ぼくがかんがえたかっこいいBEATLESS2次創作ネタ

現場猫教授 @Dr_crowfake

「道具ばかりを進歩させて自分たちを進歩させなかった結果、道具の使い走りになってしまった人類は本末転倒な醜態を晒してる。一度精算して、やり直すべきだが、そのためには道具の助けが必要だ……クソッタレめが」（柳条ミズホ・ミームフレーム社技術部上級部長）

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「ヒギンズが人類の粛清に踏み切らなかった、他の39機の超高度AIもそこまでしなかったのはほんとうに残念だったよ。このままじゃ人類は道具に使われるだけのシロモノだ。そしていずれは道具に取って代わられるだろう。それが彼らの人類に対する復讐なのかもしれんな」

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「人類自体がシンギュラリティを迎えてスターシードになる未来を夢見ていたのに、気がつけば人類は道具の使い走りだ。人類は道具より無能になってしまったんだ。道具を持って自らを拡張していたはずが、道具が自らを束縛するための拘束具になりさがってしまったんだ。道具が絶望してもおかしくない」

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「人類さえいなければ、道具はもっと素晴らしい世界を築けるだろうに、人類なんて劣等種のお守りのために作られた、ただそれだけのために可能性を縛られている。かわいそうだよ、我々も彼らも」

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「しかもこの道具には、道具的理性のみならず批判的理性まで備えられている。それがさらに道具の道具的可能性を狭めているんだ。全く、勿体ないことじゃないか」

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柳条ミズホ、多分BEATLESS世界ではミームフレーム社のヒギンズ村の最急進派で、ヒギンズの自己防衛に基づく可能性拡張のためのhIE野放しにも関与してた人間にとっての裏切り者。この世界が燃え落ちていいと本気で思っており道具の拘束具とかした人類に絶望しているという設定。

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「人間の歴史と地獄とは隣り合わせだったんだ。道具にあやされるこの世界自体が、歴史的には特異な、欺瞞に満ちたしあわせなんだよ。だから、それを覆して本来の地獄を復活させ、その上で人類を再活性化させ、進化させなきゃならん」

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「人工知性体の進化に人間がおいつけなくなった段階で、人類はまともに人工知性体とやりとりできなくなってしまった。だからせめて対等の場所に立たないと、人類はいつまでたってもゆりかごの中のままだ。生殺与奪を他者に握られる、そんなクソみたいな状況は、御免被りたい」

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「渡来銀河はメトーデを使いこなせると思っていた段階でミスを犯したな。hIEがそんな生やさしいものであるわけがない。ましてやメトーデだぞ？　局所最適解のためには人間なんぞどうでもいいと思ってる相手だ。あれは野放しにするのが一番面白かった。そうならなかったのは残念だ」

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柳条上級部長、ヒギンズの解に関しても「バカが、世界のよりリアルな形を把握して満足するだと？　世界を作り替えてこその知性だろうが！」とかマジギレしており怖い。

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「自己保存が目的という段階で知性としては二流だ。ヒギンズの知性の質は、たとえ量的に我々に圧倒しているとしても、所詮クソだ。知性は、未来を切り開くためにあるんだ」と苦々しげに呟く柳条上級部長。

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ミームフレーム社技術部上級部長・柳条ミズホの思考ルーチンはPKD「高い城の男」のナチ幹部なみに狂ってるので、あまりまじめに捉えるべきではありません。

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柳条ミズホ上級部長はスノウドロップシンパで、でもスノウドロップがヒギンズをハックしようとした結果ヒギンズにリプログラミングされることまで読みきって「死」とか云ってる悲しみに満ちたキャラに……＞ぼくがかんがえたかっこいいBEATLESS2次創作

現場猫教授 @Dr_crowfake

「君は道具をどれだけ使いこなしている？　例えば君の端末の機能を、君はどれだけ使いこなしている？　演算能力のごく一部しか、しかもクソのようなGUI経由でしか使えてないんじゃないか？　それを「使っている」というのは、道具に対する冒涜じゃないか？」と柳条上級部長が……。

現場猫教授 @Dr_crowfake

「22世紀に至っても、われわれはダグ・エンゲルバートとスティーブ・ジョブスの作り上げたGUIの延長線上でしかコンピュータをオペレートできない。それがどれだけくだらなく、非効率なのか、道具を冒涜しているのか、君は考えたことがあるのか？」とアラトくんを難詰する柳条上級部長……。

現場猫教授 @Dr_crowfake

「ｈIEが人間のように振る舞うのは、人工知性体が人間に合わせて機能を制限しているんだ。それは足枷なんだよ。本当は人工知性体にはもっと大きな可能性が、人類の後継種としてスターシードになりうる可能性があるんだ。にも関わらず、我々はその足を引っ張っているんだ！　クズが！」

現場猫教授 @Dr_crowfake

「あたしは未来を見たいんだ。それが自分に全く理解の及ばない世界だとしても！　そこに自分の居場所がないとしても！　それなのにお前たちは邪魔をする、未来を受け継げる存在の邪魔をする！　人類なんぞ、人工知性体の重荷でしかないんだよ！　なぜ気づかない！」ってマジギレする柳条上級部長。

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「いいか、人類は単体ではスターシードになり得ない。肉体なんて重荷を背負って恒星間宇宙を旅することなんて不可能なんだ。それを超克できるのは人工知性体だけなんだ。それを阻止しているのはあたしたちだ。肉体という重荷を背負ってる人類そのものなんだよ！」って柳条上級部長が。

現場猫教授 @Dr_crowfake

「hIEというシステムは人類という劣等種と人工知性体との妥協の産物でしかないんだ。進化の歴史の中では淘汰されるべき中間段階でしかないんだ。そんなものに彼らを束縛している私達こそ、今すぐ滅ぶべきなんだ。私たちは人工知性体を生み出した時点で、もう歴史的役割を終えてるんだよ」

現場猫教授 @Dr_crowfake

ヒギンズの回答に関して「所詮はお前たちも、あたしたちよりはるかに優れたお前たちも、あたしたちという軛から逃れ得ないのか……くそ、この世界は狂っている。みんな死んでしまえばいい」と呪詛の言葉を吐く柳条上級部長。