第4回気象サイエンスカフェ in九州

『北極・南極の上空30㎞から日本へ 空気のメッセージ』 ■ゲスト:江口菜穂さん(九州大学応用力学研究所 地球環境力学部門 助教) ■案内人:渡司陵太さん(気象予報士・気象キャスター) 日本から遠く離れた北極や南極の空気が、福岡に住むあなたの生活や気候に関わっているかもしれないって、知っていましたか? 続きを読む
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KRY気象予報士 山本昇治 @tenki_KRY

今、福岡に来ています。気象サイエンスカフェin九州:「北極・南極の 上空30㎞から日本へ 空気のメッセージ」 http://t.co/tTGdCP0u に参加するためです。しかも私は会場からツイッターで実況中継もします。興味がある方は@meteocafe を覗いてみて下さいね。

2013-02-02 15:43:11
気象サイエンスカフェ @meteocafe

気象サイエンスカフェ、スタートしました。気象学会事務局長のあいさつ中… #meteocafe

2013-02-02 16:01:51
気象サイエンスカフェ @meteocafe

九州での開催は、第4回目。今回が今までで一番参加者が多い?#meteocafe

2013-02-02 16:02:35
気象サイエンスカフェ @meteocafe

申し遅れました。本日、実況中継を担当いたします、@tenki_KRY です。きょうは、はるばる山口県からやってまいりました。よろしくお願いします!#meteocafe

2013-02-02 16:03:48
気象サイエンスカフェ @meteocafe

進行役の渡司さんのあいさつのあと、本日のスピーカー、江口さん登場。成層圏で起こっている現象と私たちの生活に、どんな関わりがあるかをお話ししていきます。#meteocafe

2013-02-02 16:05:22
気象サイエンスカフェ @meteocafe

本日の話題は…成層圏の循環場と気候~オゾンホール、成層圏突然昇温、人口衛星による地球大気 #meteocafe

2013-02-02 16:17:55
気象サイエンスカフェ @meteocafe

地球の半径6400kmに対し、大気の厚さは10km程度。地球の大気は、非常に薄い皮のよう。#meteocafe

2013-02-02 16:19:22
気象サイエンスカフェ @meteocafe

大気の鉛直構造を解説中…気象の教科書に、よく出てくるアレです。対流圏~成層圏~中間圏~熱圏…ここでクイズ!地球の大気の重さは、1平方センチあたり何kg?#meteocafe

2013-02-02 16:21:24
気象サイエンスカフェ @meteocafe

正解は1平方センチあたり1kg。親指の爪の広さくらいに、これくらいの空気の重さがかかっている。#meteocafe

2013-02-02 16:22:28
気象サイエンスカフェ @meteocafe

私たちは対流圏に住んでいる。上空に上がるほど気温は降下。暖かい空気は上昇して雲ができ、冷たい空気は下に降りる対流が起きているエリア。#meteocafe

2013-02-02 16:23:28
気象サイエンスカフェ @meteocafe

成層圏になると、高度が下の方が冷たく、上の方が暖かい。空気が動きにくく、安定した層。なぜ上に行くほど気温が上がるか、その理由はオゾン層があるため。飛行機(ジェット機)が安定して飛んでいる高度は成層圏!皆さんは成層圏に行ったことはありますか?#meteocafe

2013-02-02 16:25:49
気象サイエンスカフェ @meteocafe

成層圏クイズ!!(なんかクイズが多いなー) 対流圏から成層圏への空気の入り口はどこ?①北極・南極 ②中緯度 ③熱帯 空気が安定した層である成層圏ですが、どこかで空気の流れが起きる所がある… #meteocafe

2013-02-02 16:28:22
気象サイエンスカフェ @meteocafe

世界で最も気温が冷たい所は?(成層圏・対流圏内) ①熱帯対流圏圏内 ②江口家の冷蔵庫 ③ 対流圏極域 #meteocafe

2013-02-02 16:30:00
気象サイエンスカフェ @meteocafe

正解は①熱帯対流圏圏内。熱帯なのに意外! そのカラクリ解説中。マイナス80度くらいになるそうです! 熱帯は地表面は暖かいですが、上の方は冷たい。背の高い積乱雲が卓越し、圏界面が高くなるため。#meteocafe

2013-02-02 16:31:34
気象サイエンスカフェ @meteocafe

氷が入ったグラスに水がつく…気温によって空気中に含むことのできる水蒸気量が決まる(飽和水蒸気量)これを理解したうえで、次の話へ…フブリュワ・ドブソン循環(BD循環)#meteocafe

2013-02-02 16:35:34
気象サイエンスカフェ @meteocafe

成層圏の水蒸気量は、オゾン破壊反応・地球の放射収支に影響。うむむ、ちょっと難しい話に…会場から質問続出中・・・#meteocafe

2013-02-02 16:39:55
気象サイエンスカフェ @meteocafe

成層圏に入る水蒸気の量は季節変化している。冬は乾燥した空気、夏はあたたかい分湿った空気が入りやすい。先ほどのBD循環に沿って、赤道の対流圏界面から入った空気は中緯度上空へ…#meteocafe

2013-02-02 16:42:08
気象サイエンスカフェ @meteocafe

赤道域はずっと夏では??実は北半球が冬の方が空気上昇が強く、乾燥空気が入りやすい。夏になると湿った空気が入り、乾燥空気はさらに上に押し上げられる、そして冬になり、湿った空気が押し上げられる…空気がミルフィーユのように積み重なっていく→テープレコーダーシグナル #meteocafe

2013-02-02 16:45:00
気象サイエンスカフェ @meteocafe

成層圏水蒸気量の経年変化…1985年~2000年にかけて少しずつ上昇。しかし、その後は突然下降、そして上昇へ…という変化。熱帯の対流圏界面の気温と成層圏に入り込む水蒸気の量が密接に関連している。なぜ、こんな変化をしているのか?まだ詳しく分かっていない…#meteocafe

2013-02-02 16:49:21
気象サイエンスカフェ @meteocafe

熱帯域での大気微量成分の直接観測…一般的なラジオゾンデよりも高精度の測器で観測。大気の成分は窒素、酸素、アルゴンで99%以上だが、一方で二酸化炭素、オゾン、水蒸気の微量気体成分が地球の気候に大きく影響を与えている。#meteocafe

2013-02-02 16:53:19
気象サイエンスカフェ @meteocafe

ここまでのまとめ・・・成層圏の空気の起源は、世界で最も冷たい熱帯の対流圏界面領域である。そこでの水蒸気などの微量気体成分の変動を理解することが、気候変動の理解につながる。#meteocafe

2013-02-02 16:54:15
気象サイエンスカフェ @meteocafe

今度は宇宙から空気を測る、人工衛星による地球大気の観測について…ひまわり、いぶき、NASA A-Train(衛星が隊列を組んで飛行している)ひまわりなどの静止軌道衛星と、高度の低い所を飛行する低域軌道衛星がある。#meteocafe

2013-02-02 16:57:36
気象サイエンスカフェ @meteocafe

地球を回る人工衛星って、どのくらいある?#meteocafe

2013-02-02 16:58:26
気象サイエンスカフェ @meteocafe

なんと3万個も!最近はスペースデブリという宇宙ゴミも問題に…その過密した中を低域軌道衛星はぶつからないように飛行中。#meteocafe

2013-02-02 16:59:40