「森美術館問題を考える討論集会――問われる表現の自由と責任」昼間たかし氏と渋井哲也氏の実況を中心としたツイート
これから始まります。発言者と演題は宮本節子(ソーシャルワーカー)「芸術表現と人間の尊厳」、森田成也(ポルノ被害と性暴力を考える会)「ポルノ表現と性暴力をめぐって」、前田朗(東京造形大教授)「表現の自由と責任」RT @ogawa0071: こんなものが開催されてるのか⁉
2013-02-05 18:00:38前田「このテーマ、従来いろんな形で議論されてきた。私は立ち会ってこなかったが。非常に感情的な対立になる場合があって、イヤな思いをされたかたも多い。今日は、無理をもうしまして発言者に発言して頂く」
2013-02-05 18:04:16前田「この間、〜考える会に対するあからさまな誹謗中傷が見られる。批判であれば構わない。また、宣伝した途端に、私に対する批判も。私はおもしろがるので、誹謗中傷は一行に構わないのだが。特に慎重にしなくてはならないと思った。ある掲示板では、潰せという書き込みも見たので慎重になっている」
2013-02-05 18:05:41前田「インターネットで書いてもそういう方はいらっしゃらないので慎重になってみた。あと、私今日は風邪を引いているんで、聞き苦しいところはお許し下さい」
2013-02-05 18:06:30前田「私自身は、児童ポルノは棲み分け派だったが法制定の段階から、世界有数の児童ポルノ大国と聞いてから、積極的ではないが、法規制はやむなしと考えた。そのまま、棲み分け派ではあるが、越境してくる場合がしばしば起こる。さらに、暴力が絡む」
2013-02-05 18:08:39前田氏「もともと私個人は、棲み分け派。仲間うちで好きなものを描いているのはいいのではないか、と。しかし、時々積み分けを逸脱することがある。子どもの権利や暴力の問題がある。棲み分けがうまく行かないことがある」
2013-02-05 18:09:42前田「やっぱり、棲み分けはうまく行かない事態が起こってくる。今回の犬シリーズなんか、会田さんは確信犯で越境を乗り越えてくる。犬シリーズを見て、才能のない作家はポルノに走ると思っていた」
2013-02-05 18:09:48前田「私のような棲み分け派の論理は、超えられてしまう。どうしたもんかと思っていた時に、〜考える会の抗議声明の時に、宮本さんの抗議文を拝読して、議論することができればいいなと思った 」
2013-02-05 18:10:54前田氏「会田さんの『犬』シリーズは現代アートでは有名な作品。この問題も棲み分けがうまくいかない問題だろう。私が見た時には、才能がない作家はポルノに走る。しかし、森美術館が大々的に宣伝をし、棲み分けがいかなくなってきた」
2013-02-05 18:11:34前田「で、登録団体しか会場を借りられないので、無防備〜ネットワークが登録団体だったんで、この名前で借りました」
2013-02-05 18:12:34前田氏「私は棲み分け派。公共空間である博物館に、『犬』シリーズのような作品を展示することの是非。しかし、発言者の宮本さんは、『犬』シリーズの評価についても触れる。美術評論家や学芸員もあたったが、今回はそうした立場の人が発言の場に出られない」
2013-02-05 18:14:40前田「学芸員などの発言をあたったんだが、見つからなかったので、そういった発言がないので恐縮です。同僚にも、見ていないので発言できないといわれた」
2013-02-05 18:14:45前田「森美術館の18禁ゾーンは、批判者からは姑息に見えるが春画の展示などで前例がある。しかし、きちんと考えない中でそういうのをやるのは問題」
2013-02-05 18:17:59前田氏「(会田誠展では)18禁ゾーンが作られた。こういうこそくなやり方が問題を示している。ただ、そういうやり方が前例がないわけでない。社会の美意識、性意識、性表現にかかわる問題。時間をかけて討論していくテーマ」
2013-02-05 18:19:31