以前、体罰のツイートをしたら「日本のトップアスリートの世界に体罰なんかあるはずがない。バカにするな」みたいなリプが飛んで来ました。あって欲しくない、という気持ちはわかるのですが、「この際、膿を出し切ろう」ろいう気持ちですると後でスッキリするんじゃないでしょうか。
2013-01-30 08:05:22しかし、体罰がダメなら言葉や態度でイジメてやろう、となるのも怖いですね。自分自身のことをいえば、殴られたりするのは案外平気なのですが(いざとなったら殴り返そうと思うし)、陰険な態度に対しては強い怒りを覚えます。パワハラという範疇に収まらないイジメを受けている人は多いのでは。
2013-01-30 08:16:03そう考えると愛知県の体罰問題、「謝罪も終わって、もう済んだことですので」と言ってますが、これで済ませちゃダメでしょう。それを告発した生徒がいるんだから。で、これは愛知だけの問題ではなく、もうすぐ全国での問題になります。そうなると教育委員会ではなく国の対応が注目されます。
2013-01-30 08:26:47すべての生徒が、言葉でなんとかなる(これをAとする)と思うのは幻想。となるとNotA=体に教える=体罰なんて事になる。「話せばわかる」派と「体で教える」派に別れて議論をしたりしますが、そんなに単純化しちゃダメでしょ。Aでもないし、NotAでもない…って森田さんとのトークの話題。
2013-01-30 08:59:29おはようございます。体罰問題、どんどん拡がりそうな気配ですね。RT@nhk_news: 柔道女子トップ選手15人 監督ら告発 http://t.co/DwoCuQ4q #nhk_news でも「膿を出し切る」ということはたぶんできないだろうと思います。
2013-01-30 08:37:15体罰が禁止されたら、子どもたちを追い詰める別のかたちでの心理的恫喝が用いられるだけのような気がします。ブラック企業で自己都合退職に導くために違法ぎりぎりの「いじめ」技術が開発洗練されて、パナソニックのような企業でまでそのノウハウが活用されている時代ですから。
2013-01-30 08:39:35根本の問題は「数値主義」「成果主義」「勝利(金儲け)第一主義」のために人間はどれほど使い捨てにしても構わない。長く使い伸ばしてゆくべき心身の資源を「この四半期」程度の短期間に「先食い」して「結果」を出して、あとは野となれでよいとしているイデオロギーそのものだと思います。
2013-01-30 08:41:57このイデオロギーを僕は「グローバル資本主義」と呼んでいます。子どもたちをそこから利益をもぎとる収奪の対象ではなく、こちらが身銭を切ってその成熟を支援する対象とするためには、「国民国家」という共同体幻想にもうしばらく生き延びてもらうしかないというのが僕の立場です。
2013-01-30 08:46:00個人的には体罰とかに関して思うのは、うまくいく「方法」ばかりを追い求めるからこんな事が起こるのだと思います。色んな形でハウツー精神がこれだけ溢れてるのは気持ちわるいです。
2013-01-30 09:02:37柔道女子日本代表の監督らが暴力やパワハラ行為をしていたとされる問題で、全日本柔道連盟の専務理事が「監督とコーチが事実と認めた」と明かしました。指導陣の交代については「監督は深く反省しており、現時点では考えていない」と述べました。http://t.co/kPrpaAsZ
2013-01-30 13:08:54女子柔道日本代表監督「体罰・パワハラ」五輪出られなくなると選手泣き寝入り http://t.co/E8sWbRXz
2013-01-30 15:24:02Judo: Japan's judo federation says coach used violence at pre-Olympic training camp http://t.co/aVAIm9eO
2013-01-30 17:31:20女子柔道、五輪惨敗の裏に監督らの「暴力」「パワハラ」 それでも全柔連は監督続投の不可解 http://t.co/p3opNI5E
2013-01-30 19:38:07「体罰=体育科」だと思われたらそれはとんでもない話。体罰は体育がどうとかではなく、指導者の指導力や人間性の問題。さらには、家庭や親も含めた教育全般の問題でもあるだろう。教育や指導の場面であれば、いつでもどこでも誰にでも体罰というものは存在し得る。「絶対しない」とは誰も言えない。
2013-01-30 20:33:26これはしていい悪いという話ではなく、いつ誰に起こるかわからない、という話。で、起こってしまった時にどうなるかは、やっぱり殴った方と殴られた方の人間関係の緊密さを抜きには語れないのではないかと思う。
2013-01-30 20:36:08で、殴られて目が覚めるような人間関係だったら殴らなくても目は覚める可能性があるし、殴られても目が冷めないようなら、殴ることは無意味。こう考えると、殴る意味はいずれにしてもなくなる。ダメなのは、多分人間関係の構築が中途半端なままに自分の方を向かせようと焦って殴ること。
2013-01-30 20:40:21ということは、短い期間でスポーツの指導も人間性の教育も何もかもを求めて、勝利という結果を至上のものと評価してしまう社会を変えない限り、根本は変わらない。そこの議論をせず、体罰を法律で禁止しようとしても、ほとんど無意味だと思う。
2013-01-30 20:42:31