神社の神拝の拍手について

神社の神拝の拍手についてまとめました。
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空空(そらくう) @sorakoo

出雲大社や宇佐神宮は二礼四拍手一礼の拝礼方法だそうだ。平安前期に編纂された儀式書「貞観儀式」には「物を献ずるに、手を拍つこと四段、段別八度、所謂、八開手(やひらで)なり」とあり、八度拍つのを正式とし、伊勢神宮には今も残るそうだ。明治4年、時の政府により全国的に二礼二拍手一礼...

2012-09-21 10:40:42
元札幌市内神社神職 田頭 寛 @h_tagashira

先程、島根県雲南市の某観光施設から私宛てに電話がきて、私が5年前に神社のブログにアップした拝礼作法についての記事を、観光協会のガイドに対して行う研修で資料として使わせて戴きたい、との事で、役に立つならばと思い快諾させて頂きました。 http://t.co/XI1Pw5Ia

2012-12-27 16:27:59
武心インデックス @g369

今話題(ウソ)の拍手問題について。書籍が偶然発掘されたので投稿を開始致したく候。

2013-01-29 15:50:57
武心インデックス @g369

「小笠原流礼法で強くなる日本人の身体」小笠原 清忠 http://t.co/7sjlwd3F まずこの書籍の問題の一文を御紹介致します

2013-01-29 15:54:39
リンク t.co Amazon.co.jp: 小笠原流礼法で強くなる日本人の身体 (青春新書インテリジェンス): 小笠原 清忠: 本 Amazon.co.jp: 小笠原流礼法で強くなる日本人の身体 (青春新書インテリジェンス): 小笠原 清忠: 本
武心インデックス @g369

「神拝のときは心を込めて拝礼を行い、拍手は手を正しく開いて両手の指を真っすぐにそろえて打ちます。手のひらをずらして打つのは人を呼ぶときです。神前ではふさわしくありません」(175p)

2013-01-29 15:55:07
武心インデックス @g369

新 神社祭式行事作法教本 沼部 春友 http://t.co/WoH8wNdR @AmazonJPさんから 対するは私が唯一持っているきちんとした神道の作法書。(一般的な作法書はたくさんあるけど)

2013-01-29 15:56:58
リンク t.co Amazon.co.jp: 新 神社祭式行事作法教本: 沼部 春友, 茂木 貞純: 本 Amazon.co.jp: 新 神社祭式行事作法教本: 沼部 春友, 茂木 貞純: 本
武心インデックス @g369

「◆拍手の作法 【規定】両手を胸の高さに合はせ、右手を少しく引き、左右に開きて打ち合はす。坐礼の場合にありては、置笏し、立礼にありては、懐笏して行ふ。」(93p)

2013-01-29 15:59:00
武心インデックス @g369

これで実は3パターン揃った事になる。①ずらさない(小笠原流に書いてあった) ②右手真っ直ぐ引き図腰ずらす(行事作法教本に書いてあった) ③右手をやや角度をつけてずらす(ほうぼうで見かける。私もこう習った)

2013-01-29 16:02:48
武心インデックス @g369

引く場合は右手を引くが、真っ直ぐ引くべきかやや角度つけてずらすのか。いやそもそも手はずらさないのか? まあどっちでもいいっちゃいいんでしょうなこれはもう。

2013-01-29 16:04:24
武心インデックス @g369

そもそも何故拍手を行うのか?なんてもうわからない。自然の行為と言える。かつて日本では奇人に対する礼でも拍手をしていたという http://t.co/nYS9woxb ウィキペディア「拍手(神道)」

2013-01-29 16:07:57
武心インデックス @g369

当流でも最敬礼の坐礼の際は、未だに拍手を伴った礼法を行なっている。恐らくそれはその邪馬台国の記述にもあるが、神に限らぬ上(かみ=上位者という程の意味)に対する敬意の払い方だったのだろう。ここで肝心なのは動作その物ではなく音だ。

2013-01-29 16:09:37
武心インデックス @g369

忍手(しのびて)で無い限りは、拍手においては音を立てるのが作法である。両指揃えれば音は立ちにくい。荘厳な儀礼儀式で「パス…パス…」では困る。そういう工夫として引いて行うようになったのだろう。人を呼ぶ時と同じというのは些か考え過ぎな気がする

2013-01-29 16:12:25
武心インデックス @g369

真っ直ぐ引かず、ややずらすのは、胸が前後に歪むのを避ける良い方法です。やや右胸下がり、左胸が上がりますが、前後の歪みより姿勢は自然となる。

2013-01-29 16:20:46
武心インデックス @g369

ただ音が立ちにくいという事を除けばそのまま打つのも良いのでしょう。右手引く理由として「右手は体・左手は心を指していて身を一歩引き神を敬う」というのをネットで見かけましたが、まあ後付っぽいですな

2013-01-29 16:23:26
武文研/居合文化研究会@川村景信 @kawamurakeishin

やり方っていくつも方法があるので「正しい」に固執すると真実が見えなくなる。執われを捨てるのが兵法か、執われを行うのが兵法か。 / 双葉山土俵入り https://t.co/DSZozeDz

2013-01-29 18:05:01
リンク YouTube 双葉山土俵入り 双葉山引退相撲にて、横綱双葉山の気品ある土俵入り。露払い:照國、太刀持ち:羽黒山(音声無し)
石部統久 @mototchen

「平成の大相撲と違う明治の相撲の四股踏み」をトゥギャりました。 http://t.co/M5PnYH57

2012-09-21 04:51:58
武心インデックス @g369

「これが正しい!」となればそれは「なるほど」と思うが、「それは間違っている!」となると、「ほほぉ…」となるわけであります。

2013-01-29 18:18:59
武文研/居合文化研究会@川村景信 @kawamurakeishin

さっき土俵入りの映像を引用したが、古武道では胸の前で収めるように柏手を打つのではなく、両手を水平、もしくはやや下がりに体側へと伸ばすように打つ。なかなか映像が見つからないし、現代の武道では弓道か相撲でしか見られない。

2013-01-29 18:24:45
武文研/居合文化研究会@川村景信 @kawamurakeishin

これが「伝統的な」方法なのかは定かではない。が、少なくとも土俵入りで同じような所作を見れることから、雲龍久吉と不知火光右衛門のいた幕末~明治からは存在したと考えて差し支えないと思われる。

2013-01-29 18:27:44
武文研/居合文化研究会@川村景信 @kawamurakeishin

基本型はやや下がりに両手を伸ばすのだが、私は両手を伸ばしたまま柏手を打ち、肩より高く掲げるという相撲に見られるようなものも古式として習っている。その他の古武道では見たことがない。

2013-01-29 18:38:34