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小太刀右京さんによる突発的TRPGマスタリングガイド第二弾

小太刀右京さんがマスタリングする上での重要なポイントをツイートされていたのでまとめました。 序盤でTwitterが応答をなくしていたので追跡は諦めていたのですが、随分と続いていたのですね。 ちなみに第一弾はこちらです。 http://togetter.com/li/445747 続きを読む
ゲーム TRPG 小太刀右京
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前置き
小太刀右京/Ukyou Kodachi @u_kodachi
というわけで好評だったので、ふたたび仕事をしながらマスタリングガイド第二弾、やってみたいと思います。なお、これはあくまで筆者の私見であり、あらゆる状況に適用可能な銀の弾丸ではありません。観察し、分析し、適応してください。ぶっちゃけセッションが面白ければいいのです。
小太刀右京/Ukyou Kodachi @u_kodachi
また、筆者の既存の原稿、他社の様々な原稿、哲学書、マンガ、富野アニメ、もしかしたらあなたのノウハウと一致していることがありますが、先駆者は偉大なものであると尊敬しております。「こんなことみんな知ってるよ」と笑う方は、まあ流してやってください。
本編開始
小太刀右京/Ukyou Kodachi @u_kodachi
というわけで今回のお題のひとつめは、前回結構戴きました、「そうは言ってもプレイヤーが協力的じゃなかったら、ゆっくり喋ってる余裕なんかないよ」というものに対するノウハウです。特にコンベンションの初対面とかだとよく見られる状態ですね。
小太刀右京/Ukyou Kodachi @u_kodachi
確かに、古代にはコンベンションを渡り歩いて、「イヤアGM、そんな導入で僕のPCが依頼を受けられるわけないじゃないか。TRPGというのはね、君、高尚な娯楽なのだからもっとリアリスムというものを持たなければ」などと難癖を付ける嫌なゲーマーがおりました。僕のことです。
小太刀右京/Ukyou Kodachi @u_kodachi
一体何故このような手合いが現われるのかと申しますと、端的に言えばコミュニケーションを欲しているからでありまして、無理難題を言うことによってGMとプレイヤーの注目を集めてかまってもらえるのが嬉しいのであります。そうです。友達がいないとこういうことをするんですね。
小太刀右京/Ukyou Kodachi @u_kodachi
だんだん泣けてきましたが話を続けます。今では自分の周りにも頼もしい友人が――(走馬燈のように加納とか天さんとか三田さんの顔がよぎり)――頼もしい友人がいます。もうさびしくない! ETオウチカエル!
小太刀右京/Ukyou Kodachi @u_kodachi
これを難しく言うと、「セッションリソースを多く占有することをゲームの勝利条件と考えている」と言います。この精神状態にあるプレイヤーは、戦闘でも調査でも見せ場を奪おうとし、GMよりも賢くルールに詳しいことを見せつけ、注目と時間を奪おうとするのです。

小太刀右京/Ukyou Kodachi @u_kodachi
@FAUST_editor_J あの精神状態になるとですね、会話する相手が学校にも家庭にもいないので、コンベンションで暴れて構ってもらえるだけで本当に脳内麻薬が出るんですよ。
太田克史 @FAUST_editor_J
@u_kodachi なるほどー。きっとTwitterでいきなり見ず知らずの他人に凸して暴れてるひともそんな感じの精神状態なんでしょうね……。かわいそう。軽蔑してるけど。
小太刀右京/Ukyou Kodachi @u_kodachi
@FAUST_editor_J 昔それの常習犯でですね……。泣けてきました。

小太刀右京/Ukyou Kodachi @u_kodachi
これを解決する方法としてのルールアプローチとしては、たとえばシーンプレイヤーを提示することであったり、クラス単位の分業(撃破役とか防衛役とか)を進めたりすることであります。もちろん「Your DM is Always Right」であったり、ゴールデンルールもそうですね。
GMの権威をプレイヤーに認めさせる
小太刀右京/Ukyou Kodachi @u_kodachi
つまりルール的には問題のないGMの権威というものを、どのようにしてプレイヤーに、それも初対面のプレイヤーに認めさせるか。これが問われねばなりません。
小太刀右京/Ukyou Kodachi @u_kodachi
一番ベストなのはあなたが神に選ばれてエクスキャリバーを引き抜きアヴァロンの王として人々をしたがわせること、あるいは東亜の大スタアとなって出会った人々誰もがあなたの言うことを是非聞きたい、と思うような名声を得ることですが、これはなかなか困難です。
小太刀右京/Ukyou Kodachi @u_kodachi
とはいえ。人は従いたい、と考える人に従うものであります。つまり、リソースを独占したいと考えるプレイヤーが、その誤った権威を振りかざせないような場を作ること。これが必要なのです。
小太刀右京/Ukyou Kodachi @u_kodachi
具体的には、まず外見であります。国際会議の場でそうであるように、ほとんどの人はまず視覚的印象によってコントロールされます。難しいことではありません。まず鏡を見ましょう。いえ、「あなたの顔がまずい」という非難ではありません。僕の顔よりは整っておりましょう。
小太刀右京/Ukyou Kodachi @u_kodachi
しなければならないことは、髪や髭を整え、きちんとした清潔な衣服を着、必要ならメイクをすることです。恋人と会う前のように、身綺麗にすることです。まず、あなたがきちんとした人物であり、あなたの発言に説得力がある、という外見を持ちましょう。
小太刀右京/Ukyou Kodachi @u_kodachi
そして、姿勢を整え、鏡に向かって言い聞かせましょう。こう唱えてください。大きな声ではっきりと。「私は今日のGMだ。ゲームマスターの裁定はゲームデザイナーよりも正しい。私は公平に、上手にマスタリングできる」三度ほど繰り返すことをおすすめします。
小太刀右京/Ukyou Kodachi @u_kodachi
いえ、迷信ではありません。大事なのは自信です。マインドセットです。これを行なうことで、あなたは少し冷静に事態に対応できるようになるはずです。ちなみに、信じられないかもしれませんがオンラインでもまったく有効です。
柳田真坂樹 @D16
小太刀先生が書かれているマインドセットですが、桜五郎やアブドーラ・ザ・ブッチャーも控え室で使ってた手法ですね。とても有効です。自分もよくやります。
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コメント

¡No me arrepiento de nada! ⋈ noteにプロフィール掲載しました @m_m1941 2013年2月1日
小太刀氏のTLそのものがひとつのセッションになっている。あらかじめ用意したネタを順次投下しつつ、当意即妙な受け答えを交えて微妙に軌道修正し、読み手をどんどん引き込んでいくところもまた、既に良質の教材になっているんだな。
聖夜 @say_ya 2013年2月1日
蛇足かもしれませんが、GMとして見習うべきロールで極めて普遍的且つ予習なしに見習えるのは「クイズ番組の司会者」だと思います。
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