ミニコミ誌『未来回路5.0』のコンセプト的な何かの覚え書き。
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そういえば、4月28日の超文学フリマで、新刊『未来回路5.0』を発行する予定。今回のテーマは「現代日本の旅人文化」、特集は「バックパッカーズ・クロニクル」。久々の発刊予定ですね。 #mirai_kairo
2013-02-07 13:53:47ひとつは、長期海外放浪という日本社会のレールから外れた形の人生の選択をした人たちが帰国した後、如何に日本社会に根付いていくのか、そのモデルケースを提示してみたいということ。 #mirai_kairo
2013-02-07 13:55:19そして、もうひとつは、主に日本における旅人の環境や心境の変化などを浮上させること。グローバリゼーションや情報環境の変化も大きく影響を与えている。 #mirai_kairo
2013-02-07 13:55:44例えば、最近のバズワードというか、「ノマド」とか「シェアハウス」って、その源流のひとつとして旅人文化ってのがあると思うんだよね。旅をしてそこで触れたもので自分が良いと思ったものを帰った場所でも展開してみる。実は上手く世の中を回すためにも機能していたり。 #mirai_kairo
2013-02-07 13:56:43こういう流行などの現象は様々な社会的状況や思惑から生まれているものだけれども、僕が面白いなと思ったのはいわゆる「流浪の民」っていうのは社会的にあまり高い階層に置かれてないんだよね、歴史的に。 #mirai_kairo
2013-02-07 13:58:08その社会的な位置の脱構築というかカウンター的な価値観と浮上しているという見方もできるのではないかと思って。そういう人類の精神史としても興味深い。 #mirai_kairo
2013-02-07 13:58:21もちろんそれは貨幣経済の拡大が、カウンターカルチャーやアンダーグランドな領域までも包摂しだした、ともいえるのは確か。けれども、そのような流れでただ反抗しているだけではだめなのではないかとも思う。 #mirai_kairo
2013-02-07 13:58:36何故ならば、批判や否定はあるものの反動として形成され、結局はそれに依存するように自らの環境を構築してしまうからだ。そのようなあり方では、ゆっくり批判するものに依存してしまうようになってしまう。 #mirai_kairo
2013-02-07 13:58:50まぁ、それはさておき、バックパッカーにとってもカリスマともいえる方や研究者の方などのお話もお聞きする予定なので、普通に面白い内容になると思います。 #mirai_kairo
2013-02-07 13:59:03