大正メビウスライン小ネタまとめ　その2

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【22メビウスライン/千家編】京一郎「伊織。今日はツインテールの日らしいですよ？」千家「ふうん」京一郎「……」千家「……」京一郎「……」千家「その期待に満ちた目をやめろ」京一郎「……」千家「手に何を持っている」

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【22メビウスライン/ミサキ編】ミサキ「俺の髪の毛縛って楽しいかぁ？」京一郎「でもほら、お風呂じゃいつも縛ってるし折角だし……っと」ミサキ「京も物好きだな。お、縛れたか。どうだ？」京一郎「ん～」ミサキ「ん？」京一郎「毛の量が多くて微妙」ミサキ「禿よりいいだろうがよ！」

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【22メビウスライン/館林編】京一郎「とは言っても、館林様は縛る程髪の毛ありませんし」館林「誤解を生む言い方はやめろ」京一郎「時任さんならできそうですね。きっとお似合いです」時任「あら、ありがとう」京一郎「この紐でもみあげを縛れば……」時任「も……」双子「僕達散歩してきます！！」

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【22メビウスライン/時雨編】時雨「へっへー、似合うだろ？」京一郎「あははっ、時雨は本当に何でもやれちゃうんだね」臣「頭領！　またそのような！」時雨「いいじゃねえかお遊びなんだし」臣「まずツインテールの位置が低い！」京一郎「えっ」臣「縛りも甘い！　やり直しですぞ！」京一郎「えっ」

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【22メビウスライン/真相編】薫「ねえ雄真ー、今日の京一郎なんかいつもより元気？　だね。珍しいな」雄真「忙しくて昨日から煎餅を食べていないらしい。だからかと」馨「鬱憤が溜まっているのか。これだから一般臣民は」薫「買ってくる？」馨「お前が食べたいんだろう？」雄真「ふ。では行くか」

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【節分メビウスライン/ミサキ編】京一郎「この太巻き、本当に口いっぱい」ミサキ「助平な事考えてねえぞ！」京一郎「本当に～？」ミサキ「本当だっ！　風邪ひきやすい季節だから栄養考えたらあれもこれもって……」京一郎「……お茶もう一杯欲しいな。そしたら信じる」ミサキ「たく、この甘えん坊が」

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【節分メビウスライン/館林編】時任「豆の準備ができたわよ、今年も頼むわね」馨「では薫」薫「うん兄様！　……開け根続きの門！」馨「出でよ術式二番八号！」薫「じゃあ八号、このお面被ってね、はい！」京一郎「館林様、随分本格的なんですね……？」館林「……すまない……」薫「行くぞ～！」

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【節分メビウスライン/時雨編】時雨「太巻きで腹ごしらえもしたし……臣！　始めるぞ！」臣「了解しました！　お前達、昨日のくじ引き通り二軍に分かれろ、位置につけ！」時雨「勿論京一郎は俺と一緒の軍な！」京一郎「節分……？」時雨「敵軍の奴に豆を当てて全殺ししたら勝ちだ！」京一郎「全殺し」

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【節分メビウスライン/千家編】京一郎「伊織、夕食ですよ。今日は特別に太巻きを作って貰いました」千家「なんだそれは」京一郎「節分には食べるでしょう？　昔は家族でよく――」千家「……知らんな」京一郎「……、じゃあ今日からちゃんと覚えて下さい。来年も、やりますからね」千家「ふん……」

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【ミサキ編】「……なあ京一郎。太巻きの具は何がいい？」「――っ」「玉子とかは欠かせねえと思うんだがな。ただあんまり具ばっかりに、しても、口に入らねえし――」「ん、ぐ……ッ」「でもまあ、今お前の口の中に入ってるこれよりは、っ、……咥えるの楽だと、思うぜ――」「ぁ……、！」（暗転）

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【千家編】「伊織、これをほどいてください」「昼間人の髪を良い様に弄んだのだ。両手を縛られる位、どうという事なかろう？」「手首に痕が残ります！」「今更だな。明日、それも上手く隠しておけばいい。いつも有る首筋の紅い痕を隠すのと同じ様にな」「っ！　口の減らない……！」「ふふ。さて――」

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【節分メビウスライン/時雨暗転編】時雨「風呂入ってやーっと落ち着いたぜ」京一郎「流石に疲れたね。っ、痛」時雨「鎖骨が豆の所為で赤くなってるな。大丈夫か？」京一郎「避けきれなくて――っ、時雨、ちょっ」時雨「どうせ赤くなるなら、恋人の俺が体中に……な」京一郎「ふ、……！」（暗転）

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【節分メビウスライン/館林暗転編】館林「屋敷を追い出されるとは」京一郎「あれだけ館が豆だらけになれば、大掃除になるのも道理かと」館林「この家も落ち着いていて嫌いではないぞ」京一郎「館林様が我が家でお休みとは申し訳ないです」館林「だが――人目がない」京一郎「……、開、様」（暗転）

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【大正プレチョコライン/ミサキ編】ミサキ「っと、さすがに二月は半地下の野菜室は冷えるな。よし、準備はこんなもんで……、ん？　なんだこの三越の缶。俺ァ入れた覚えは……」ミサキ「……、あ～」ミサキ「あれだな、気が付かないふりしてるのが正解ってやつだな。――へへっ」

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【大正プレチョコライン/館林編】薫「京一郎まだ買ってないの！？」馨「この前話し合ったのに」京一郎「館林様は伯爵だから、安いものなんてと考えてしまって。いっそシャトルリュウズ」薫「駄目ー！」馨「……明日私達は夕方で上がりですから、銀座で待ち合わせですね」京一郎「二人とも……！」

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【大正プレチョコライン/千家編】京一郎「伊織、今日の予定は？」千家「終日三宅坂の本部だな――多分深夜まで帰らん。先に寝ていろ」京一郎「そうですか。……ではそのように」千家「何か用でも？」京一郎「……いいえ、大したことではありませんので」千家「……ふぅん……？」

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【大正プレチョコライン/時雨編】時雨「喜ぶかぁ？」臣「某の見立てですと十分かと」時雨「もっとこう、煎餅とかで――」京一郎「二人とも、こんな縁側で何話してるの？」時雨「うわっ！？　い、いやいや、今後の五本刀のことを、な！」臣「頭領のいう通りですぞ！」京一郎「そ、そうなんだ……」

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【大正チョコウスライン/双子仕事上がり編】馨「そろそろだな。薫、着替えを用意してある。シャツに着替えろ」薫「あー。流石に軍服で百貨店には行けないもんね。……でもあの戦争の中買いに行くの疲れるなぁ」馨「そこは力強い助っ人を御願いした」薫「あっ、時任さん！？」灯子「行くわよ！」

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【大正チョコウスライン/時雨編】京一郎「お邪魔します、……あ、乙若、時雨は――って、どっかいっちゃった……。うーん、昨日から時雨も臣さんもなんだかよそよそしいし、……僕何か悪いことしたのかなあ……」京一郎「……今日は帰ったほうがいいのかな……」

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【大正チョコウスライン/ミサキ編】京一郎「ミサキ、にやにやして何？」ミサキ「いーや、何にも？　とりあえず夕飯出来てるし食えよ。お前の好物だぜ」京一郎「やったあ！　頂きます……って、なんで食べてるとこじろじろ見るんだ、落ち着かないよ！」ミサキ「へいへい、風呂でも沸かしますかねっと」