広島教採塾さん「今からできる小論文攻略の秘訣」のツイート。

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レトリカ教採学院(教採塾)河野正夫 @kyousaijuku

今日は、「今からできる小論文攻略の秘訣」について、お話ししましょう。来年の夏の教採で小論文(論作文)が受験科目にある人は必読ですよ!!

2012-12-05 21:15:55
レトリカ教採学院(教採塾)河野正夫 @kyousaijuku

教採で合格水準の小論文を書くために、今から準備しておきたいことは3つです。1.まずは教育に関する知識・教養を身に付ける。 2.教育への想いをユニークに語れる切り口を見つける。 3.構成や表現を明解かつインパクトのあるものにするための言葉のキレを身に付ける。

2012-12-05 21:20:36
レトリカ教採学院(教採塾)河野正夫 @kyousaijuku

1.まずは教育に関する知識・教養を身に付ける。このことが最も重要です。教採での小論文は、教育論に関することか、あるいは、状況対応(場面指導)的なものの2種類に大きく分けられます。いずれの形の小論文を書くにしても、教育に関する知識・教養を身に付けておく必要があります。

2012-12-05 21:23:44
レトリカ教採学院(教採塾)河野正夫 @kyousaijuku

毎年、教採の直前に小論文を書く練習をちょこちょこっとやって試験に臨んで不合格になる人がいます。ちょこちょこっとと言うのは、試験前に小論文の対策本を読み、10本か20本の小論文を書いてみることで、小論文の勉強をしたと思い込む勉強法です。これでは合格は望めません。

2012-12-05 21:26:27
レトリカ教採学院(教採塾)河野正夫 @kyousaijuku

たとえ、指導教官などの優れた人に添削をしてもらうとしても、そもそも小論文を書くときに、書き手にその問題に関する深い知識や教養がなければ、その小論文は添削する価値もありません。大学教授が添削しても、表現や立論の指導はできても、書き手を知識や教養で満たしてあげることはできないのです。

2012-12-05 21:29:20
レトリカ教採学院(教採塾)河野正夫 @kyousaijuku

小論文を「受験勉強的」に準備して教採の小論文に臨んでも、採点官を納得させ、共感させ、合格点を勝ち取ることはできません。小論文は、あなたが教採の「受験勉強」をしたかを測る試験ではありません。あなたが教師として、教育者として、ふさわしい想いや教育力を持っているかを測るものです。

2012-12-05 21:37:59
レトリカ教採学院(教採塾)河野正夫 @kyousaijuku

ですから、受験直前に対策本を片手に20本くらい小論文を書いて、指導教官に添削して助言をもらったくらいでは合格できないのです。あなた自身に教育に関する知識や教養がなければどうしようもないからです。小論文とは書き方だけの問題ではありません。あなたが何を想い、何を主張したいかなのです。

2012-12-05 21:40:37
レトリカ教採学院(教採塾)河野正夫 @kyousaijuku

何かを想い、何かを主張するためには、教育学をしっかりと学び、教育時事を理解し、あなた自身の経験の中から、情熱を持って伝えたいこと、子どものために取り組みたいこと、よりよい指導のために実践していきたいことを言葉にしていく必要があります。

2012-12-05 21:44:46
レトリカ教採学院(教採塾)河野正夫 @kyousaijuku

教採のための「受験勉強」だけで、小論文で合格点を勝ち取るのは困難です。いや、はっきり申し上げましょう。受験勉強的なテクニックだけで小論文を書こうとする人には教師になって欲しくありません。何でもかんでも受験勉強で済まそうとする人に教壇に立っていただきたくないのです。

2012-12-05 21:47:06
レトリカ教採学院(教採塾)河野正夫 @kyousaijuku

広島教採塾も確かに教採の受験のための対策講座の一つです。でも、私は受験勉強と受験テクニックだけで教採合格を勝ち取るような指導はしたことがありません。確かにある程度の受験テクニックはあります。それは身に付ければよい。でも、その背後に知識や教養がなければどうしようもありません。

2012-12-05 21:49:04
レトリカ教採学院(教採塾)河野正夫 @kyousaijuku

「ハリボテ」の教採受験だけはしてほしくありません。だから、私は受講生の皆さんには、最善の受験戦略を立案し、ベストな受験技術をご紹介しながらも、同時に、本物の知識と教養を身に付けていただくような指導に心掛けています。「ハリボテ」ではない実力を身に付けて教師になって欲しいからです。

2012-12-05 21:52:46
レトリカ教採学院(教採塾)河野正夫 @kyousaijuku

私はアメリカでも日本でも専任の高校教員、専任の大学教員を務めてきました。普通の人ならそのまま定年まで勤めるのでしょうが、私はその知識や経験をいろいろな場所で活かしたいと思いました。大学教員の学問レベルと、高校教師の実践力の両方を持ちながら、教採講座の指導をしたいと思っています。

2012-12-05 21:57:55
レトリカ教採学院(教採塾)河野正夫 @kyousaijuku

私は受講生のみなさんには、本物の学力、実力で教採に合格していただきたいと思っています。それにふさわしい講座を展開していきたいと思っています。受験技術もたくさん伝授します。でも、同時に豊かな学問的なバックグラウンドも積み上げていっていただきたいのです。そうすれば合格は勝ち取れます。

2012-12-05 22:00:15
レトリカ教採学院(教採塾)河野正夫 @kyousaijuku

話しが少し脇道にそれました。小論文の話しに戻ります。小論文の勉強、今からできることの第1は、しっかりと教育学や教育時事を学び、できるだけの教育経験、指導経験を積んでください。ただ原稿用紙に向かうだけでは、合格水準の小論文は書けません。

2012-12-05 22:01:41
レトリカ教採学院(教採塾)河野正夫 @kyousaijuku

2.教育への想いをユニークに語れる切り口を見つける。 あなたならでの切り口で教育について考える、語るということが、読んで共感してもらえる小論文を書く秘訣です。小論文対策本に書いてあることをちょっとアレンジするだけではダメです。あなたの切り口が必要です。

2012-12-05 22:04:12
レトリカ教採学院(教採塾)河野正夫 @kyousaijuku

小論文の採点官は基本的には教育のプロです。ですから、教育に関する知識はあなた以上に持っています。教育用語の説明や解説はいりません。ありきたりのことを書いても読み手(採点官)を退屈させるだけです。あなたの鋭い切り口で勝負してください。その切り口を見つけるのが小論文対策なのです。

2012-12-05 22:05:55
レトリカ教採学院(教採塾)河野正夫 @kyousaijuku

例えば、「食育は重要」というのは当たり前のことで切り口ではありません。これを「日本の季節感を食育で」とすれば切り口になります。食育についてその重要性を述べるだけでは小論文にはなりません。あなたの提案、主張、取組例などを伝える必要があります。そのためには勉強が必要です。

2012-12-05 22:14:57
レトリカ教採学院(教採塾)河野正夫 @kyousaijuku

単なる受験勉強ではない、勉強が必要なのです。そうすれば切り口が見つかります。食育について小論文を書くのなら、せめて1冊くらいは食育に関する本を読むとか、食育の実践例に触れるとかの必要があるでしょう。それをあらかじめやっておく必要があるのです。

2012-12-05 22:16:33
レトリカ教採学院(教採塾)河野正夫 @kyousaijuku

教採受験生の多くは、例えば、20くらいの小論文課題をただ文章にしてみるだけの練習をしているようですね。そんな文章に価値があるのですか?そんな文章を誰かに添削してもらうだけで、あなたが教師にふさわしい人になれるのですか? 小論文もテキトーに受験勉強しておく科目にすぎないのですか?

2012-12-05 22:19:10
レトリカ教採学院(教採塾)河野正夫 @kyousaijuku

小論文の出題者や採点者は、あなたがテキトーな小論文の受験勉強をしたことを評価するために小論文試験を課していると思いますか?あなたは教師になった時に、子どもたちにあなたが今書こうとしているような文章を書いてほしいのですか?この辺りのことをよく考えていただきたいのです。

2012-12-05 22:20:43
レトリカ教採学院(教採塾)河野正夫 @kyousaijuku

あなたなりの切り口を見つけるためにも、勉強しましょう、チャレンジしましょう、語りあいましょう。きっとできるはずです。やれば、必ず優れた小論文が書けるようになります。小論文の準備とはこんなところから始まります!

2012-12-05 22:24:01
レトリカ教採学院(教採塾)河野正夫 @kyousaijuku

3.構成や表現を明解かつインパクトのあるものにするための言葉のキレを身に付ける。 学んで、経験して、想いがまとまり始めたら、いよいよ言葉探しです。どんなに熱い想いを持っているようでも、それを言葉でカタチにできなければ相手には伝わりません。想いを言葉でカタチにするのが小論文です。

2012-12-05 22:25:28
レトリカ教採学院(教採塾)河野正夫 @kyousaijuku

教採ではいろんな場面であなたの想いを言葉でカタチにします。面接でも模擬授業でも自己アピール書でもそうですね。小論文は、その中の大舞台ということができるかもしれません。想いを言葉でカタチにする集大成の一つが小論文です。だから、キレのある言葉で想いをカタチにできるようになりましょう。

2012-12-05 22:27:54
レトリカ教採学院(教採塾)河野正夫 @kyousaijuku

そうは言っても、これも「言うは易し、行うは難し」です。私の今日のお話を読んでも、「だからどうすれば小論文が上手く書けるようになるの?さっぱり分からない。」と思う人も多くいらっしゃるでしょう。どうすればよいのか? まずは、勉強すること、つまり、本を読むこと、経験を積むことです。

2012-12-05 22:31:33
レトリカ教採学院(教採塾)河野正夫 @kyousaijuku

何百冊の本でなくともOKです。何年・何十年の経験でなくてもOKです。数冊の本でも、数週間・数か月の経験でも構いません。まずは、教育と教育学と指導と本気で向き合ってみることです。手軽なことで言えば、教育に関する良書をどんどん読んでいってください。そうすれば小論文は怖くなくなります。

2012-12-05 22:33:17