丸山天寿先生の「社会で使われているビジネス用語」

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丸山天寿 @tenjumaruyama

さて日曜日のお遊び。この時期になれば、学生諸君の多くは、社会に出る準備が出来ていると思う。彼らのため(今からもっと頑張る人も含めて)に、お題は「社会で使われているビジネス用語」。出典は、ビジネス版・悪魔の辞典 山田秀夫先生著。既に社会に出ている人も参考になるかも知れない→

2013-02-03 07:54:03
丸山天寿 @tenjumaruyama

日曜日のお遊びツイート、ビジネス版・悪魔の辞典の著者名「山田英夫」先生の字を間違えて変換していました。失礼を深くお詫びいたします。真に申し訳ありません。ご指摘を頂いた方、有難う御座いました。

2013-02-03 08:25:46
丸山天寿 @tenjumaruyama

【略歴】=都合の悪い部分を省略した履歴。(私の場合は何も書けない。何度も就職試験に落ちた)。【若干名】=「何名採用するかは面接してみなければ分からない」時に使う慣用句。したがって少数とは限らない。(昔、これを若い人・千名と呼んだつわものの友人がいたが、彼は無事に就職出来た→

2013-02-03 07:56:00
丸山天寿 @tenjumaruyama

【内定】=狐と狸のお約束。(どちらがキツネかタヌキかは場合によって異なる)。【入社式】=一、新入社員のためではなく役員がヒナ檀で威厳を示すために催される儀式(威厳を無くす役員も多い)。二、あらゆる採用トークの嘘がばれ始める最初の日。三、退職へのカウントダウンが始まる日。→

2013-02-03 07:57:54
丸山天寿 @tenjumaruyama

【新入社員】=一、毎年「××型」という烙印を押されるために会社に入ってくる集団。ネーミングに困る年がないのが不思議。二、昼休みは生命保険の営業職員の標的(そして、簡単に落ちてしまう鴨でもある)【同期】一、自分の評価・処遇が正当に行われているかを確認するための準拠集団。→

2013-02-03 08:00:12
丸山天寿 @tenjumaruyama

【同期】二、「スタートから平等ではなかった」事を振り返る時に浮かぶ顔。(覚える暇もないうちにいなくなる者もいる。私の自衛隊入隊時の同期は約百人いたが、三か月後には半分になっていた)。 【配属】=やっぱり平等ではなかったと感じる最初の日。(希望と現実は隔絶していることが多い→

2013-02-03 08:03:39
丸山天寿 @tenjumaruyama

【正社員】―別に正しいことをしているわけではないが、契約も結ばないし、能力をかわれて派遣もされないただの社員の総称。【派遣社員】―働きの悪い正社員を浮き出させてくれる演出家。【上司】―一、自分の提案を横取りするか邪魔をする人。二、酒のつまみとして一番多くオーダーされるもの→

2013-02-03 08:04:57
丸山天寿 @tenjumaruyama

【部長】―「部長職がこなせます」と人材登録会社に登録出来る人。二、よその部署からやって来て、いずこかへ去って行く人。【部長・部部長・部付部長・部長待遇】―急行・通勤急行・区間急行・快速急行…と同じ。目的地に着くまでのスピードに差がある。(各駅に止まらないので顔を知らない→

2013-02-03 08:06:33
丸山天寿 @tenjumaruyama

【辞表】―多くの人が「たたきつけること」を夢見ているが、いざ提出する時はそっと置いて来るもの。二、出すのではなく出させられることも少なくない。【一身上の都合】―「事実を書くと大変なことになるぞ」と同義。(私は辞表を出したことがない。「明日から来るな」と言われたことはある→

2013-02-03 08:07:56
丸山天寿 @tenjumaruyama

新入社員としては、このくらいの言葉は知っておいた方が良いと思う。私も若い頃は組織に随分泣かされた(尤もそれ以上に組織の方が泣いたと思うが)。家庭で頼りなく見える貴方のお父さんは、こんな厳しい社会を乗り越えて来たのである。尊敬しなおそう。これから社会に出る若者よ頑張れ! 了

2013-02-03 08:09:37