@YokohamaDaniel さんによる上級ドイツ語講座101回〜
【上級ドイツ語講座150】 Trizonesien = トライゾーン (第二次世界大戦後のドイツにおけるアメリカ、イギリス、フランスによる占領区域。その後、西ドイツとなる。正確にはTrizoneだが、冗談で国名っぽく言うことがしばしば。)
2014-02-24 22:05:34ドイツ語の濁るsと濁らないsは厳密に言えば同じ音素ではないが、特に方言で標準語と逆になったり、めちゃくちゃになったりするので、同一音として扱う人も珍しくない。なので、ドイツ語ネイティブスピーカーにとって前菜、洗剤、繊細、善哉の区別は中々つらいものです。
2014-02-15 17:43:00meilenweit=遥々 Meile=7.5km spannenlang=ちっちゃい Spanne=30cm ellenlang=非常に長い Elle=60cm zollweise=徐々に Zoll=2.5cm scheffelweise=大量に Scheffel=1hl
2014-02-12 19:16:50メートル法導入までに使われて単位が比喩語として生き残ることは多くの言語にある現象。ドイツ語に関して言えば、旧単位を使う場合の方が、感情がこもる。例えばkilometerweitよりmeilenweitの方が遠く聞こえ、その距離の大変さもより鮮明になる。日本語も同じ感覚でしょうか。
2014-02-12 19:15:20【上級ドイツ語講座149】 Haumichblau = なんとか (名前が思い出せない場合にHerr Haumichblau=なんとかさんという風に使う。先輩が新入社員を「Haumichblau 1袋買ってきてくれ」の指示でいじめたりすることから「実体不明な物」の意味合いに)
2014-02-04 18:30:40言語の効率化原理が働き、本来不規則動詞だったものが規則動詞のように活用されるケースもある。例えばbacken=焼くの過去形はbukだったが、現在はbackteと言う人の方が多い。ただ、今でもbukの方が、ちょっと品があるように聞こえる。
2014-01-31 22:34:28ドイツ語の動詞に現在形、過去形、過去分詞のそれぞれで主となる母音(幹母音)が異なるものがある。例えば「響く」ならklingen, klang, geklungenとなっている。音楽にすら聞こえる。
2014-01-31 22:33:42お父さんなりたての人を日本語で新米パパというが、ドイツ語でfrischgebackener Vater、つまり焼きたてパパと言います。コメ食文化とパン食文化の違いですかね^ ^
2014-01-25 20:49:21泣き方様々#ドイツ語 weinen=泣く heulen=おぎゃあと泣く flennen=(泣き虫が)泣く plärren=大げさに泣く schluchzen=すすり泣く nörgeln=グズる quengeln=むずかる schreien=泣き叫ぶ brüllen=全力で泣き叫ぶ
2014-01-11 18:45:09【上級ドイツ語講座148】 Prekariat = 非正規雇用者及び失業者 (Proletariat=労働者階級に似せた形でprekär=危機的/暫定的/不安定、を名詞化した語。伊仏英などの言語にも存在)
2014-01-08 07:27:44若干辛いドイツ語: RT @Buddenbohm: Gleitsichtbrillengewöhnungskopfschmerz.
2014-01-04 23:20:24Gleitsichtsbrillengewöhnungskopfschmerz: 遠近両用メガネに慣れるまでの頭痛(クラクラする感じ)
『広報よこはま』12号が人権特集をして、こんな記事を記載→写真。私の苗字、Gerber、は「皮鞣し屋」という意味であり、つまり私の先祖たちはいわゆる"不浄職業"の一つを営んでいたことから、興味深く読みました。 http://t.co/Y3zmcESwE9
2013-12-30 23:04:22@nobuyamamasu "即時造語"ができる点が面白いですね。verwohnt=家具などの乱暴な扱いで家がダメになっている、という言葉があるが、この間、妹と話した時、 zerwohntを使っていました。初めて聞いた言葉だが、verw.よりもひどいと意味合いがすぐ伝わりました。
2013-12-26 08:48:03前綴りを楽しもう。今日はquatschen=お喋りするの巻。 anq.=声をかける festq.=お喋りで時間を忘れてしまう beq.=説得しようとする verq.=秘密をうっかりばらす reinq.=自分に関係ないことに口を出す nachq.=オウム返しする #ドイツ語
2013-12-26 07:46:22【上級ドイツ語講座147】 Aufstocker = 仕事しながら生活保護を受ける人 (最低限度の生活に必要な基準を満たない収入を、国が手当の形で補う制度の利用者。Aufstocken=継ぎ足すを名詞化した語)
2013-12-06 19:28:40再送:【上級ドイツ語講座146】 Orchideenfach = 珍しい学科 (Orchidee=蘭は手入れが大変な割りに効用が見出しにくいことから、学生人数が少なく、就職であまり役に立たない学科を指す。結晶学、固有名詞学、チベット学といった類。"蘭学"と違うよ^ ^)
2013-11-30 22:11:38移民や(一部の)若者同志で聞くことのある"新ドイツ語"の例。 Hast du U-Bahn?=地下鉄で行く? Machen wir rote Ampel=赤信号で道路を渡ろう Gehst du Arbeit?=仕事に行く?
2013-11-27 19:41:51新しい言葉に加え、既存のドイツ語の意味を変えたり、文法を変えたりすることも頻繁に起こる。特にmachenとhabenは本来持っている意味が拡大解釈されることと前置詞が省かれることが多い(→次ツイート)。
2013-11-27 19:41:09ドイツである程度普及しており、トルコ語とアラビア語から来た外来語。 Yalla=「急げ。行こうよ」 Wallah=「本当だよ」 Lan=「野郎」 Siktir=「消えろ」 新しい外来語を覚えるためのサイトもある: http://t.co/J2qPI0q7Ky
2013-11-27 19:38:40今年の若者流行語大賞に選ばれたトルコ語のBaboに代表されるように、ここ数年トルコ語とアラビア語からの外来語が目立つようになった。いずれもドイツへの移民が多い地域であり、長年メインだった英語とフランス語に新たな外来語のプールが加わることは実に興味深い。
2013-11-27 19:37:32ドイツ語で両親のことをElternと言い、それはalt=古いの比較級älterを名詞化した言葉。元々は複数形しか存在していなかったが、生物学(特に遺伝学)で片方の親をElterで指す習慣が社会学にも広がり、最近は一般用語として聞くことが増えている。
2013-11-25 22:01:29面白いドイツ語をご紹介。 Bäuerchen (乳児が授乳後にするげっぷ。農民はお行儀悪いという偏見からBauer=農民を-chenで縮小形にし、乳児を"農民ちゃん"と呼んだ。転じてげっぷそのものを指すことに)
2013-11-20 19:17:51【上級ドイツ語講座145】 Gutmensch = うるさいほど政治的に正しい用語にこだわる人 (ポリティカル・コレクトネスをナイーブに、うるさほど訴える人を皮肉的に「善い人」と呼ぶ)
2013-11-18 07:28:21美しいドイツ語をご紹介。 Engelslächeln ("天使の笑い"。赤ちゃんが生まれて間も無く見せてくれる微笑み。反射的だと言われているが、それにしてもかわいい^_^)
2013-11-11 08:40:45