたのですが、映画「のぼうの城」に登場しているのを見て驚きました。
gryphon(まとめ用RT多) @gryphonjapan 2013年1月29日
ところで、togetterのテーマ分けに「歴史」が無いのは解せない。
Kan Kimura @kankimura 2013年1月29日
素人の酔っ払い発言がまとめられてる(^^;)。なお、兵器の歴史にもちゃんと専門家がおられますので、より詳しいことはそちらにお尋ねください。m(_ _)m
Stella @Stella_NF 2013年1月29日
gryphonjapan 「歴史」は「趣味」のサブカテゴリにあります。
gryphon(まとめ用RT多) @gryphonjapan 2013年1月29日
@Stella_NF なんと。「社会」や「教養」を探したゆえに見つからなかったのですが、まあtogetter当局の判断もそれはそれで間違ってはいない(笑)Stella_NF
gryphon(まとめ用RT多) @gryphonjapan 2013年2月21日
本文の中で一部語られている「韓国のタイムスリップドラマ(JINのリメイクも含む)」についてハンギョレ新聞日本語版の記事があったので参考に。http://japan.hani.co.kr/arti/culture/12352.html
gryphon(まとめ用RT多) @gryphonjapan 2015年3月7日
理由がわからんのですが、なぜかこの『木村幹氏@kankimura(神戸大学院教授)が大河ドラマを材料に「アジア銃弾発達史」語る』が再度読まれて、お気に入りとかもつけられてます。まあ、あまり類例の無いテーマですが…
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