キレンジャー先生の睡眠薬飲み方講座

睡眠薬の正しい飲み方、効果の出る飲み方について、精神科医キレンジャー先生(@kirenger_radio )がわかりやすく解説してくださいました。
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@kirenger_radio

【キレンジャーの睡眠薬飲み方講座・1】睡眠に問題を抱えている人が「睡眠薬を飲んだのに眠れない!なぜなんだ!」と悩むことはよくあります。しかし実際は睡眠薬は、うまく飲まないと充分な効果を発揮しません。よくある誤解は「適切な睡眠薬はどんな状況で飲んでもちゃんと効くはず」というものです

2013-02-06 12:33:21
@kirenger_radio

【2】この誤解があると、一度睡眠薬を服用してもうまく眠れなかった場合、「この睡眠薬は効かない」あるいは「この量では足りない」ということになり、結果として睡眠薬の量が増えたり、睡眠薬の種類がどんどん変わっていったりします。

2013-02-06 12:33:38
@kirenger_radio

【3】睡眠薬は麻酔薬とは異なります。麻酔薬は患者さんの精神状態に関わらず意識を失わせることが目的です(なので麻酔医の厳重な管理が必要)。睡眠薬には麻酔薬のような強い意識消失作用はありません。その分、単に飲めば効くということでなく、適切に服用することで効果を出してやる必要があります

2013-02-06 12:33:58
@kirenger_radio

【4】この場合の「適切に」ということの一つのポイントは「穏やかな精神状態で服用する」ということです。緊張や興奮している状況で睡眠薬を飲んでも、その効果は限定的です。例えば大きな心配事を抱えている人や、強い怒りを感じている人が睡眠薬を服用しても、眠れないということは充分にありえます

2013-02-06 12:34:36
@kirenger_radio

【5】そこまで極端な状況でなくても、例えば職場や学校から帰宅して、その直後に睡眠薬を飲んで寝ようとしても、なかなか寝付けないことが多いようです。これは仕事や学業という「緊張を伴う作業」に対応していた脳が、帰宅してすぐにはその緊張を解きほぐすことができないことによると考えられます。

2013-02-06 12:34:53
@kirenger_radio

【6】そこで、少し帰りが遅くなっても、帰宅後すぐには睡眠薬を飲まず、何か少しでもリラックスできること(単にぼんやりするだけでもよいですが、人によっては読書や入浴などでもよいでしょう)をして緊張を和らげてから服薬すると、より睡眠薬の効果が出やすいといえます。

2013-02-06 12:35:09
@kirenger_radio

【7】睡眠薬を服用される方は、このあたりの機微を心がけながら飲んでいただくと、よりよい睡眠が得られるかもしれません。【おわり】

2013-02-06 12:35:25
@kirenger_radio

【キレンジャーの睡眠改善講座・1】以前に行った睡眠ツイキャスでもお話ししましたが、睡眠がうまくとれず、睡眠の状況を改善したい場合、まずは「自分の睡眠が一体どうなっているのか」を把握することが重要です。

2013-02-06 19:16:15
@kirenger_radio

【2】「眠れた」「眠れなかった」と一言で言っても、何時に布団に入って何時に起床しているのか、その間実際に眠っているのは何時間くらいなのか、途中で何回くらい目が覚めたのか、など、睡眠にまつわる有益な情報は多岐に渡ります。

2013-02-06 19:16:29
@kirenger_radio

【3】それらを把握しつつ、毎日の睡眠の状況をはっきりと目に見える形で比較するにはどうすればいいか。私は「睡眠日誌」をつけることをお勧めしています。睡眠日誌は、上記の情報をグラフ状に書き込んで一週間程度の単位でまとめる、というものです。

2013-02-06 19:16:47
@kirenger_radio

【4】記録した睡眠日誌は、精神科などにかかっておられる方は主治医に見せて相談してもらってもよいでしょうし、そうでない方も自分の睡眠の状況やそのばらつき具合を確認して、うまくいった日のパターンを出来るだけ繰り返してもらうことにより、睡眠習慣の改善をすることが可能であると思います。

2013-02-06 19:17:05
@kirenger_radio

【5】ご参考に、私がExcelで作成した睡眠日誌の例をあげておきます(本来のExcelの使い方とはほど遠いですが…)。これをプリントアウトして書き込んでもらうもよし、Excelで開いて書き込んでもらうもよしだと思います。

2013-02-06 19:17:24
@kirenger_radio

【6】また、実際の記入例もあげておきます(が、もちろんこの例は非実在のものですので、治療の参考にはなりませんのでご注意ください)。うまく開けない場合は……すみません。【おわり】

2013-02-06 19:17:40
@kirenger_radio

【補足】なお、このような記録が出来るアプリケーションなどもあるようですので、そういったものを活用していただくのもよいかと思います。また「自分がもっといいのを作ったよ!」という方がいらっしゃいましたら、私にも教えていただけるとうれしいです。

2013-02-06 19:26:26
@kirenger_radio

【補足・2】うっかり書き忘れていましたが、睡眠日誌は薄いグレーに塗ってあるところが「寝床に入っているけど目が覚めている時間」濃いグレーに塗ってあるところが「実際に眠っていた時間」です。これによって「眠っている時間」/「床についている時間」=「睡眠の効率」を読み取ることが出来ます。

2013-02-06 20:39:15
@kirenger_radio

睡眠日誌は基本的には「つけるだけ」では睡眠は改善しないと思います。しかし、自分の睡眠状況を把握するだけでも、睡眠の改善には一歩進むとは言えます(レコーディングダイエットのような効果でしょうか)。自分の睡眠状況を意識するだけでも、それなりの結果が出る可能性はある、ということです。

2013-02-06 23:22:28
@kirenger_radio

ただ、より実際的に、日誌を睡眠改善に役立てるには、日誌を材料に主治医と睡眠薬の内容や服用のタイミングなどの改善点を探ったり(自分だけでやっている場合には)うまく眠れた日の睡眠のあり方を何回かトレースして定着させたりして、積極的に睡眠をよくする手段を講じることが必要だと思われます。

2013-02-06 23:22:47

コメント

ささた さひこ スイフトスポーツは気持ちいい車 @kuro_kuroyon 2013年2月7日
「睡眠日誌」、ありがとうございます。早速使って自分の睡眠を記録してみます。
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